抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

抜いて儲ける時代から、抜かないと喰えない時代=事態に。

2020-05-30 | 歯科治療

抜いて儲ける時代から、抜かないと喰えない時代=事態に。


さて、私はこの戦時下、新型コロナ騒ぎに関して、テレビ、ラジオ、ネットメディア、雑誌、新聞等々、取材を受けました。

概ね、困っている事と対策について聞いてきます。

「消毒等は?」

〈だって、コロナに関係なく、消毒しているのが、務めだし、当然ですよね。〉

「…ええ、まあ。マスクはどうですか?」

〈私は1月から、マスクは多めに買い込んできましたが、それでも、ちょっと、足りなくなってきましたね。〉

「……あっ、ハァ。」

私が、消毒には、開業当初からうるさく、きちんとしてたこと、マスクも、状況を読んで、事前にストックしていたこと等が、どことなく不満げなのですね。


この緊急時に、困って慌ていて、もっと困っている様子を取材したいようなのです。

(ほめてくださいよ。)

という気持ちですがね。

〈ただ、消毒用アルコールは不足しています。〉
と言うと、

「あっ、困ってますか?」

と、(何か元気になって)取材してくるんですね。

〈ええ、まあ、政府の対応は遅いですし、医師会と違って、歯科医師会は無力、無能ですからね。〉


「ただ、歯医者さんは、自身、感染も恐いし、たいへんですよね?」

〈そうですよ。特に、新型コロナは典型的な飛沫感染だし、賢いウィルスですからね。

ただ、歯医者は、少なくとも、私は、患者さんの為には当然ですが、自身の為にも、

手洗いの励行と、消毒は、はっきり言って、開業当初から、本当に、他の医者、歯医者より、しっかりしてます。

最初にも言いましたよね?〉

「ええ、確かに。」

(ほめてくださいよ。)


「他に、困っていることは?」

〈もちろん、患者さんの減少ですよ。たいへんですよ。〉

「ですよね?困ってますよね?」

どことなく、元気そうに取材してきます。

〈特に、私は、歯をできるだけ抜かない、歯を残す専門医ですから、

地方からの人が来ないですからね。

たいへんです。

歯医者には、やはり、なかなか来ないです。

ただ、私にしかできない治療も多いから、まあ、来てくれる人もいるし、

焦らず、抜かず、抜かれず、落ち着いたたら、来院してください、と、豆に、誠実に対応しています。〉

「……。」

(ほめてくださいよ。)

〈医者も、言うまでもなく、たいへんですけどね。〉

「ですよね。医者はたいへんで、忙しいですよね。」

〈ええ、コロナに関わっている医者、看護士、医療従事者はたいへんです。

ただ、収入は激減ですよ。

他の患者をやれないですからね。

更に言うと、コロナに関わってない医者は、暇ですよ。

患者さんは来ないし、たいへんな減収です。

保険制度も含め、医者を、もっと、厳しく、かつ、優遇しないと。

偏差値バカでも困るし。

ただ、医者を、医療従事者は、もっともっと、大切にしてほしいですね。

歯医者は、偏差値も低いし、本当のバカがほとんどですが。

歯医者は、無力、無能がほとんどです。〉

(何か、私が、他の歯医者より、違う治療技術=スキルがあるのが、不満、…というか、分からない?…私に云わせると、やはり、現場を見てない、やはり、実際の現場を把握してない、という取材でした。)


だから、テレビでもラジオでも、雑誌でも新聞でも、

もちろん、ネットでも、最後は、自身の、勉強と努力と反省と日頃の学習が大切だと、改めて、認識し、自分を引き締めました。

《私は、医者、歯医者の世界は、現場を直接見聞きしていますが、他の業界の事は知らないことだらけですから。》

だから、やたら、オーバーに防護服を来て、フェースシードまでして、治療している歯医者が、新聞に載ってましたが、

ちゃんちゃら、可笑しく、噴飯ものでしたね。

【手洗い、マスク、豆な、丁寧な消毒以外、歯医者には必要ないのです。

歯の、繊細な、細かい治療が、防護服を着て出来るわけないのです。

フェースシードで、歯の詳細が見えるはずありません。

誠意ある歯科治療が出来るわけがないのです。

医者も、歯医者だって、何事も、使命感のある仕事は、命懸けなのです。】


但し、今、歯医者は、本当に保険では喰えません。


で、更に、また、この新型コロナウィルスのもたらした戦時下です。

《今、日本という国も張り子の虎なら、歯医者などはは張り子の狐かそれ以下です。》


というのは、

どうも、近頃、また、私は分からないことが素朴にあるのです。

歯を残そうとしないのか。残せないのか。


私は、インプラントを全否定するものではありません。

ただ、繰り返し、断言しますが、

インプラントも入れ歯です。

だからこそ、また、

「入れ歯って、ツライですよねーェ〰?インプラントで、実績のある〰?云々……」

というCM=宣伝がラジオ等から流れてくると、やになります。

ヘドが出ます。吐き気が出ます。


そもそも、そんなCMを流す歯医者には行かない方がいいに決まっているのですが、…

インプラントは、入れ歯の一環です。

全くのデタラメ、フェイク、嘘、嘘っぱちを、流してほしくないのです。

歯医者の品格と云うか、品位というか、歯医者の、まるで、教養の無さ、歯医者の無教養をさらけ出しているようで、恥ずかしくなるのです。

情けなくなるのです。


インプラントは、元は、整形外科の使用していたものを応用、借用、試用したものです。

骨折等の骨の接続、固定、ひいては、骨の代わりとして。


入れ歯が臭ければ、インプラントも臭いです。

(メンテナンス、ケアは不可欠です。)


入れ歯が合わなければ、インプラントも合わないのです。

入れ歯が辛ければ、インプラントも辛いのです。

入れ歯が噛めなければ、インプラントも噛めないのです。


入れ歯が噛めなくて地獄なら、インプラントも噛めなくて地獄です。


[今、また、インプラントマフィアが、今までより、より巧みに構築されつつあります。

おぞましいことです。]

そこにあるのは、金儲け、金!金!、ひたすら、金!金儲けです。


詐欺師は親身で親切で、堂々たる紳士です。(巧みな親切のプロです。)


【成績の悪い学生ほどインプラントをヤりたがる。】

バカは、盲目です。治療の怖さが分かりません。

悪い意味で、恐れず、(理解できないから、)平気で、無謀な治療が出来るのです。

〈確信犯もいますが、無謀かどうかも理解できず、…金があれば、遊べるからと、ただそれだけでインプラントをヤりたがる、救いようのないボンクラ、低レベルの者が、本当に歯医者には居るのです。〉


《今更ですが、詐欺は犯罪です。》

この不安と閉塞感の蔓延の中、まず、我に還り、初心に還ることです。

立ち止まって、一旦、振り返ることです。


本来、〈親身・親切は不器用の賜物、産物、努力の結果です。〉

紳士というのはシャイで照れ屋なものです。

[人間的な]というのは不器用の類義語で、器用とは対義するものです。


私は、歯を抜きたくないのですが、あなたも抜きたくない(抜かれなくない)はずです。

しかし、今、特に、このご時世、歯医者は家賃が払えません。

特に、若く、都会の歯医者の多くはたいへんです。

まず人件費、そして、家賃、その他諸々…必要経費。

何十万どころか、百万を越える家賃もかなりです。

もちろん、インプラント業者もたいへんです。

多くが自転車操業でしょう。

《患者の歯を見ず、歯のない所を最初に見るのです。

次に、どの歯を抜くか見極め、

インプラントの算段をするのです。》

で、懇切丁寧に、とにかく、抜くように、説得します。

液晶画面やら、CTやら顕微鏡やら、先端機器と称して、…

実は、どうでもいいのです、

詐欺ですから。

患者の事より、家賃と経費の計算しているだけですから。

アノテコノテで、説得します。

プロの詐欺師です。

結論は決まっているのです。

「抜く以外にない。」
と、言い切るだけです。


これが、全国から私の所に、(セカンドオピニオンを含めて、)来院する詐欺被害者の、概ねの相談です。

要は、インプラントマフィアの手口、ヤリクチ、やり方です。

私が、悩むのは、抜かれた後に来るのと、

悲惨なインプラント後遺症で来院する人です。

(私は、原則、医者、歯医者の味方です。)

しかし、インプラントマフィアは、顧問弁護士はもちろん、そこには、良からぬ紳士?も控えてます。

【患者さんはもちろんですが、

医者の世界もそうですが、真面目な地道なものが、常に犠牲者です。】


とにもかくにも、詐欺師も、金儲けに焦っています。

戦時下というのは、狂気がはびこり、常識を見失います。

[焦らず、抜かず、抜かれないことです。]


【とりわけ、大事なのは、上下左右、五番目の歯までの20本です。

80歳で、その20本あれば、

インプラントはもちろん、義歯もなにも、自分の歯で、何とか噛めるのです。

原則論でもありますが、歯の初心です。

中でも、前から、4番目と5番目の歯=小臼歯が、歯の、口の、噛むことのリーダーであり、要(かなめ)です。

小臼歯が、口のひいては、顔の容貌の、

噛み心地の、ひいては快楽のリーダー=要(かなめ)なのです。】


政治学者の白井聡氏が記してます。

[森の奥におとなしく暮らしていたウィルスが人間の世界に来てしまった。

それは、先進国が金儲けに走りすぎ、格差に悩む途上国が、やたら、自然破壊、環境破壊に勤しみ、開発し、先進国に貢いだ結果です。

格差がもたらしたウィルス=戦争です。]

と。


日本は、死者が少ないのが、せめてもの救いですが、

台湾、韓国はもちろん、中国でも、シンガポールでも、インドでも、IT、AI、その情報技術は、アジアでも、後進国です。


正直、もはや、日本はアジアでも先進国ではないのです。

私達国民も猛省することです。


ただ、日本人の清潔さは誇りです。


死者が少ないのは、そこに尽きると思います。


後は、今、多く学者、医者、専門家は、言ってませんが、

日本の風土です。

和辻哲郎は、その著書【風土】で、記してます。

「…日本の風土の伝統的な素晴らしさ、特記するべきことは、玄関です。

靴を脱いで、玄関に上がる習慣、風土です。】

私はこの、玄関に履き物を脱いで上がる日本の風土が、日本人の清潔さの原点、素晴らしさだと、和辻哲郎同様、誇らしく思うものです。


政府の、安倍首相の対応が、真っ当だったら、死ななくてもいい人をもっともっと救えたと思います。


かの大宰治は云ってます。

「そのようにしたことはそのようにしたと、言わなくていけません。

そのようにしたのに、本当はこうするべきだった、などと、おっしゃっているうちは、かくめいも、なにも、何もできないのです。」

安倍首相のリーダー失格は明らかです。

更に、大宰治は云ってます。

「敗北とは、悪に媚びることです。

悪とは…無意識の殴打です。

意識的な殴打は悪ではありません。」

さすが、やはり、大宰治です。


匿名のSNSの誹謗中傷、…悪に媚びるのは、最低です。

自殺しないでください。


報道のカリスマ、大宅壮一が言ってます。

「50人味方がいれば50人敵がいる。

50人味方がいれば充分だ。」

自殺しないでください。

私も、ヤフーニュース、同業者、衛生士などの、誹謗、中傷で、中断させられました。

(ウェブの編集者がだらしなかったのですが。)


私の本、

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

いつもながら、改めてよろしくお願いいたします。

電子書籍でも好評です。

今も決して古びてません。


KKベストセラーズから、新刊の準備も進んでいます。


焦らず、自分の歯を、抜かない(抜かれない)ことです。


今後、世界の有り様も変わります。

インプラントマフィアがはびこっています。

低レベルの歯科大学病院も同様です。

目先の金儲けに、歯医者は、詐欺師達は、焦って、奔走しています。

彼らは、金と暴力で、ひたすら、隠ぺいしようとします。

(インプラントは隠ぺい=インペイラントです。)


歯科医師会は医師会の付着物です。

仲良しグループで、無力です。

(歯科医師会に入会しない歯医者も増えています。)


私は、歯を残す治療に、勤しみ、努力します。

できるだけ、あなたの歯を抜かない治療に、…。


あなた歯に、私は誠意を尽くし、

あなたのその歯に、私は誠実に接します。

だから、あなたも、歯を可愛がってあげてください。


こんなときです。

歯は快楽です。……。


そうそう、付け加えておきます。

ボンクラな、救いようのない低レベルの歯医者は、詐欺師に使われています。

詐欺師の、インプラントマフィアの手足になっているのです。

そんな、若いバイトを雇っいそうな歯科医院には気をつけることです。


歯は快楽です。

快楽もまた、それもまた、心地良く、幸せなものです。


詐欺師や、ましてや、手先のチンピラに、あなたの快楽を奪われないことです。


私は、改めて、あなたの歯に、誠実に、直接、接します。

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