抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

自分のその歯・あなたのその歯を希望の灯(ともしび)に。

2020-10-31 | 歯科治療

よく、俗に、「職業が性格を作る。」

と、言われます。

あいつは、役人らしい、とか、政治家らしい、とか、

いかにも、商社マンっぽい、営業マンらしい、とか、

スポーツマンだ、芸能人だ、音楽家だ、

教授だ、先生らしい、…芸術家だ、作家だ、いかにも文化人だ、

学者らしいとか、エトセトラ、云々、等々。


男らしい、女っぽい……。


エッ?……男、女は、職業じゃないだろう。

と、云うかもしれません。

否、ある種、職業です。


同性愛者も、トランスジェンダーも、バイセクシュアルも、また、

私は、ある種、職業だと思うものです。


[職業に貴賤はない]と、

リンカーンは、言いました。

その通り、職業に貴賤はないと思います。


好き嫌いはともかく、ゲイでもレスビアンでも、貴賤はありません


私は、同性愛者は好きではありません。

(やはり、女の人、女性がいいです。)


その手の本も読まないし、テレビも映画も見ません。


しかし、同性愛者には、才能がある人が多いのは事実です。

小説家でも、デザイナーでも、作曲家でも、俳優でも、ミュージシャンでも、…学者でも、また、私が敬愛する、医師で、哲学者のフーコーも同性愛者です。


同性愛者には、天才的な人が目白押しです。


職業には、貴賤はありませんが、


医者も、歯医者も、また、らしさは、当然あります。


私は、ただ、多くの歯医者が、歯医者らしい、さもしさ、らしさは、必死に、そのさもしさ、らしさは忌避しているものです。


軽蔑しています。

「歯でも死にます。」

と騙し、煽る歯医者に対して、…


私は、正しく、断言しています。

【歯の病気では死にません。

だからこそ、私は、歯を生かしたい(活かしたい)

自分の歯を大切にしたい。】


あなたの、その歯を大切にしたい。

大切にしてもらいたい。


あなたにも、そうしてもらいたい。

あなたも、その歯、自分の歯を、大切にしてもらいたいのです。


虫歯でも歯周病でも、死にませんよ。


それを、歯でも死にます。

とりわけ、歯周病は、死に直結します。

と、煽る、喧伝する。

これ、とにかく、そうして、まずは歯医者に来させて、ことに、(およそ、役に立たない)多くの衛生士を働かせる為と、喰わせる為、…

と、もちろん、自分の利益です。


【もちろん、歯の定期的な検査とクリーニングは、大切、必要です。】


(定期的というのは、せいぜい、年2~3回です。

それを、無意味に、毎月やるバカな歯医者がたくさんいます。

呼ばれるままに、通う患者さんも、愚かです。)


定期健診の大切なことは、

歯周病でも死ぬ云々と、脅し透かし(オドシスカシ)て、来させる、呼ぶ為ではありません。


[私は、あえて、強調したいのです。

今、この酷い閉塞感の中、

死ぬ云々より、生きるということを、強調して、患者さんに来てもらいたい。]


このうっとうしい閉塞感は、コロナ禍のせいだけではありません。

リーマンショックがあった2008年(平成20年)前後からだと思います。


日本は(世界もですが)不況が蔓延しだし、平成不況が増大し不景気から、ますます脱却できなくなりました。


で、安部首相が、なりに、頑張ったのですが、

道を間違え、格差ばかりが拡大し、…

トランプ大頭領にかしずき、トランプ大頭領の言われるままに、日本を、より沈没させ、日本中を、国民を、ますます閉塞状況に追い込みました。


《起死回生、東京オリンピックで、国民を騙そう。

と画策してた矢先に、

このコロナ禍です。

コロナ地獄です。》


ただ、思惑通り、東京オリンピックが、盛大に開催されても、

オリンピック後は、日本は沈没に近い、不況と、閉塞感が、やがて、やってくるのは、時間の問題でした。


歯医者は、本当にさもしくなりました。

《この不況の中、歯を治していたら、金にならないのです。

とりわけ、歯を残していたら、儲からないのです。》


インプラント治療は、今、ある程度、かなりの部分で、ステレオタイプ化されています。


型通りの治療、手術で、進めていけば、手術そのものは、パターン化、定式化されています。

(当然、日々の、勉強、学習、修練は、必要不可欠です。)


が、パターン化された分、勉強もできない、手も頭も動かない頭の悪い奴も、インプラントをするようになったのです。

弊害は増えるばかりです。

で、インプラントは、金になりますからね。


【しかし、私の専門の、歯を残す治療には、決まったパターンがないのです。】


歯は臓器です。人さまざまです。

治療方も、個々さまざまです。


もちろん、インプラント治療も、人さまざまですが、

インプラントは、まずは、とにかく、歯を抜きます。


抜いて、骨だけにすることです。

(抜いてさら地にします。)


上手く抜けば、さら地にすれば、…と、それは、明確です。

(歯を、上手く抜けない奴は論外です。)


人間には、異物に対しては、排除しようという生理があります。

で、排除できないと分かると、それを取り込もうとするのです。


インプラントは、取り込もうという生理を利用するものです。


インプラントは、チタン合金です。

チタンは骨の成文でもあるので、そういう意味では、安全です。


インプラントで、死ぬことはありません。

あとは、要は、術者の腕=技術(スキル)にあります。

しかして、また、術式がパターン化された分、(死に直結しない分、)

金になる、儲かる分、ボンクラな、バカな奴が、(バカな奴こそ、

が、インプラント治療に参入してきました。


《バカは、バカほど、金になれば、何でもヤりたがるの常です。》


インプラントは、自費診療です。

保険の枷がなく、儲かります。


制度にも問題はありますが、歯を残す治療の、10倍、20倍はもちろん、やりようによっては、100倍近くの治療費が入ります。


節操もない、目先しか見ない、見えない、ボンクラが、…使命感のないものが、インプラントに参入してきたので、困りものです。

(犠牲者は、患者と、真面目な歯医者です。)


経済学者の暉峻淑子氏は、常々、繰り返し、云い続けています。

「……あなたひとり、金持ちになって、貧しい人を横目に見て、本当に豊かですか?

心安らか、豊かですか?……」

と。


歴然と、自殺者・自殺が増えています。

そんな中、

医者の努め(務め)は、

使命は、

【如何なる状態の患者でも生かすことだ。】と銘打ち、

患者を生かすことに、ひたすら邁進し、その為には、

ぶれず、揺るがず、譲らず、その姿勢を貫いた人がいました。


その医師は、あらゆる批判に対し、

「死は希望だ」と応えて、


瀕死の状態でも、如何なる状態でも、

患者を、より長く生かす治療を模索し、実行しました。

(詭弁だと、批判され続けました。)


「死は、希望だ。」

という

この医師の言を、私は、当初から感銘し、

今また、同意を強く思うものです。


安楽死を認めないこの医者も、

(私は、インプラントを全否定するものではありません。)


私のインプラント批判も、解決はあるません。


しかし、保守の鏡と云われている、

かの福田恆存氏が、記しています。

〈……結論を急ぐから、混乱するのです。

大切なことは、問題に、自らが、それぞれに、自分なりに、真摯に対し、向き合うことなのです。…〉


隠ぺいと身びいきの安倍政権、今の菅政権も、全く、健全でない、腐った政権だと分かります。

健全な保守の台頭を挑みます。臨みます。望みます。


今、日本の報道の自由度は、世界でも70位ぐらい、韓国、台湾より下位です。

話になりません。


昭和時代は悪くても、20位内でした。


野党のバカさ加減はもちろん、安倍政権が長すぎました。

この閉塞感、息苦しさは、不況とコロナ禍ばかりではないのです。


〰➰、水槽は、魚が居なくなると役に立たなくなるように、

歯が住んでいるのは歯槽という骨です。


歯がなくなれば、歯槽もやがて、傷み衰退します。

歯槽が反応するのは、歯の膜=歯根膜(しこんまく)に対してです

歯は、骨に着いてるのではなく、歯根膜という強硬な強靭な膜=繊維と結合しています。


膜はクッションであり、感覚器です。

インプラントには、膜(まく)=クッションはありません。

噛み心地はよくありません。


インプラントも、当然入れ歯です。

上半分は口の中=外部にさらされているので、もちろん、感染します。


しかも、異物です。

骨に癒着したもの、骨を騙しているものです。


もちろん、人間の生理に、生きよう、生かそうという生理、本能に従ったものですが、

そこには、同時に、異物を排除しようという生理とも葛藤、せめぎあってもいるのです。

体の中にあれば、吸収してやがて自然に消失していくかもしれませんが、

歯も、また癒着しますが、歯は、膜がなくなれば、排除されます。


インプラントは、もちろん、排除され、揺れてきたり、抜けてきては困りますが、


癒着している分、骨、関節への害もあるわけです。

かつ、異物です。


その排除と取り込みのせめぎあいからの副作用もあるのです。

【顎骨、関節への害からの副作用です。】


何しろ、

《インプラントは、歯を抜いて、健康な骨に穴を開けて打ち込むのです。》


〈健康に戻そうという生理を利用するものですが、

同時に、そこには、自分と違うものは拒否しようとする、免疫もまた、強く、常に働いているのです。〉


それが、死なないまでも、日々の生活を悩ますことになる、

年と共に、苦しむことになる、インプラント後遺症になるのです。


死なない限り、隠ぺいします。

証明できない限り、隠ぺいします。

(そこに、そこには、あなたの口の中には、インプラントという証拠があるのにね。)


インプラントがインペイラントと化します。


「力は正義だ。真の力は恐怖だ。」

と、平然と言ってのける人が、アメリカの大頭領になっています。

この人は、サイコパスか、発達障害か、病気ですね。


嘘をつくことに、全くの罪悪感を持たない、邪悪な人です。

究極の弱者=臆病者です。


[天才ニーチェが、ある意味、誤解されるところです。

ヒトラーも誤解しました。


ニーチェは、力への意志で、記したことは、

【同情するな!同情するとそいつから殺されるぞ。

弱い人間は、誠実ではあり得ない。】

です。


同情は、誠実とイコールではない、と、警告したのです。]


それを、全く理解できない、

無能な狂人のような人が、

「真の力は恐怖だ」

と言って、大頭領になっているのです。

で、それにかしずいていたのが、安倍首相の日本でした。


確かに、(もちろん、凡人の私も、)…変な言い様ですが、恐怖は怖いです。


死にたくないです。


根性だ、精神だ、心だ!などと、

人間、肉体をバカにしてはいけません。


私の本、

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

【歯医者のホントの話・KKベストセラーズ】

よろしくお願いいたします。


改めてですが、保守の鏡、

福田恆存氏の言、

「結論などと、急ぐから、混乱するのです。

大切なことは、問題に、自分なりに、真剣に、向き合い、考えることです。

安易に、解決を求めないことです。」


考えたくない、解決を急ぎたいなら、

独裁者を望めばいい。


責任もなく、悩まなくてすむかもしれませんが、

そこには、自由も喜びもありません。


夏目漱石が、言っています。

「人間は、自由だから悩むのです。」

と。


あなたのその歯は、あなたを待っています。

今も、今後もこれからも。


初心不可忘。

【歯科の初心は、歯を残すことです。


そこからが、(抜くことも含めて)

歯の治療なのです。】


歯医者も医者の端くれなら、

健康に、金儲けが先行しては、

金儲けを先行させては、断じていけないのです。


初心に還ることです。

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