歯医者は、
【宝の持ち腐れ】。
今や、もはや、先端機器でも何でもないものを、先端機器と称して、患者を騙し、言いくるめ、法外な治療費を請求する。
歯医者が過剰で、医者に比べて、経済的に厳しいのは、事実です。
しかし、歯医者の過剰さが連鎖して、金の亡者になっている歯医者が、まさに、過剰になりました。
まともな、真っ当な歯医者が、激減しています。
とにかく、歯医者は、偏差値が低く、教養がなく、常識も見識もない。
それでいて、先生と呼ばれるから、外面(そとづら)は、繕う。
しかし、歯医者の、その実態は、卑屈だ。
正直、私も、医者に対して、劣等感・コンプレックスはあり、コンプレックスの塊です。
しかし、私は、断じて、卑屈ではありません。
私には、プライド・矜持があります。
コンプレックスと卑屈は、似て非なるものです。
【私のコンプレックスは、歯を残す治療の、使命感の源泉になっているのです。】
哲学の中で、最大の思想書と言われている、
ハイデガーの【存在と時間】
に、「人間は、いつ死ぬか分からない不安から、自分を気遣うのだ。」
と、あります。
気遣いの、根源は、死への不安。…
人生観の原点とも、原典すらとも、思い、ドキリと、私は、衝撃を受けました。
で、ハイデガーは続けます。
「死を忘れる為に、人間はしゃべるのだ。
=空談(どうでもいいおしゃべり)するのだ。と。
私も、恐れと不安を抱き、しゃべります。
私は、歯をできるだけ【抜かない治療をする】のです。
[治療]です。抜かない[治療をする]のです。
【何もしない】のでは、ありません。
治療をするのです。
と、私が、改めて、強調するのは、
《抜かないと称して、治療も、何もせず、
予防と称して、法外な、料金を請求するヤブ医者、詐欺まがいな、新たな歯医者が、増殖しているので。
ウジ虫のように、新手の詐欺をする歯医者が、湧き出ています。》
詐欺師は、まあ、次々と、悪知恵を働かせるものです。
ーある意味、感心してしまいます。(笑い)
全国から、(相談を含めて、)私の所に、多くの人が駆け込んで来ます。
電話では、どうしようもないのですが、てんてこ舞いになることもあります。
できるだけ、誠意を持って、精一杯、対応していますが。
また、次々と新手の、詐欺を考えるものです。
参ります。困ったものです。
ホトホト、疲れます。
「プロフェッショナルだけでなく、生きていくうえで、最も、大切な事だと思うのですが、
真のプロフェッショナルとは、…
プロが、生きていくうえで、最も大切で、常に、胆に銘じておくことは、
(かの天才アインシュタインも云ってます。)
{プロセスを大事にすれば、結果は自ずとついてくる。}
に尽きるのです。」
優れたプロの仕事、業績、言動、偉業の結果は、すべからく、古今東西、…プロセス重視であり、断じて、結果オーライ等ではない、ということです。
厳しい現実を突き付けます。
今、歯医者が多いというのは、歯を抜く(抜かれる)患者が多いという、現実、事実、…事象に他ならないのです。
器用・不器用と、治療の巧拙(上手い・下手)は、無関係です。
もっと、もっと帰納的に。
より具体的に、もっと身近に、考えましょう。
[抜かないとガンになるとか…、今度は、虫歯でもガンになるですか…でたらめなことはもちろんですが、
歯医者も医者の端くれ、患者さんの不安を煽るのは、やめましょう。
医師は、常に、患者に寄り添う精神科医でもあるのです。
歯医者も、そうあるべきで、いくら、医者の半分以下の年収でも、患者が少なくても、…
歯医者も、医の原点、足下を見直し、見つめ、医者としての矜持、使命感を持たなければいけません。]
コンビニより多い歯科医院、歯医者の過剰……しかし、そこにいるのは、ただ、そこに居るのは、医者でない、医者の端くれすらない、名ばかりの歯医者と、称している輩が、概ね、ほとんどです。
医者の端くれの歯医者は、10人ひとり居るか居ないか?
医者でもある歯医者は、皆無です。
〈目的に向かって走るのが、人間の速度なら、
使命に向かって走るのが、人間の魂だ。〉
私は、医者でもありたい、と、走り続けます。
繰り返します。しつこく、繰り返し断言しますが、
【私は、抜かない、削らないを、基本理念にしていますが、
何もしない、のではありません。】
というのは、小峰一雄氏という、埼玉の歯科医師が、
(正直、私の真似をして、)実名で、
歯を削るなという、警告を発していますが、
この小峰歯科からの被害者?犠牲となり、歯を腐らせ、臭くなり、私の所に駆け込んでくる患者さんが増え続けています。
抜かない、削らないの、小峰先生の基本姿勢は、歯科の初心だし、
私も、大賛成、指示します。
正直、歯を抜きまくる、削りまくる歯医者が多い昨今、強い味方がいたと、心強く、嬉しく思いました。
(謙遜しないで、また繰り返しますが、
現役の歯医者で、歯を抜かない、削らない治療を、標榜したのは、私が草分け、最初です。)
しかし、困ったことに、小峰先生は、
《糖質制限を指示し、見える虫歯を、クスリ?かなにかで、溶かし、治療?して、後は、定期検診?…と、放置しとくのです。》
削ると虫歯菌が、身体中を巡り、全身に回り、最悪、ガンになる?とか、言って…。
これ困るんです。私の所に来た時は、逆に、歯が溶けて、虫歯が進行していて、臭く、腐っていて。
で、近くの歯医者や、大学病院に行ったら、
「手遅れです。抜きましょう。」
と言われ、
中には抜かれて、私の所に来る人もいるし、
抜きたくない、と、駆け込む人もいます。
(本当に、泣きそうになってくる患者さんもいます。)
第一、臭くて、口臭もあり、食事も不味いのです。
これでは、それこそ、バイ菌が、身体中を巡り、ガン?になりますよ。
また、小峰先生が警告してるところの虫歯菌は、歯の表面に付いていて、(小峰先生も言っている通り、)
唾液、うがい、歯ブラシで、ある程度は、予防はできますが、
歯の神経、歯肉の下に潜り込んでいく、歯を、骨を腐らすバイ菌は、どうするのですか?
長い人生、慢性病、生活習慣病は、虫歯より、歯周病です。
糖質制限をしたって、虫歯はもちろん、歯周病には無意味です。
(たとえ、糖尿病でも、やたら、糖質制限をすると、ガンを誘発する、というのは、今や、世界の医学常識です。)
小峰先生が、虫歯でもガンになると、実名で、発表しているのは、{アサヒ芸能}です。
私も好きで、時々買いますが、ヌードと風俗中心の、通常、私も含めて、スケベな男しか読まない週刊誌です。(笑い)
徳間書店が出しているもので、スケベだからといって、でたらめな情報を羅列し、流している週刊誌ではありません。
しかし、なんというか、興味のない記事は少し、適当に読み流す読者が多いだろうし、
いい意味で、男の性欲をそそる週刊誌です。
昔から、{アサ芸}と、いって、スケベな男が読んでました。
私もその仲間です。(笑い)
しかし、私に言わせれば、{アサヒ芸能}=アサ芸だからこそ、
「虫歯でも死ぬ、ガンになる。」などと、煽ってほしくないのです。
第一、それこそ、全くのでたらめ、嘘そのものです。
「歯を大事にするのはいいが、虫歯でガンになるわけがねえだろう!」と、{アサ芸}なら、言ってほしいです。
第一、「虫歯で、ガンになることはありません。」というのが、真実ですし。
逆に、
《虫歯でガンになるのだったら、生きて、食べてたら、誰でも、万人がガンになるのです。》
やたら、歯を抜くのも困りものですが、糖質制限を指示し、医学的にガンのリスクを高めるというのは、ある意味、犯罪です。
歯医者も、医者の端くれ、恥ずかしいです。恥さらしです。
だから、歯医者は、ますます、バカにされ、軽くあしらわれ、歯医者は医者でない、と言われるのです。
とにかく、小峰先生のように、何の治療もせず、歯が臭くなり、歯が腐り、糖質もなにも、食事も不味くなり、
口も臭くなり、
そのうち、歯が揺れだして、噛みにくくなり、…気持ち悪くなり、
あげく、(もちろん、痛みも繰り返し)……。
で、「抜きましょう!」と、大学病院も含め、
義歯だ、ブリッチだ、金属だ、セラミックだ、入れ歯だ、インプラントだ、云々……エトセトラ…エトセトラ。
で、私の所に駆け込んでくる人が増えました。
困ったものです。
で、先端機器?と云われ、それでも、抜きましょうと、騙されて、言いくるめられて、
診断だけで、10万円以上。
歯を抜かないのなら、1本で、また、最低で10万円以上。
インプラントなら、最低で、1本40万円以上。
《保険なら、そのままにしておくか、抜くだけです。》
と。
治療はギャンブルではありません。
ことに、臨床は。
学者なら、ギャンブルもあるでしょう。
失敗して、やり直そうとしたら、偶然、新しい発見があったというのは、よく聞く話です。
しかし、人間相手に、ギャンブルはできません。
思い切りも必要な時もあるでしょうが、生命=命に対しては、敬虔に接しなければいけません。
尤も、人間、確実に死ぬからこそ、動物でも、植物でも、何でも、生きているものには、謙虚に、敬虔な心で、心して、かまえ、接し、時には、挑まなければなりません。
ハイデガーの【存在と時間】にあるように、
人間は、死ぬからこそ、不安からは逃れられず、自分を気遣うのだと、思います。
【だから、自殺は殺人です。】
仏教が好きというより、仏教的な見方が好きで、釈迦が好きです。
釈迦の教えは、わりと、合理的です。
私は好きです。
(もちろん、私は、凡人で、非才な人間で、勉強は、続けるということで。)
釈迦は言います。
「生まれを問うな。行いを問え。」と。
仏教は、合理的です。
「世の中に変わらないものはない。」
「出来事には必ず原因がある。」
「すべての人間は平等だ。」
作家の五木寛之氏は、言います。
「……乱暴なことを言うようだが、医学の使命は人を長生きさせることではない。
病気を治すことでもない。(病気は完璧には治らない。)
生きている人間の苦痛を軽くすることではないのか。
……これが医学の第一目的だろう。」
今の歯医者は医学も何も、経済的に厳しいのも分かるのですが、使命感がないので、結果しか考えてないのです。
「如何にして、儲けるか。
どうすれば、儲かるか。
(正直、出る金も多いし、見栄もある。)…。」
プロは、人間は、人生は、プロセスです。
結果を考えて生きてはいけないのです。
結果は、分かっているのです。
人間は、必ず死ぬのです。
で、いつやってくるか分からない死に、不安を持って、生きている、時を刻んでいるのです。
【存在と時間】
プロセスを大事にしていれば、結果は、自ずとついてくるのです。
【偶然のような、世紀の大発見、偉業も、それまでの、プロセス重視の結果なのです。】
死への不安が、自分を気遣い、他人を気遣うのです。
自分を気遣うことのできない人が、他を気遣うことができるわけがありません。
歯はあった方がいいのです。
歯があった方が、口が納まる、治まるのです。
但し、痛みも含めて、感染を抑える。
患者さんは、歯肉マッサージをしながら、歯を磨く。等々、
個々のケア、検診、指導を受ける。
それぞれに合ったケアです。
ぶっちゃけ、歯を磨かなくたって、虫歯も何も、歯もガッチリだ、という人もたくさんいますからね。
【だからこそ、歯科の初心は、使命は、歯を残すことなのです。】
安易に、焦って、…バカな歯医者に騙されて、自分の歯を抜かない(抜かれない)ことです。
私は、近ごろ、また、ふと思うこともあります。
年取って、やがて、歯がなくなってきて、それもまた自然かな。とも。
もちろん、人さまざま。
歯が無くても噛めます。
噛めてれば、食べられます。
噛めて、食べてれば、歯が無くてもボケません。
歯がない年寄りも、可愛いものです。
しかし、私個人は、おしゃれな人が好きです。
[若いうちは、若さが化粧だ。厚化粧なんかしちゃいけない。
年寄りこそ、見てくれを気にして、化粧をして、綺麗にするものだ。」
私は、祖母から、そう教わりました。
煙管を手にした都会的な酒脱な、おしゃれな素敵な祖母でした。
あと、私は、歯を抜かず、様子をみることもあります。
それは、そこらの歯医者のように、抜けるまで待つのでも、ほっとくのでもありません。
歯の様子を、見て、観て、診ているのです。
私は、プロセス重視です。
臨床は、結果重視ではいけないのです。
もちろん、仮説はたてますす。
悩みます。
努力も苦労も伴います。
しかし、人間、死に至る病は絶望である。と言います。
私は、近ごろ、また、思います。
苦労、苦難、悩み、苦しみ、…悲しみ、失恋だって、いさかいも、けんかも、絶望ではありません。
《絶望に至るのは退屈です。》
人間、死ぬ時はひとりぼっち。
孤独です。
しかし、孤独と退屈は、全く、別です。
というより、真逆です。
孤独には強さがあり、退屈は弱者のものです。
退屈な弱者が、殺人を犯すのです。
「人間は努力するかぎり、迷うものである(ゲーテ)。」
私は、歯を残す治療に専念します。
模索し、励みます。悩みます。
退屈しません。
絶望しません。
「歯を残す歯医者、残せる歯医者が、少なくなりました。
いなくなりました。」
(厚生省および大学関係者)
「制度だけの問題ではないと思うの
ですが。」
貧すれば鈍す。
他人事ではありません。
金は、人も人格も、常識も変えます。殺人もさせます。
【使命感と矜持と、初心を忘れないことに尽きるのです。
で、気遣いと、誠意です。】
但し、私はつむじ曲がりで、頑固です。
だからこそ、また、色眼鏡で、患者さんとは接しませんが。
平等に接しますが、医者も歯医者も、人間です。凡人です。
視野の明示は大切です。
しかし、マイクロスコープ、あんなデカイもので、歯の神経が見えるわけありません。
直径0、1ミリの神経が見えるわけありません。
私には、手先、指先に眼があります。
私は五感を研ぎ澄まします。
何よりも、私には、第六感あります。
才能と研鑽と地味な努力と、
学習と反省の賜物です。
苦しく、されど、退屈しない時間です。
(気晴らしは、酒と本と映画です。)
私の歯を抜かない治療技術(スキル)は、半端ないです。
私を、凡庸な歯医者と思わないでください。
安易に比較しないでほしいのです。
但し、たかが歯、されど、歯です。
マイナス思考はしないで、いい意味で、気楽に、前向きに、あなたの歯、自分の歯を、可愛がり、大事に、いたわってください。
焦らず、安易に、抜かない、抜かれないことです。
私の本、
【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】
【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】
電子書籍でも評判です。
新しく、また出したいのですが、歯の本は売れません。
理由は簡単です。歯を大切にしないからです。
歯では死なないし、
歯医者自身も、歯医者は医者ではないと思っているし、
世間も、歯医者を軽んじています。
何よりも、歯医者のレベルが、学問的にも、人間的にも、低いのです。
日本人は、口臭の強い民俗だと、知っていますか?
お新香臭いのです。
予防にも治療にも、歯肉マッサージです。
医者も、私の歯肉マッサージを評価し、ほめて、勧めてくれてます。
何故か、歯を磨くことばかり指導します。
歯間ブラシだ、フロスだと。
これ、製薬業界の利益も絡んでいるのでしょうか。
私も、歯ブラシは使うし、フロスも使います。(私は、フロスの替わりに輪ゴムも使います。)
歯間ブラシは、あまり推奨しませんが。
しかし、それより、何より、歯肉マッサージです。
専門書にも、くっきり、記してあるのです。
頬の方から、歯肉マッサージしろ。
出血しても、悪血を出して、指でも、豆に、歯肉マッサージをしろ。と。
歯肉のエアロビクスです。
歯だけを磨いていては駄目なのです。
歯肉マッサージをしてこその、歯ブラシなのです。……。