正ちゃんのお散歩コースの途中にある大きなクスノキ。
小さな神社の境内にある木です。
神社の境内には大きな木が残されていることが多いので、出かけた先でもよく神社には
立ち寄りますが、うさくま家の近くにもこんなに大きな木があります。
このところずっと気分が滅入っていたので、いつもは行かないこの神社に
正ちゃんのお散歩のついでに寄ってみました。
長い年月そこに立ち続けて、時の移り変わりを見てきた大きな木は、眺めているだけで、
ただ、そばにいるだけでなんだか心が慰められます。
昨年末ご紹介した峠で暮らすわんこの件で、昨日、保健所に行ってきました。
ブログでお知り合いになったkさんと一緒です。kさんも保護犬と暮らしておられます。
kさんは、あきらめたうさぎに代わって年末からずっと、隣の市から毎日峠に通って下さっているのです。
保健所で新たにわかったことは、11月ごろに4匹の仔犬が捕獲され、現在は病気(疥癬)の
治療などをして一時預かりされているかたのところにいるとのことでした。
うさぎが見た親わんこのケガのことを問いただすと、保健所が言うには、
捕獲には捕獲器を使っていて、ケガはさせていないということでした。
捕獲器も見せてもらいましたが、イノシシ猟のワナのような檻でした。
あれでは警戒してとても入りそうにないので、役には立ちそうにありません。
今、kさんが毎日峠に通って慣れさせようとしているので、手を出さないで欲しいということと、
もし保健所が捕まえた場合には、必ず連絡をしてもらうことを約束してもらい、
その後、kさんといっしょに峠へ向かいました。
わんちゃんは、疥癬がひどくなってはいましたが元気で、もう少しのところまでは近づいてくるのですが、
やはり、捕まえることはできませんでした。
途中で、kさんのご主人も来られて、いっしょにわんちゃんの様子を見ていたら、
軽トラックが一台停まり、ひとりのおじさんが「おう、お前生きとったか」と言って降りて来られました。
そのおじさんもわんこのことを気にかけてくれていて、いつも通る時におやつをあげてくれていたようで、
わんこは少しうれしそうに近づきましたが、やはり捕まえるには至りませんでした。
たくさんの方が心配しているのにどうすることもできずに、こんなに時間が経ってしまったのです。
そんなわけでまた日を改めて、人を集めて捕まえることになりました。
毎年1月末の大寒のころには、また寒さが厳しくなって雪も降りますし、
これ以上身体が弱らないうちに保護して疥癬の治療も急がなくてはなりません。
kさんもお勤めを始められる予定があるので、保護を急いでおられますが、
急なことで人手も足らず、やはり捕まえるのはどう考えても相当難しく、とても心配です。
準備はほとんどkさんが進めてくださっていて、本当に頭が下がります。
わんこの保護活動は、kさんのような強い精神力と行動力がなくてはやれないのだと改めて痛感しました。
へたれなうさぎは、もう、昨年末から落ち込みっぱなしで、そのせいで体調まで悪くなる始末。
昨日も峠から帰ってきたら寝込んでしまい、もう考えるだけで涙、涙で、本当に情けない状態です。
せめてなんとか捕獲のお手伝いだけでもがんばりたいと、気持ちを切り替えるよう努力しています。
チャンスは、1回限りです。
それを失敗すると、もうどうなるかわかりません。うまくいくことを願うばかりです。
大きなクスノキのある神社からさらに行くと水仙が群生しているところがあります。
今年は寒いので、まだほとんどが蕾ですが、チラホラ咲いているお花もありました。
八重咲きの水仙です。かすかによい香りがしました。
坂道を下る途中で、うさぎがチラつかせたジャーキー目当てに、仕方なくモデルさんをする正ちゃん。
後ろで白く光っているところは海です。そのずっと向こうにはあのわんちゃんがいる山があります。
正ちゃんも捨てられていたわんこですが、うさくま家にどれほどたくさんの幸せをもたらしてくれたことか。
このブログをご覧になっている方はきっとよくご存じだと思います。あの峠のわんちゃんもきっと
そうなれるはずなんです。一日も早い保護を願ってやみません。
峠のワンちゃん、心配していました。Kさん、すごい方ですね。人を集めて捕まえるとのこと。私もそちらの地方に住んでたらぜひ参加させてもらうのですが…残念でなりません。ほんとにうまく保護できることを祈っています。
犬を飼ってる私の仲間たちには、一昨年の震災で家を失った方のワンコを、また飼い主と暮らせる日がくるまで預かって愛情注いで暮している人たちがいます。
私はできなくて恥ずかしいんですが、人も捨てたもんじゃないなぁと。今日のうさぎさんのブログでもそう思いました。
神社の大木の前で、正ちゃん、こま犬さんみたいですよ~。
何百年、何千年の時をじっと耐え続ける木。
私達を慰め、癒し、包んでくれる大自然、なのに私達人間は何をしてるのでしょう…
もっと自然に謙虚でなければ…
野生と野良…どんな違いがあるのでしょう。きびしい自然で懸命に生きているのは同じ…野良をそんなに邪険にしないでほしい
うさぎさん、記事を書くのもつらいだろうと思いますが結果がどういう結果になろうと教えて下さいね。
心からうさぎさん達の気持ちがわんちゃんに届くよう祈っています。
kさん、素晴らしい活動的な方ですね。
見習いたいです。
応援の方がたくさんなら、力強いですね。
きっと捕獲される事を願っています。
寒い中、宜しくお願いします。
モモ、野良猫ちゃんのママから我が家で生まれて
4月23日で13歳ですとても愛おしいです♪
うんうん 保護活動は きれいごとではないですからね
よほど 強い気持ちがないと 辛いですよね
ワタクシも すぐ 心が折れてしまうので だめなんです・・・
助けられない時が・・・ね
Kさんの様な方 尊敬します
他にも気にかけていてくれた方がいたなんて…嬉しいですね~
おじさんの『お前生きとったか』と言う言葉…何か涙が出ました~
うさぎさんは私からしたら行動力があって素晴らしいと思いますよ~
私は何も出来ない…コメントで応援することしか出来ませんから…
ワンちゃん頑張って生きて…
楠の姿は、迫力ありますね。奈良の春日大社の楠の大木を見たときも、
威厳と不思議なパワーが感じられました。楠はこちらにないので、とくに特別感を感じます。
峠のワンコのこと、遠くから祈ることしかできませんが、
ワンコに、皆さんの願いが通じますように。
実際に、保護行動を実践できるうさぎさんやkさんを
尊敬します。
本当に頭が下がります。
保健所から引き出しをされるのは
どんなに辛いことだろうか(命を選ぶという行為)と
思います。
そういう方のブログを毎日拝見していると
人間の底力というか良心を感じることができます。
もし、正ちゃんも何分か違えば、うさぎさんと会えなかっただろうし、導いてくれて運命に感謝ですね。
Kさん
ありがとうございます。
あなたのような方がいるから人間が信じられます。
今年はどの様な年になるのでしょうかねぇ...大それた事など望みませんが、まぁ、それなりに幸せな年だったと全ての人・動物が思えるような年だったら良いなぁ。。などと初日の出を拝みながら考えてました。
峠のワン子、人間不信になっているのですね。どんな人たちに苦しめられたんでしょうかねぇ... ヒトとして申し訳ない気持ちになります。
うさぎさん、Kさんのように何とか助けたいと心を砕いて下さる方もいらっしゃるのですから、その気持ちがワン子に伝わってくれるといいのですが...
正ちゃんや我が家の二匹組も強運の持ち主だった、たったそれだけのことで幸せな犬生を送れてるんですよね。
勿論、その幸せの何倍もの癒しや幸せ楽しさを我々に与えてくれています。。 ペットと有効な関係を持つ・感じることができるヒトばかりでしたら自分の都合や勝手で峠のワン子みたいな子はいないのにと本当にやるせない気持ちです。
安易な気持ちで「命」に手を出すな!と言いたいです。
痛み・辛さ・悲しみ・寂しさを自身の事としてイメージできない人にもペットに手を出して欲しくありません!!
峠のワン子が一日も早く救われます様に。。 遠くですがお手伝いできることがあれば...
峠のワンちゃん、きっときっと幸せになってくれますように...とお祈りするしか出来ないけれど...
目の前の自分の犬の一生を見守る...という当たり前のことをどうか犬飼いのみなさんが全うできますように
年末にまた新たな事情もできてしまい、うちでは一時預かりさえも無理だということがはっきりしたので、一日泣いて泣いて峠へはもう一生行かない決心をしました。
でも、その後にkさんからメールをもらい、kさんが行動を起こされたことを知ってブログに載せた本人としては、せめて少しでもなにかお手伝いだけでもしなければいけないと思いました。
しかし、実際にあの姿を見るのはほんとうにつらく、それだけで私は気持ちが落ち込んでしまって帰っても何もする気分ではなくなってしまいます。
保護活動はほんとに生半可な気持ちではできないなあと自分の甘さや弱さ、そして行動力のなさをつくづく感じています。
皆さんには年末から暗い話につきあわせてしまい、大変申し訳なく思います。自分のことのように心配していただき、わんちゃんの救出を願ってくださってほんとうに感謝しています。ありがとうございます。