古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

ALL LEAD製初期型手回しミシン/三越エンブレム付き

2015年09月28日 | ミシン

「ALL LEAD製初期型手回しミシン/三越エンブレム付き」のご紹介です。

実は以前にも同型の「ALL LEAD製初期型手回しミシン」をご紹介しておりますが、この個体は

装飾が簡素化された初期型になります。

相当痛みが激しかった木製ケースの手入れ後の状態です。

金物類は錆を落とし磨いた程度に仕上げており、塗装等は施しておりません。

但し、マイナス木ネジは新品に入れ替えております。

特記すべきは今回、痛みはあったものの当時の取り扱い説明書と付属オプションパーツが残っていたことが

奇跡的です。写真の取り扱い説明書はそのコピー品となります。

付属オプションパーツ類(T型定規等)です。

「検品済証」も多少痛みはあるものの残っております。

そして、ヘッド部分の様子です。金装飾に禿が見受けられますが磨いて仕上げております。

この部分の装飾が以前にご紹介した機種より簡素化されております。

違う角度からヘッド部分。

試縫い状態。 ご承知の通り下糸を持たない上糸のみの単環ステッチ縫いです。

裏側ステッチの様子。綺麗に縫えてますので実用も可能です。

LEAD製手回しミシンについては、丸こい後期型の現存率は比較的高いのですが、この初期型は段々と

品薄となって来ておりますので希少品と言えます。

ALL LEAD製初期型手回しミシン/三越エンブレム付き: 現状¥35,000-(送料別)

 

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ALL LEAD製初期型手回しミシンが入荷

2015年09月24日 | ミシン

先日の「NEW HOME MIDGETミシン/USA製が入荷」に続き、国産の「ALL LEAD製初期型手回しミシン」が入荷。

以前にご紹介した「ALL LEAD製初期型手回しミシン」と同時代のもになりますが、状態は正直良くありません。

ミシンヘッドはともかくとして、木製ケースがネズミか何かにかじられた跡のように欠損しております。

早速、バラし作業に取り掛かり、木製ケースを裸にして行きます。

そこで初めて気が付く、希少なエンブレム。

多分、その昔「三越デパート」で購入したであろう「三越のエンブレム」が着いておりました。

そして、木製ケースの補修作業。サンドペーパーで欠損部分を出来るだけ削って均して行きます。

これについては、木部用パテで補修するのも手なのですが、パテで補修すると後のオイルステインの塗料がのりません。

増してや拭取り仕上げを予定していますので、どうしてもパテでの成形は出来ないということです。

補修には限界がありますが、最初よりは見栄えはよくなると思いますので、このまま塗装仕上げへ

移行してゆく予定です。

そして、一方のヘッド部分の手入れが終わったところ。

また仕上がり次第に、この場でご紹介しますね。

 

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愛知時計NO.731

2015年09月17日 | 時計

以前、ご紹介した「愛知時計NO.718」に続いてシリーズ3機目となります「愛知時計NO.731」。

入荷した段階では時計側ゼンマイのコハゼが飛んで無くなっていたため、他のムーブメントより移植

後は外装の汚れが酷く、洗いを施し仕上げる。

今までの2機よりは幅高さ共、少し小ぶりになります。

箱の裏面には以前の「NO.718」のものを元にラベルのレプリカを作成し張り付けました。

セルロイド製の文字盤は変形も少なく奇跡的に綺麗な状態。

欠品していた左右のゼンマイ鍵差込穴のハトメは新品(ドイツ製)を装備。

同じセルロイド製のビートスケールも綺麗な状態です。

因みに、この「731」のムーブメントは一般的なムーブメントの固定方法となっております。

このシリーズ全てが香箱用のベース金物ではないことが初めて分りました。

各金物については、いつものように磨きを加え当時の輝きを復活させております。

写真では分り辛いですが、振り子室のガラスは高級面取りガラスとなります。

この「MODERN REGULATORS」シリーズの全26機(カタログ記載)すべてを収集することは不可能ですが

独特な雰囲気があるこのシリーズの時計。また何処かで出会えたらコレクションに是非加えたいところです。

「愛知時計NO.731」:昭和初期/ 非売品

 愛知時計カタログより

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NEW HOME MIDGETミシン/1912年製

2015年09月14日 | ミシン

前回、ご紹介した「NEW HOME MIDGETミシン/USA製が入荷」以来、コツコツと仕上げました

「NEW HOME MIDGETミシン」。

アメリカの「New Home Sewing Machine Company」が1911年にMIDGETミシンのパテントを取得し、

その翌年の1912年製と思われます。

(New Home Sewing Machine Companyについては以前の記事:100年前のミシン/New Home Sewing Machine をご参照)

手を入れて行く過程で、欠品らしきものはただ一つ、弾丸シャトル型の下糸ボビンケースを覆うスベリ板のみだと

言うことが分り、他は全て揃っていることが判明する。

但し、そのスベリ板の再生に手を焼く。

素材は加工しやすいアルミで製作。色は違えど何とか形にはなる。

そして、早速試し縫い。

幾度となく調整を繰り返し何度もチャレンジしてみるも満足のゆく縫いが出来ない。

上糸の糸圧と下糸の糸圧のバランスがとれず手こずる。

これについては、もう少し時間を掛け試し縫いをする必要があるようで、とあえず縫えることのみを確認。

木製ケースについては角の部分の禿げを捕色程度で押さえ、金具類も錆を落とす程度で当時の趣を残し

後は蜜蝋で磨く程度で仕上げております。

金具もご覧の通り磨きのみです。

左下の調整ネジは縫い幅調整用になり、奥には小物入れが存在します。

こちらはヘッドの裏側。

下糸巻き用のゴムは当時のままですが当然、使用可能です。

実はこの「NEW HOME MIDGETミシン」を完全コピーした日本製ミシンが当時、存在しておりました。

当時の「PINEミシン」。現在のジャノメミシンの前身ですね。

話は戻り、ヘッド部分については金装飾の剥げは当然見受けられますが写真の通り、現存率は103年という

経年の割には高い方だと思います。

「New Home MIDGETミシン/1912年製 」:現状¥58,000-(送料別) 

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精工舎エンパイア系懐中時計の修理練習

2015年09月10日 | 時計

今まで、数多くのゼンマイ(機械式)時計を触って来たのですが実は腕時計や懐中時計は未知の世界。

というのも、極度の近視に乱視に老眼のため裸眼でルーペを使っても正直、よく観えないためもある。

しかし、「未知の世界」というのは覗きたくなるのも人の性ということで、練習がてらに懐中時計を触る。

この個体は「SEIKOSHA」の刻印はないものの、精工舎のエンパイア系と思われる時計。

状態は全ての剣が外れ、不動状態で文字盤にもクラックが入り決して状態は良くない。

先ずは風防を外し、文字盤と剣を取り除く。香箱の中のゼンマイは切れてはないよう。

そして、ムーブメントを触り出し間もなく息を吹き返す。

そして、剣を何とか嵌め込み風防もセット。

しかし一旦、息を吹き返したに観えたムーブメントもやがて息が途絶える・・・。

何度、同じ作業を繰り返しても暫く動いては止まるの繰り返しで安定しない。

少し本体を振ってやったりしている内に、秒針も緩くなり外れてしまう始末・・・。

中々、思うように進まない修理作業。

まぁ~、これが練習の一環なので仕方がないと言えば仕方がない。。。

 

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