古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

足元行灯のレストア

2018年05月30日 | 雑貨

古い町並みで夜、見掛ける「露地行灯」。

その「露地行灯」だけでは客を招き入れるには暗過ぎ、各店の前には「足元行灯」を配する。

そんな「足元行灯」も時代の流れで当然、今時の樹脂製枠の照明器具に代り、それには電線が着いて回る。

今回は当時物の「足元行灯」のレストア。

レストアと言っても状態は非常に良く、古い障子紙を剥がし、灯芯廻りの蝋を取り除く作業。

真鍮製の灯芯に蝋受け。

いつも思う、当時のモノの造りの良さ。

現代の技術でも当然、可能と思われるもコストの問題等で中々お目に掛かれない。

なによりも、ひとつのモノに対する考え方が変わってしまったのかも知れない。

持ち手においても、プラスチックで成形された丸いモノを手で持った感触と、この本物を手で触れた感触とは違う。

新たに紙を張り、和蝋燭に灯りを燈せば時計の針もユックリと進む。。。

 

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ALFA FLEX/アルファ光機製

2018年05月10日 | カメラ

分解清掃が完了した「ALFA FLEX」。

一応は撮影可能な状態と判断される。

残念なのはピントダイアルのキャップの欠品。

塗装が剥げてた部分はタッチアップで補色。磨き込みも施して見栄えも良くなりました。 

ALFA FLEX/アルファ光機製:1950年代ごろ。

 

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FLEXの分解清掃

2018年05月08日 | カメラ

久しぶりのカメラいじりはFLEX。

関西の小さなメーカー「アルファ光機」製の「ALFA FLEX」。

戦後の「二眼レフブーム」の1950年代のFLEXと思われます。

ピントダイアルの固着にレンズの汚れ、ファンダーガラスにミラーの汚れ。

分解清掃にも限界がありますが構造が単純故、今でも使用しようと思えば実用出来るカメラです。

 

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