古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

船舶丸窓2種

2023年07月28日 | 雑貨

船舶用の丸窓が2種。20cmタイプと25cmタイプ。

小さい方の20cmタイプの方は実装されていた期間が長かったのか、海藻らしきものの汚れや腐食が目立っていたため

出来るだけ汚れを落とし腐食部分を取り除き磨き上げたもの。

アルミ鋳物製でガラスは強化ガラス。機能的にも問題はなく、海上はもちろんのこと陸上(建築物等)でも使えます。

呼称は強化ガラス部分の直径を表します。   船舶丸窓 2種(20cm&25cm)/非売品

 

 ←ランキングへどうぞ♪

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手回し計算機/TIGER Calculating Machine戦後型10×10×18

2023年07月10日 | 雑貨

TIGER Calculating Machine戦後型10×10×18、製造は1950年代(昭和25~35年)「第三期」。

公務員の初任給が¥4,800円ぐらいの頃、販売価格は何と¥28,400円。

ご承知の通り、戦前型は「丸に虎印」だった物が戦後、横文字で「Tiger」となり桁数表示が金属製。

そして、やがてその金属製桁数表示が樹脂製と変更される。その欠損していた桁数表示もそれなりに修復。

TIGER Calculating Machineは、その変還により多くの種類があるが、やはりこの時代の黒塗りの機種が一番貫禄が

あり、工業製品としてもバランスがとれており美しい。

不思議と部品の損傷や欠品さえなければ、今でも健全に動き計算が可能である。

手回し計算機/TIGER Calculating Machine戦後型10×10×18/非売品

 

 ←ランキングへどうぞ♪

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手回し計算機/TIGER Calculating Machine戦後型10×10×18入荷

2023年07月07日 | 雑貨

過去、いくつもの「手回し計算機(TIGER Calculating Machine)」を触って来ましたが、ここまで程度の良い個体は

初めてで、各ペイントの状態も申し分ない。

気になる部分は下の写真の数値入力部の2ケ所備わる樹脂製の桁数表示右側の先端部が破損状態。

しかし、樹脂製桁数表示は各2ケ所づつ備わっており欠品はしていない。

とは言え、現在は不動状態で各駆動部は油切れで全て固着している。

通常は製造から70年以上も経過していることと、本体が重量物のためほぼ全ての個体はゴム足が潰れ劣化が

みられて当たり前ですが、この個体のゴム足は比較的に良い状態。(但し、取り付けボルトが1本破断している)

早速、固着を解くために外装を外して行く。ここでも驚かされるのが、外装裏面に貼られている防振用鉛板の

青いビニルテープ。こちらも健全な状態で残っている。ここまで残っているには奇跡的で、固着の状態をみる限り

ほとんど使われていなかった個体なのかも知れない。

今後は固着を解き、注油を施し機能テストを行い後は、外装を奇麗に仕上げて行く予定。

 

 ←ランキングへどうぞ♪

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする