古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

精工舎スリゲルシリーズ

2022年07月16日 | 時計

先日の「号数不明」の精工舎スルゲルシリーズが仕上る。

このスリゲルシリーズの特徴でもあるセルロイド製の文字盤もそこそこの状態で、振り子室のラベルもほぼ残っている状態。

各金具類(丁番やビス)は洗浄の上、磨きを掛けたり既にマイナス頭がコケてしまっていたビスは手持ちの新品マイナスビスに

入れ替えてある。

今回、どうしても手持ちの部品で揃わなかったのが扉の留め具。無いモノは作らなきゃ仕方ないと言うことで

真鍮の板から切り出して自作。機械の方も元気で発条(ゼンマイ)の伸びも問題なく正確に時を刻む。

精工舎スリゲル(号数不明機)/昭和初期

 

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精工舎スリゲルシリーズの修理

2022年07月13日 | 時計

精工舎のスリゲルシリーズについては関東大震災後の大正末期から登場。

その後、昭和初期まで製造販売されたのですが、そのほんとんどに「〇号」と号数が付くのですが

有名処の「1号」~「13号」までは当時の資料が残っているものの、昭和6年以降の資料は残っていない。

(因みに24号から28号辺りまでは写真で観たことはある)

当方でも「1号」「4号」「8号」「13号」をそれぞれ数機と号数不明機が1機が手元にあるのですが、

又もやの「号数不明」のスルゲルシリーズが手元に届く。

只今、整備中の状態で各金具ビス類は洗浄と磨きを掛け、ムーブメントの調整中の時間を利用し、欠品欠損部品を

手持ちの部品から捜す作業中。

 

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