福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

議会で身についたこと

2016年04月14日 | ひとこと言わせて


今日は、千葉市役所に行きました。
少し緊張しました・・・なんて、小学生の作文のようですね(^^;

モノレールを降りたったら、偶然先輩議員と出会い、議会のビビットな様子を伺いこの時期の特徴を思い出しました。
6月議会で委員会の所属が変わり、いわゆるポストも変わるので鵜の目鷹の目かもしれません。
一方で、第1回定例会と第2回定例会の間は比較的期間が長いので、視察や研修に適している時期でもあります。
さまざまな組織で年度替わりの総会もあり、お祭りの時期とおなじくらい引っ張りだこかもしれません。
ということで、この季節の緊張感を少し思い出したのです。

議員の職責から離れて一年。
半年間は地域の役割をあれこれ担い、その後は社会福祉法人の社会公益活動を推進する仕事が加わりました。
議会、地域、法人というそれぞれ異なった権限や義務を持つ組織に関わり、意思決定のプロセスの違いを感じています。

議会は、話し合いのルールや意思決定のプロセスが厳格に決まっています。
その中で思いっきり主張し、他者の異なる意見も聞いて受け止め、合意点を探っていく議会の手法に慣れてしまいました。
意見が異なっても、わが意見が通らなくても、後味すっきりです。
あなたはあなた、私は私、みんな違ってみんな面白いと、私は思っていました。

一方、地域の合意形成は曖昧で、個々人の思いが伝わらないままに結論が出てしまうこともあります。
何となく後味の悪さを残しながらも、動いていくから不思議だなあと感じているところです。

さて、市役所退散後は誉田の職場にもどりました。
そして、福祉のまちづくり支援室のカフェと広場を運営するために決めたルールをスタッフに伝えました。
一つ一つ丁寧に決めて、スタッフが納得して実践していくプロセスもまた貴重です。

新たに事業を始める時には、その事業の目的と意味を確認し合いながら進んでいかねば、と思っています。

   

我が家のチューリップも、さまざまな種類が咲き誇っています。


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