春菊の花が咲きました。
1cmにも満たない小さな花です。
種を撒いたのは1年で最も寒い1月末です。
春菊の発芽には適していない季節のようですが、思い付きで撒きました。
何とか芽を出したものの、ちっとも育たず、ようやく3㎝ほどになって成長は止まってしまったようですが枯れもせず。
抜いてしまおうかと思いましたが、それも面倒でそのままにしておきました。
春になり、ハーブやミニトマトなどを新たに植えてそちらにすっかり気を取られていました。
ミニトマトには青い実がなり始めています。
そしてふと、三つ葉の陰の黄色いかわいい花に気がついたのです。
「植物はどんな状態に置かれようと最後までその役割を全うしようとするのね。たいしたものね。」
と、米寿の母がポツリと言いました。
何気ない一言なのでしょうが、珍しく心がドキンとしました。
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