福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

医者とは細く長く付き合いたい

2017年08月04日 | 健康・病気


「何があっても延命はやめてほしい。この歳になって切ったり貼ったりも御免こうむる」
というのが母の口癖です。

そのかわり、日々の健康維持への関心は高く、私より薬の名前や効能を知っています。
用心して、高齢者に在りがちな血圧やコレステロールをコントロールしたり、よく眠れるためのお薬を使っているようです。

医者通いは、どこも初診は待ち時間が長くて大変でしたが、今はおおよそ目途がつきました。

まず眼科。
白内障の手術後だったために、いの一番に飛び込みましたが経過は順調で心配ないと言われ、目薬をもうしばらく継続すれば良いことになりました。

足が随分弱ってきていて、もう少し歩けるようになりたい、リハビリが出来る病院に通いたいという望みもありました。
そこで、母が歩いて通える整形外科を受診し、今は週に2回ほど自力で通っています。
「歩かないと筋肉が衰えてしまうので、出来るだけ歩いた方が良い。ただし転ばないように」
という医師の指示ですが、毎日外出することはこの暑さの中かないません。
しかしながら母に言わせれば、
「こちらに来たら食事の支度や掃除洗濯と、目が回るほど忙しく動きっぱなし」
の生活だそうで、先生の指示通りにできていると私は安心しています。

内科も気になっていました。
血圧やコレステロール値が高く、心臓も気がかりです。
そこで内科は、以前こちらに来た時にかかったことがある先生のもとに行きました。
丁寧に診ていただき、心電図が若干心配とのことで、千葉市立青葉病院で詳しい検査をしました。
この時に必要だったのが、これまでかかっていた医師の所見と検査データでしたが、引越しの忙しさの中、肝心な資料を取り忘れてしまいました。
青葉病院から愛知県の病院2か所に連絡を取り、データを取り寄せて検査の重複を防ぎ、患者の負担(財政の負担でもあります)を少なくして下さいました。

病院間でそういったやり取りが出来ることを知らなかった母は、いたく恐縮し感激していましたが、同時に自分自身の情報を入手してこなかったことを反省したはずです。

私も自分自身の健康や身体に関してじっくり向き合えていませんが、ましてや遠くなはれて暮らしてきた老親の健康状態についてはさっぱりわかっていませんでした。

母と暮らすようになって「身体をいたわる」ことの大切さを実感しています。

残すは歯医者さん。
現在、87歳にして28本残っている歯を死守したいというのが母の執念、私の願いなので定期的なお掃除ていどでしょうか。



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