伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年に続き2023年も目標達成!

おとなの教養3 私たちは、どんな未来を生きるのか?

2022-09-15 21:45:40 | ノンフィクション
 著者が、日本と世界の未来を考える上で重要なポイントとなると考える6つの問題、気候変動、ウィルスと現代社会、データ経済とDX(デジタル・トランスフォーメーション)、米中新冷戦、人種・LGBT差別、ポスト資本主義について解説した本。
 多くは大体想像できる内容でしたが、やはり知らないことも多々あり、勉強になりました。「スペイン風邪」って、元凶は米軍で、米軍がヨーロッパに広めて各国で大流行し、ただ各国がそれを秘密にしていたのにスペインだけが流行を報道されたために「スペイン風邪」になった(70~72ページ)んですね。冤罪だ、冤罪だ…それから、アメリカでは公式統計では発表されない(公式統計がない)が新聞社やNPO団体の調査によれば毎年およそ1000人が警察官によって殺されている(167~168ページ)って。


池上彰 NHK出版新書 2021年4月10日発行
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