総務省が30日発表した7月分の家計調査結果によると、1人当たりの鶏肉の購入量は397gで前年同月実績を4.3%上回りました。一方、購入に要した支出額は単価(94.6円)が前年同月時より4.8%下落したこともあり、375.6円で同0.8%減少しています。今年に入っての鶏肉購入量は1世帯当たりでは4月に前年割れも、1人当たりでは前年と変わらず、堅調な消費が続いています。ただ支出額は単価安で4月、6月に続いての前年割れとなりました。ちなみに他の食肉の1人当たり購入量は牛肉が171.2g(前年比110%)で支出額は579.3円(同107.1%)、豚肉が537.8g(同101.1%)の782.9円(同99.5%)で、前年に消費が鈍った牛肉は今年は反動もあって元に戻りつつあると言った状況です。 9月1日(木)の食鳥卸売相場(東京)は ◆「もも肉」が30日(火)より4円安の587円 ◆「むね肉」が同2円安の242円 ■「正肉相場」は同6円安の829円でした。