今日の食鳥業界

主産地の26年度生産は1.5%増見込む

 日本食鳥協会は4日主要産地協議会を協会会議室で開き、平成26年度(4月~翌年3月)のブロイラー出荷羽数の見通しをまとめた他、需給などで意見交換を行いました。鹿児島県、宮崎県、岩手県を中心としたインテ各社の見通しをまとめた出荷見通しによれば、平成26年度は上期(4月~9月)が前年同期比101.8%、下期(10月~3月)が同101.2%で年度計では同101.5%の見通しとなっています。直近の生産状況では大雪の影響は別にして増体等も回復傾向にあるようですが、一部、大腸菌症に加え、ガンボロや呼吸器系の病気の発生も見られるようで、気候要因などの変化による飼育管理の難しさが聞かれました。また、農場での集鳥作業での人手や配送のトラック運転手などで人手不足の深刻さが表面化してきているようです。

 3月6日(木)の食鳥卸売相場(東京)は
 ◆「もも肉」が火曜日(4日)に比べ4円安の660円
 ◆「むね肉」が同2円高の277円
 ■「コスト相場」は同2円安の937円でした。
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