今日の食鳥業界

6月の鶏肉輸入、4割増加の4万2千㌧弱

 財務省が7月30日に発表した平成26年6月分の貿易統計によれば、鶏肉(原料肉)の輸入量は、前年同月実績を40・1%上回る4万1873㌧と大幅に増加しました。9割以上のシェアを占めるブラジル産が3月以降3万㌧を超える通関となっているなど、昨年来在庫水準が低くなったことなどを反映して、対前年比での増加傾向が続いています。また、実質今年から輸入解禁となったタイ産も4230㌧と、輸入再開後としては4千トンを超える水準と月を追うごとに増加しています。
 一方、鶏肉調製品は3万5263㌧(前年同月比104・6%)と、原料肉ほどではないものの、増加傾向に変化無く、堅調な輸入水準が続いています。
 この結果、ことし1~6月の上半期の累計輸入量は、原料肉が21万7680㌧となり、前年同期に比べ5・0%増となりました。また、調製品は19万9918㌧で同2・6%減と、調製品はやや減少となっています。

 7月31日(木)の食鳥卸売相場(東京)は
 ◆「もも肉」が前日(火)に比べ6円安の565円
 ◆「むね肉」が同と変わらずの286円
 ■「コスト相場」は同6円安の851円でした。

 7月の月間平均相場は
 ◆「もも肉」が前月より17.29円安の574.05円
 ◆「むね肉」が同2.33円安の288.76円
 ■「コスト相場」は同19.62円安の862.81円でした。
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