「第12回からあげグランプリ」金賞、最高金賞が決定

　日本唐揚協会は14日、日本で一番うまい唐揚げ店を決定する「第12回からあげグランプリ（R）」の授賞式を開催。同協会のやすひさてっぺい会長は「（コロナ禍）の厳しい状況のなか、せめて食卓だけでも大いに盛り上がっていただきたいとの想いのもと授賞式の開催にいたった」と、前年の同イベントで授賞式が開かれず、今年の開催への強い思いを述べました。授賞式では「スーパー惣菜部門」ならびに「唐揚げ店舗11部門」の各部門別に金賞・最高金賞が贈られ、「スーパー惣菜部門」ではエントリー132社から71社がノミネートされ35社が受賞。また「唐揚げ店舗11部門」では全国921店舗エントリーの中から175店舗がノミネートされ、SNS等による一般投票（22万8388票）の結果、86店舗が金賞・最高金賞を受賞しました。
　来賓として出席した日本食鳥協会の佐藤実会長は「コロナ禍でも国産の鶏肉需要は伸びている、国産の鶏肉を使ったからあげをもっと増やしていただきたい。国産チキンのシンボルマークなども配布しているので活用してもらえばと思う」とコメントしました。
　授賞式に先立ち唐揚協会の八木専務が今回のグランプリの総括として、「スーパー総菜部門の傾向として、肉のサイズがこの2年ほどで1.5倍に大きくなっており、これまで唐揚は醤油ベースが多かったが、出汁ベースが醤油ベースに追いついて同等数となったのが目立つ。また、から揚げ専門店の数が飛躍的にのびている」などと紹介した。
　受賞社・店舗の内容は、日本唐揚協会のホームページで。

4月15日（木）の食鳥卸売相場（東京・加重）は
◆「もも肉」が13日（火）と変わらず678円
◆「むね肉」が同より4円高の308円
■「正肉相場」は同4円高の986円でした。