コンビニエンスストア大手3社の業績は過去最高益を出してまだまだ勢いを感じますが、出店拡大の他に売上げや収益のアップに大きく貢献したのがPB商品(自主企画商品)としています。別の調査によると消費者はPB商品に「品質は通常商品と変わらずあるいはそれ以上で価格が安い」ものを求めています。グレードが良くて安いものと贅沢な注文ですが、競合する中で差別化できる商品となれば当然ともいえます。食鳥業界でもPB商品のチキン商品の対応がみられますし、自社ブランドの定着・拡販の動きも活発になってきました。生産から流通までいろんなコスト削減でリーズナブルな価格も実現出来ればいいのですが、単に消費者の低価格志向に応えて、価格にこだわって品質が落ちては逆イメージになるわけで、PB商品の開発も簡単ではなさそうです。ブランド商品は付加価値をつけるものだと思いますが。
4月10日(水)の食鳥卸売相場(東京)は発表ありません。