日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

青岸寺(1)

2019-01-29 | 仏閣
滋賀県米原市の太尾山西麓にある曹洞宗の青岸寺
 
 
山号は吸湖山、近江湖北二十七名刹第27番札所、近江七福神(福禄寿)。
境内にある築山林泉式枯山水庭園「青岸寺庭園」で知られています。
 
 
創建は室町時代初期で、近江守護の佐々木道誉が不動山の山号と米泉(べいせん)寺の寺号で開創しました。
 

本尊の聖観音像は、南北朝時代に佐々木六角氏頼が、諸堂の再建とともに造立したもので、秘仏とされています。その胎内には、氏頼の持念仏であった高さ約20cmの観音像が納められています。この観音像は「お腹籠の観音」または「旗竿の観音」と呼ばれ、氏頼はこの観音像を必ず旗竿に祀って出陣したといいます。
 
 
 
本堂
 
その後、戦国時代に観音像一駆を残して焼失しましたが、慶安3年(1650年)、彦根藩主・井伊直澄の命により彦根大雲寺の要津守三が入山し、敦賀の伊藤五郎助の寄進により再興されました。
しかし、五郎助は程なく明暦2年(1656年)に卒したので、守三和尚はこれを悼み、氏の功績を永く伝えたとして諡(おくりな)である 青岸宗天に因んで寺号を青岸寺、山号を吸湖山に改め、曹洞宗に改宗し、大雲寺の末寺となりました。
 (Wikipediaより、びわこビジターズビューローHPより)
 
 
 
 
 

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2 コメント

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胎 内  (もののはじめのiina)
2023-05-02 10:35:58
史跡めぐりも好いです。^^

仏像などの胎内に秘仏を納めているお寺がありますね。

> 胎内めぐりは、滋賀県長浜市の木之本地蔵院で、一度体験しましたが、漆黒の闇の恐怖に襲われて、以来やっていません。(^0^;)
世界遺産の無戸室浅間神社で、昨年につづいて胎内めぐりをして参りました。

昨年の同題ブログを繰ったら(しずか)さんのコメントに出会いました。返事が遅れて失礼しました。

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もののはじめのiinaさんへ (しずか)
2023-05-03 02:04:33
お久しぶりです!
こちらこそコメントありがとうございました。
胎内めぐり・・・懐かしいです。
以来していませんが、今となっては貴重な思い出です😊
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