日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

檀林皇后ゆかりの檀林寺

2017-12-08 | 仏閣
檀林寺は、承和年間(834年~848年)、嵯峨天皇の皇后・檀林皇后(橘嘉智子)により嵯峨野に創建されました。



開山は唐僧義空。

京都で最初に禅を講じた寺として、門前には禅の発祥を表す「山城国 一ノ寺 檀林寺」と刻まれた大きな石標が立っています。



盛時は塔頭十二坊の壮大な寺院でしたが、皇后の没後は衰退、平安中期に廃絶し、その跡地に天龍寺が建てられました。









八角形灯籠






霊宝館


昭和39年(1964年)に現在地に再興され、霊宝館には、皇后ゆかりの品をはじめ、日本、中国の仏教美術が展示されています。

森青蛙が生息する瓢箪池



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コメント (2)
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