日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

京を巡る(5)慈照寺「錦鏡池~庭園」

2020-11-30 | 庭園

では、慈照寺の庭園に目を向けてみましょう。



錦鏡池を中心とする池泉回遊式庭園で、特別史跡・特別名勝。



錦鏡池には、北斗石をはしめとする名石が配置されています。

北斗石


樹齢500年の千代の槇



洗月泉



錦鏡池南東端に落ちる滝。

大内石


守護大名・大内政弘の寄進によるもの。



青紅葉に囲まれた慈照寺の境内。

ゆっくりと出口に進んで行きます。

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鷲津の本興寺(4) 遠州流庭園

2020-06-20 | 庭園

国指定重要文化財  絹本著色 法華経曼荼羅図 四幅

鎌倉時代の作、法華経を四幅にして絵解きに資する絵図。

奥書院
もと三河国吉田城内にあった建物で、延宝二年(一六七四)十六世日穏の代、山門とともに当山に寄進されたものです。
構造は、木遣平屋建てで、桁行八間・梁間五間の寄棟造りの茅葺きの縁側をつけた住宅風書院建築です。創建当初からのものではありませんが、使用されている材料や技法は江戸時代初期の建物様式を遺す建物です。
平成二十四年度から二十五年度に行なわれた保存修理工事に伴い、本茅葺きから茅葺き型鋼板葺きに変更されました。
(駒札より)

庭園は「遠州流庭園」となっており、小堀遠州の作庭と言われています。

遠州流庭園
 裏山の自然林を借景に大書院と奥書院に面して配置された庭園で、当地方の作庭に
大きな影響を残した小堀遠江守政一が関わったといわれています。
広さは約300坪に及び。池中に鶴島、亀島の二島を浮かべ、山畔には枯滝口が築かれ
その左手に三尊石、さらにその左手に須弥山石が配され、手前には礼拝石が据えられ
ています。
 庭園の起源は不明ですが、永禄6年(1563)5月の今川氏真判物に「寺中園林」とある
ことから、古くから池泉があったことが想像されます。
  水の音ただにひとつぞきこえける 

      そのほかはなにも 申すことなし
      

      (昭和7年) 北原 白秋(駒札より)

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修学院離宮(10)上離宮~下離宮

2020-03-29 | 庭園

今まで歩いてきた道、見学してきたところを対岸から眺めながら、浴龍池のまわりを歩いていきます。

千歳橋

松並木を通り、出口へと向かいます。

急な斜面の登り下りを含め約3kmほど歩いてことになります。

結構な運動をした感じでした(^^;

今年の春も京都に行く予定でしたが、コロナの影響で、キャンセルすることにしました。

また機会があれば、この素晴らしい修学院離宮を見学してみたいと思います。

この記事をもって、修学院離宮の記事は終わりです。

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

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修学院離宮(9) 上離宮 土橋

2020-03-20 | 庭園

窮邃亭を出て、浴龍池の周りを歩いて行きます。

池に映る樹々。まるで鏡のように映し出されています。

土橋

下離宮から歩いてきたところを上から見下ろすことができます。

回遊式の庭園としてつくられているので、様々なアングルから池を中心とした景色を楽しむことができます。

 

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修学院離宮(5)上離宮の浴龍池

2020-02-13 | 庭園

上離宮の表門に当たる御成門に到着!

急な石段を上って行った先には、こんな絶景が広がっていました。

眼下に巨大な人工池の浴龍池(よくりゅうち)と大刈込を中心とした庭園。

浴竜池は、谷川を堰き止めて造った人工池で、堤防は高さ13メートル、延長200メートルに及んでいます。

遠方には、借景の山々を望むことができます。

 

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