日曜日は、一家そろって、大通公園へ。
「さっぽろオータムフェスト2014」を、愉しむためである。
11時。まずは券売所で、「ラーメン券」と「新・ご当地グルメ券」を購入。
11時11分。まずは、「ら~めん縄文」のブースへ。
苫小牧のラーメン店「縄文」さん。
過去数度食したことがあるが、ココのラーメンは、私の琴線に響くのだ。
今回供されたのは、「太平洋産ツブの豆板醤バター炒めと角切りチャーシューの味噌らーめん」(ラーメン券700円)という、長い名前のラーメンである。
11時17分。それはスムーズに、供された。
さがみ屋製麺の、この黄色味溢れた麺!
それ自体のぷりぷり感もさることながら、視覚的に、ビューティフルかつナイスである。
味噌スープも、濃厚かつまろやかで、確かな満足感を与えてくれる。
とろける味わいの角切りチャーシューも、満足すべき量が、プリインストール。
また、このツブのバター焼きが、スープとケンカせずに協調し、作品全体を昇華させる。
縄文のラーメンは、旨い!これは、皆さん、必食です。
ただ、このブースだけでなく、この「オータムフェスト」全体に言えることなのだが、価格の割に量が少なく感じられたことを、一応正直に記しておこう。
耳寄りな情報としては、その姉妹店「らーめん優月」が、札幌市東区にオープンしたと言うじゃありませんか!
これは、近い将来、必ずや潜入させていただきます。
さて、ラーメンの味は非常に良かったのだが、満腹感には、ほど遠い。
なので、11時26分。「羽幌えびタコ焼き餃子」(グルメ券500円)をいただくことに。
甘エビの殻を焙煎した塩で、それをいただく。
えびとタコそれ自体の旨味が、お口の中でまろやかに拡散する。
WOW!これも、秀逸だったっす!
11時40分。娘2人のお目当ては、やはり、スイーツ。
「さっぽろスイーツカフェ」にて、甘味1点ずつを、お買い上げ。
12時01分。ニコチンが切れかかった私は、スモーキングエリアへ。
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410円で販売されるというそれは、私が普段吸っているキャスター・マイルドより10円安い。
机上の計算では、こちらに替えれば、年間3650円の、お徳。
前向きに、検討したい。
12時19分。9月とはいえ、それなりに、暑い。
ここで欲しくなるのが、ビール&やきとり。
私のチョイスは、「エゾ鹿串焼き」(700円)。
若干の甘みを感じるそれは、ジンギスカンを食すことが出来る人なら、おそらく、抵抗なくいただけるであろう。
肉自体も柔らかく、塩コショウが、きわめて良く似合う。
まあ、ひと串700円は、いかにも高いとは思うが・・・
とはいえ、その食害が深刻となっている、エゾ鹿。食材として、積極的に活用すべきだと思う。
さっぽろオータムフェスト。全体の価格はやや高めながらも、種々のご当地食材を愉しめる、大好きなイベントだ。
来年も、必ず、来ようと思う。
サタデイ・ナイト。
「千太郎復活祭」でかなり満腹していた私なのだが、同行者たちは、どうしても、「〆のラーメン」を喰いたいという。
趨勢に抗しきれず、23時15分、「ラーメンの音むら」さんに入店。
私のオーダーは、おしながきトップの「しょうゆラーメン」とした。
23時22分。それは、なかなかスピーディーに、テーブルへと運ばれてきた。
中太の縮れ麺は、札幌ラーメンの王道を行くタイプのモノ。
だが、豚骨に魚粉系のかほりが加わったそのスープは、典型的な旭川タイプ。
北海道の2大都市札幌と旭川が、丼の中で出逢い、協調する。
このタイプのラーメンは、ありそうで、あまり無かった。
シャキッとした噛みごたえに溢れた、大きめのメンマ!
大きめの柔らかなモモチャーシューを、炙りの香ばしさが、ナイスアシスト。
23時36分。嗚呼、また、完食してしまった・・・だって、ウマかったんだもん。