獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

ホンダN-ONE&日産ノート試乗記

2012年11月21日 | CARS&F1

 プジョー208に触れた後、我々取材班はホンダのお店に向かった。
    
 お目当ては、この「N-ONE」。
 かつての「N360」を彷彿とさせる、そのフロントデザイン。「BMWミニ」や「フィアット500」と同様のコンセプトと言えましょう。
    
 試乗させていただいたのは、4WDの「G・Lパッケージ」(CVT:税込車両本体価格136万円)であった。
 パートスロットルでの印象は、悪くない。だが、加速しようと右足に力を込めると、「ヴォーン!」とエンジンが唸り、その音の高まりほど加速が付いてこない印象。このクルマに限らず、軽のNAのCVT車は、だいたいこのような感じである。「フォレスターのリニアトロニック」と「208の4AT」に乗った後だっただけに、余計にそう感じたのかもしれない。
    
 ホンダ独創の「センタータンクレイアウト」。全高の違いからか、リヤシートは「N-BOX」ほどの広大さではない。とはいえ、大人2名が日常的に座ることの出来る広さを確保している。
 加えて、リヤシートを倒すと荷室がフラットになる点は、大いに評価したい。最近、そうならないクルマが、増えてますからねぇ。
    
    
 多彩なボディカラーと、3パターンのインテリアカラー。組み合わせ自由ではないとはいえ、ベージュ系のインテリアが選べるのは素晴らしい。ここは、スバルにも、見習ってほしい点ですネ。
 なんだかんだいっても、この「N-ONE」、割と好印象。「LIFE」の居場所が無くなるのではなかろうかと、私は余計な心配をしてしまうのであった。
    

    
 続いて向かったのは、日産のお店。RJCカーオブ・ザ・イヤーに輝いたという、「ノート」を検証するためである。
    
 試乗させていただいたのは、4WD モデルの「X FOUR」(CVT:税込車両本体価格155万7150円)だった。マーチとの共通部品が多く見受けられるインテリア。だが、タイ製のマーチに対し、このノートは福岡の工場で造られているという。確かに、色遣い等のせいか、マーチよりはやや上質に見える。
 近年流行の3気筒エンジンを積むこのクルマだが、軽自動車に乗ったすぐ後に乗ったせいか、「むむっ、悪くないじゃん!」というのが、私の率直な感想だったりする。
    
 そこはかとなくフランス車的なエクステリア。ルノーのバッジが似合いそうだ。決して、悪くないと思う。
 ・・・決して悪くないのだが、フィットスイフトを差し置いてこのクルマを私が選ぶかといえば、答えは、「Non」だ。ご、御免。
    
    
 また、新型ノートには、日本国内で消滅したティーダの受け皿として、「メダリスト」なるグレードが用意されている。カタログまで別仕立てなのだから、そこには日産の意気込みが感じられる。
 だが、メダリストといえば、やはりローレルを思い出してしまう。そんなアナタは、私と同世代ですネ。

コメント
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