続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

一連の流れ

2022-03-03 18:55:00 | 日記
まずは溜まっている下書きから、
順に蔵出しをしなくては。

一か月ほど話を戻してしまうこと、
ご了承のほどm(__)m

2月アタマ、
ミャンマーで軍による
クーデターが発生して、
ちょうど1年ということで、
地味な扱いながら
市民の抗議デモの報道を、
「小規模デモ」として
ネットニュースにて。

ミャンマー出身のA女史と、
久々の歓談。
コロナ禍ということもあり、
短いながらも仕事の話に加え、
最近のミャンマー情勢について伺う。

ところが、
この話題になった途端、
日頃は温厚な笑みを絶やさない
A女史の表情が一変。
「奴らはテロリスト!」
と吐き捨てるように言ったことに、
一同ビックリ。

テロリストとは
現在のミャンマー軍をさす。

テロリストに乗っ取られた国と、
もはや軍人ではない、
テロリストの国と評しているのが、
常識的なミャンマー庶民の見方らしい。

どういう内容か聞いた話を詳細、
書きたいところも、
かなりヘビーな内容なので、
今回は自重して、
そのあたりのハナシは、
時期を見て改めて書こうかと。

シリアのハナシを
イメージしていただければと。
映画
「ラッカは静かに虐殺されている」
シーンを彷彿させる
と書けばいいか。

この国の今の混迷の始まりは、
ミャンマー発展のため、
アウン・サウン・スーチー女史を、
中心とした新政府が、
日本や韓国そして中国などと、
経済的技術的交流を進めていく中で、
中国へ結ぶ、
カチン州のガスパイプラインや、
軍政下のときに中国と契約して、
中国主導によって作られた
水力発電のためのミッソンダムが、
それぞれ地元にとって、
理不尽な中国との契約が発覚し、
それに反発した民衆の猛反対により、
とん挫したことに加え、
西欧西側諸国との経済協力を、
新政府が並行して
推し進めていくなか、
オーストラリアと、
ガスのパイプライン建設など、
新たなビジネスを展開。
そういうなかで、
中共寄りの「軍」の反発が起き、
こういう展開になってしまったと。
アウン・サウン・スーチーはウザしと。

もう何を言わんやである。

要するに中国さまには逆らうなと。

それでも自分たち民衆のチカラで、
自立した国家を構築していきたい、
というのが多くのミャンマー国民の
本音なワケで。
日本のような・・・か。

なまじ国に使える天然資源があると、
何かと面倒なことに巻き込まれる。
ということ。

今日もミャンマーは緊張状態にあるが、
世界はほとんど目を背けている現状。
これに憤るA女史の目は、
真の愛国者の強い
目力に満ち溢れていた。

ほどなくウイグル自治区でも、
なんか、どこかで聞いたような話が。

昨年の8月ウイグル自治区西部で、
10億トンの石油と天然ガスが
発見されたと、
報道があったものの、
その直後からウイグルでの、
中共によるジェノサイド問題が、
表沙汰になってきたことは、
皆さんすでにご承知のとおり。
そんな土地の天然ガスは、
なかなか買いにくい。
思ったほど商売が
うまくいっていないのかもしれない。
そりゃそうだろう。

まして北京オリンピックに、
大口の商談が見込める首脳たちが、
こぞって北京に
やってこなかったのだから。
ビッグビジネスはなかなか難しい。

そして、このニュース。
キエフといえば、
我々が学生時代には、
チェルノブイリ原発事故によって、
「死の街」となったエリアと、
答案用紙に書いて
〇をもらっていた場所。
ここは放射能が永久に減らない。
よって日本でも原発を反対しよう!
ってな反原発キャンペーンの、
発祥の地のようなところが、
首都とは驚いたし、
そもそもソ連の負の遺産である、
廃炉となった
チェルノブイリ原発の維持が、
無意味で面倒になった故に、
棄てられた国、
それがウクライナでなかったか?
また西側諸国とて、
この放射能にまみれた国に、
好き好んで入って
行きたがらなかったじゃないか。
皮肉にもこれが、
緩衝地帯として機能したことで、
ウクライナの独立性が、
担保されることになったワケで。

翻って我が国。
今だに福島県は風評被害に、
苦しんでいるが、
これを見ると、
放射能汚染なんてやがて、
自然浄化されるのだから、
チェルノブイリ以下の数値なら、
問題ないじゃん!
処理水だって海上放出したって、
何ら問題ないっしょ!
ロシア軍の兵士たちは、
ピンピンしてるじゃないの。
となるのだが、
こういうことを言うと、
原発反対派と中韓が怒り狂う。

皮肉にも原発反対派の理論を、
逆手に取ると、
ロシア軍は放射能まみれの地、
キエフに進軍して嬉々としていると。
こうなるのだが違うか?
なぜそう報道しないのか?
ベラルーシがロシアの援軍とは、
なんとなくハナシの輪郭が見えてきた。

そんなに仲良しなんだと。
仲良きことはより良きかな。

ロシアから天然ガスを買わない!
と皆こぞって経済制裁を叫ぶものの、
その反対側で、
中国の天然ガスを確保するため、
大国の大口契約が続出しているという。

爆撃で続々と新たな「障がい者」が、
出ているさなかに
パラリンピック開催とは、
なんともおめでたいにも
ほどがあるだろう。
誰もこんな状況での、
開催を反対しない不思議。
抗議の出場拒否する国もない。
選手もいない。
なんにも言わない触れない。
皆それほどまでに、
メダルが欲しいということか。
そういういやしい連中のやる
オリンピックを平和の祭典といふ。

あ、そうか。
中止騒ぎになればラスボスが登場して、
「戦争をやめなさい!」って、
一喝して1日で終戦もありえるか・・・
そこまで計算していたら、
たいしたものだ。
舛添要一がいう
「かしこいトップ」というのは、
こういう人物のことをいうのか。
なるほど。
よくわかった。
そういうことか・・・
コメント (2)
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