続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

黒鳥や哀しからずや

2025-04-11 00:03:00 | 日記
今年も無事、
桜を拝むことができました(笑)
この歳にもなると
だんだん「定年」と「寿命」が
気になるようになってきます
若いときは桜の花見なんていうと
若手の仕事「場所取り」、
「買い出し」「お酌と返杯」
「余興芸の披露」に「トイレ案内」
「泥酔者の介抱」「恒例のケンカ仲裁」
などで憂鬱だったもんですが

今や「会社の花見」といっただけで
「パワハラ」に該当するご時世
そういえば
いわゆるコロナ以降、
皆で花見はおろか
恒例行事だった「飲み会」も
今や年に2,3回程度に激減
ただ仕事だけは相変わらずの
人手不足とやらで
増え続ける一方

さらに
これにちょっとした
「騒動」まで加わり
それどころじゃナイって近況
(ってかオレだけ誘われてナイだけ?)
おかげでブログ更新も
ままならぬ有様…

とはいえ今年も
恒例の地元マリスタ詣を
D先生と共に晴天の某日?
楽天戦にて参拝(参戦)
相も変わらずの
貧打マリーンズ打線は
仕方ナイこととして
毎回立ち上がりヒヤヒヤの
エース小島がこの試合では
8回まで0点と好投。

9回から2022年以来の再加入
タイロン・ゲレイロが
160キロ超え剛速球連発で
球場がどよめくことしきり。

かつてはコントロールが
ままならず安定性に欠けた
あの「ガイジン投手」が
強力クローザーとして復活
というかマリーンズにしては
珍しい「最強補強」に超ビックリ!

完璧な完封リレーでの勝利。
このゲレイロに関しては
この先、今シーズンにおいて
相当な話題になることでしょう
多分
(となるとソフトバンクに取られる)

またこの試合
犠牲フライの1-0での勝利
というのも
我々古参ファンからすると
これぞマリーンズってな
渋すぎる勝ち方での
イイ「お正月」を
迎えることができました。

さて
タイロン・ゲレイロがこうして
我がマリーンズに
出戻ってきてくれた

ということは彼にとって
千葉ロッテマリーンズは
「居心地のイイ緩い球団」だった
ということだったんでしょう。

現時点ですでに
カムバック賞もんです

そういえば最近、
かなりの企業でカムバック制度を
導入していると聞く…
と白々しい書き方に
我ながら苦笑ですが

かくいう私の在籍する社でも
すでに導入済みで
辞めてはみたものの
やつぱりココの方が自分には
合っていたかな。。。

ってなところに
元々トラブルで辞めたワケ
でもなかった上、
当人の性格や
人間関係にも心配なく
かつ仕事が確実に即戦力でできる
「中途の人材」の確保となると

今の時代では企業としても
まぁ過去のことは水に流して・・・
でも「再雇用」可
という流れらしく

不確実性の高い新人を育成
する企業リスク(ギャンブル)
というのも背景に見え隠れ
するというかなんというか。

確かに今年の新人初任給は
報道されているように
超がつくほどの「破格」の待遇
なのかもしれません

が私、個人的にはコレは単なる世間の
僻みやっかみの類と冷笑するところで
これが見込み残業込みの金額

となると
全く見方が変わろう
というものだけれども
それが今の「当たり前」であることは
現役の「会社員」なら常識の範囲。

基本給がいくらかが
実は重要なポイントも
マッサラの新社会人に給与について
考えるのは当たり前
というのは酷なハナシで

かといってそれに気づかれて
「やっぱもう辞めます」でも
困るので結局のところ
まぁそのへんは・・・
ってなのが実態かと。

そもそも、この先
正直なところ給料が劇的に上がる!
なんてことはまぁナイでしょう
というのが我々現役オヤジ世代の
少々冷ややかな見方で

それどころか
20年後、30年後
ヘンなタイミングで
リストラされたり
会社が倒産や事業所閉鎖
なんて方が
よっぽど厄介で
むしろそっちの方が心配。

そういう意味を含めて
最近の高額初任給とやらも
新人「プロ野球選手」の
入団契約金みたいなもんで
最初は華々しくっていう
イメージに近い

最後(定年)まで果たして何人
生き残れるか・・・
として考えたら
けしてこの金額けっして
「高額」とは言い切れないかと。

実際問題、
会社に入って2年、3年ってな
サイクルで大抵ボーナス支給後に
順番的に1人抜け・・・2人抜け
というのが「会社あるある」。

そして実際に辞めてみて
あまりに多くのブラック企業と
世間の厳しさを思い知って・・・

そういう現状を鑑みて
カムバック制度を
近年多くの企業が
ここにきて採用するように
なってきたワケで…

落ちこぼれ社員故に
お恥ずかしながら
偉そうなことは
言えない私メですが

ソコソコ長年「社畜生活」を
送ってきた者として
ここまで振り返って想うのは

組織の中で生き残るためには
毎度再三書いてきた
挨拶力、準備力、謝罪力のほか

長く働こうと思うな
(会社組織に媚びるなの意)

偉くなろうと思うな
(余計な敵を作るだけ)

功名心は捨てよ
(無名に拘る人物ほど評価が高い)

派閥を信じるな
(余計な仲間意識は命取り)

自分の仕事を自慢するほど頑張るな
(自滅する人はこのパターン)

100%全力で常に頑張ることより
30%程度の本気で取り組むよう
意識的に心がけよ
(プロ野球でいえば2割6分程度)
ただし
日々の個人的なスキルアップと
ノーミスだけは徹底的に拘るべし

そして常に粋であれ
(人から見られている意識を常時)

以上を積み重ねていくうち
孤独まで楽しめるようになれれば
気づくと「あら不思議」
もうこんな勤続年数か?で
それが多分正解。

かように想うワケです。

ケドどうでしょう?

ずいぶんと気楽な仕事してやがるなぁ
と小バカにされるくらいが丁度イイ
そう考えると「つば九郎」って
イチ勤め人としてみた場合
理想的な勤め人(職人)だった
ということになるかと・・・

またルーキー(ロッテ西川)が
華々しくプロの世界に入ってきて

そして
それとは反対に
淘汰(リストラ)される
選手もいて

これを毎年繰り返す
引退(定年)試合まで
たどり着ける選手が何人
いることやら・・・

そう考えると
会社社会と被るところが
どこか桜の樹のような
儚さの如し
といった感じ

その中で永年において
オンリーワンの異才を放ちながら
絶対的、唯一無二の
自分の居場所を作りあげた
つば九郎って改めてスゲー奴
だったんだなと

サラリーマンならこうありたい
ってなコトを体現してくれた
「中身だったであろう人」に
改めて合掌
(公式発表では今でもつば九郎は
生きているそうなのでこの表現にて)

そして、
これが実は勤め人として
理想とする働き方及び
生き方なんだよ!
ご参考まで・・・と
後世に遺してくれたことに
感謝と敬意をもって
ここに駄筆ながら
書き残しておこうかと

黒鳥や哀しからずや・・・
と。

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もうソロソロどうだろう?

2025-03-25 23:08:00 | 日記
3月16日に千葉県知事選挙が行われた

前回は
「お笑い千葉県知事選」だとか
「カオス選挙」などと
明らかに自身のYouTube
再生回数目的の
トンデモ候補者乱立により
酷評される有様だったものの
今回は定番というか
本命(保守)◎
対抗(左派)△
穴 …
みたいな〇▲ナシの
一本被り選挙。

結果は案の定
現職の熊谷俊人知事の再選となり
マリスタで千葉県知事としての
始球式の権利を獲得(笑)

今回は投票率が低すぎるなどと
ネット界隈では
千葉県民に対し批判的な
意見が多く散見されるけれど
地元民レベルの地べたの目線で
書かせてもらうならば
今回の選挙自体が
税金の無駄使いではないか?と
ほとんどの
千葉県民が思っていたハズ

だいたいにおいて
今回の知事選、
対抗というか
単穴候補レベルの共産系
小倉正行氏の中心公約が
水道料金20%値上げ反対!
だったが
この公約は
さすがにタイミング的に
悪すぎ。

埼玉県八潮市の道路陥没事故の
真っ只中だろう…
水道料金を20%上げたことで
コスト上昇に伴い
水道関係の工事件数の見直し
なんてコト言い出されて
工事件数を20%
削減されるより
たとえ20%程度上げたとて
20%の値上げ程度で
命の危険リスクが20%でも
下がるならば
どっちがマシか…

要は個人レベルで
20%分節水すれば
イイだけのハナシで
むしろSDGsとかいうなら
貴重な水の節水について
皆が考えるイイ機会だろうに

もはや共産党のお家芸
なんでも万事
とにかく反対の
昭和スタイルが通用
しなくなってきたか…
ということなのかなと

あとの二人
つばさの党の黒川敦彦氏と
元船橋市議会議員だった
NHK党の立花孝志氏は
ある意味今や
「名物候補者」の方々なので
もう今更書くまでもないが
立花孝志氏に79000人弱
黒川敦彦氏にも
1万人弱の人たちが
投票していたことも
特筆しておきたい。

ネットでお馴染み
名物候補者の参戦は今や
選挙の華
そういう時代に
なってきたということだろう

いずれにせよ選挙前から
この選挙、意味ある?
という意見を地元では
本当によく聞いた
珍しい選挙だった。

ちょうどこの選挙期間は
県内の高校受験シーズン真っ只中
ということもあって
私立高校授業料無償化の件と
並行して公立高校の
定員割れ問題についての方が
特に我々受験生の子を
持つ世代では
選挙より話題の中心
今年の千葉県公立高校受験倍率
「第一回目発表」で
こういうコトがあった

これはその一部切り抜き部分
どこの学校かは
あえて伏せるとして
この競争率格差に
注目していただきたい
1.6倍、はてまた2倍を超える
高い競争率の学校がある一方
定員割れをしている学校が
かなりあって中には
定員160人に対して
60人の受験とか
定員120人に対して
32人の受験なんてところも…

念のため補足しておくと
これは都市部の高校のデータで
過疎の地域のハナシではない
我々ベビーブーム世代からすると
ちょっとフェイクっぽい
ニュースに感じるが
実はこれが今の現実

しかし、
この話もよくよく聞けば
最近の公立高校でも
進学校は別格として
最も受験層が多い
中~下位レベル
おおむね偏差値40程度まで
(合格基準点200点)
の学校と我々の時代でいう
※マーク(いわゆる底辺校)の
学校とでは高校教育そのものが
違うのだという

これがこの異常な競争率の実態
我々の高校生の頃と違い
今ではピラミッド型の
学校ヒエラルキーが崩壊し

雲の上の世界
ごくごく普通な世界
そして
アンダーグラウンドな世界と
こういうまったく
互換性のナイ
異なる別物の階層が
コロニー型に形成されている
というカンジ
と書けば分かりやすいかと

そのすき間を「私立高校」が
補完している
という構図となる

私立高校の無償化はおかしい
というが実は
この辺が悩ましいところなのだ

また聞けば現在、
千葉県内の高校のほとんどで
高校入学と同時に「iPad」の購入が
事実上、義務付けられているそうな

授業で使用するためらしい
一応、予め個々で
入学前までに準備という
形を取っているものの

実際には学校購入の「iPad」には
授業で使用する
専用アプリが予め
入っていたりして
またその授業で使う
アプリとやらを自分で
入れるとなると
結構面倒だったり
ネットや個人購入といった
別購入では結果として割高になる
ケースもあるというから
そういう情報をあらかじめ
知っていれば
仕方なく学校購入をする
という流れになってしまうのだが
その値段8万円弱とのこと
これにキーボードやペンまで
購入すると10万円程度になるという
ペンとキーボードは任意購入

こうなると
高校授業料無償化の意味が
わかるような気がしてきた

10万円弱という金額は
公立高校の年間授業料と
ほぼ同じ額に相当する

また、
興味深いハナシだったのは
その筋のキレ者だと
自身が使用している
最新型「iPhone」に何等かの方法で
その専用アプリをダウンロードして
使っていたりするとのこと

iPadでというのは
あくまで任意という建前なので
そこを拡大解釈すると
じゃあiPhoneでも可でしょ?
こういうことも起きる

使用するアプリが
キチンと使いこなせれば
iPhoneを反対する正当性が
失くなってしまう
単なる
教師的感情論でしかないことを
露呈してしまうことになるのは
このご時世不都合極まりない

これで授業中
スマホ持ち込み禁止を免れる
狡賢い知恵
ということになるが
こういうところにも現代の
学力及び収入格差を
垣間見ることができたりする

もう何を言わんやで

当然のことながら
進学校と普通校と底辺校では
iPad使用の授業レベルも違う
進学校では「基本」なんて
まぁやらない。

すでにExcelで
円グラフ作りどころか
簡単なプログラミング程度は
嗜みとして…ぐらい
できて当たり前の頭脳レベル。

一流大学に進学を目的としている
彼らにとってiPadの授業なんぞ
むしろ時間のムダ程度か
暇つぶしの穴埋め授業
くらいにしか思っちゃいない

その一方で真逆に位置する
いわゆる底辺校では
定員割れした入学に加え
3年後に晴れて卒業できるのが
50%以上なら当たり年
学校によっては
3割程度の卒業率
というハナシもある
iPad使用の授業どころの
ハナシじゃない

では、こうした底辺校は
税金のムダ!かというと
私、潮風太子はそうは思わない

この手の学校に行く子の
ほとんどは今や
単にいわゆる昔でいう
いわゆる不良よりも
ADHDだとか学習障害であったり
不登校など何等かの精神疾患を
患っている子であったり
日本語が
まだカタコト程度にして
読み書き小学生レベルの
移民系の子たちであったり
するというので
合格しても5教科で
100点未満がほとんどという

要するに
この手の底辺校は
社会の受け皿としての
最後の砦的な意味を持っている
ということ

高等教育というより
救済教育の意味合いが強い

しかしながら
コレを単にムダと言えるだろうか?

永山則夫みたいな無知の輩が
毎年、全国的に中学卒業と同時、
大量排出されたら…
考えただけでもゾッとする

そう考えるに
学ぶチャンスぐらい彼らにも…
と思うのが人情ではなかろうか

とはいえ
正直なところ標準的な高校で
iPadを使った実践的な教育や
「高等数学」や「古典」を
学ぶという「当たり前」な
高校生活を送る子たちがいる
一方で

小学校レベルの「算数」や
「日本地図」や「BE動詞」から
「勉強」しなくてはならない
「高校生」たちがこの国に今
多く存在している現実

そして彼らを指導する
「高校教師」たちの存在
もはや「塾」のレベルの高校で
本来、勉強が好きで「研究熱心」
そして、この「学問」の面白さを
専門的に指導したいという
強く熱い想いを持って
「高校教師」という道を
選んだであろう先生方も

小学校~中学校1年生レベルの
学力の生徒を相手に
「高校の授業」を行うというのは
いくら「仕事」とはいえ
かなり酷な話

幼稚園児にコピーの取り方を
教えるより難儀なコトだと思う

しかも、
授業料無償化というと
聞こえはいいけれど
当然のことながら彼らの
「サラリー」にも当然のこと
これが反映されることは
ある程度、
社会人経験のある人間なら
わかるハズ

この手の学校の
先生方のモチベーションが
本当に心配でならない

コレこと話を戻すと
近年になってようやく
初等教育の段階で
様々多様にして
妙な格差と問題点が
発生しているであろうことも
わかってきた

富裕層で学習意欲あるいは
知的能力の高い子は
当たり前のように
国立・私立の小・中学校へ
進学し選択肢多き
明るい未来へと
突き進めようが

そうでない子は
おおよそ見当のついた
薄暗い未来に向かって・・・
となってしまう

生活苦の家庭に生まれてしまうと
まず「エリート官僚」はもとより
「医師」や「弁護士」にも
なることは事実上不可能という
現実がそこにある

本当に頑張って運良く
かろうじて大学まで進学
できたとて何年にも及ぶ
「奨学金ローン」地獄へと
更に突き進んでしまう

そして、
やれ体罰禁止だといっては
勉強のできない子の補習は禁止、
宿題をやってこなくても
なんら叱責ナシ
当然、小学生レベルの
基礎学力自体が
まったくといっていいほどナイ
こうした子たちが
カオスな世界へと
先送りされてゆく。

こうした現状(惨状)が
今や完全なる形で
可視化されているのだから
もういい加減
学習カリキュラムの見直しを
文科省のマニュアルとは別に
県単位でできないものだろうかと

このままでは千葉県及び
次世代の子たちの未来が
本当の意味で心配

こういう実務的かつ
実例を用いた現実的な
教育ビジョン議論が
今回の千葉県知事選では
出てこなかったのが
残念だった

中には
真っ昼間に
某大型ターミナル駅前で
エロ漫談まがいな
「選挙演説」を堂々としていた
候補者もいたが

そんな調子だから
投票する人がいないんですケド…
という声を今回の知事選では
よく聞いた

こういうところが
一本被り選挙の困ったところで
選挙中は余計なことを一切
言わないのが勝因とな?

年寄層に訴える選挙も確かに
大事ではあるけれども
若い世代や子育て層に
訴える選挙
単に授業料とか給食費といった
「金のハナシ」の他に

未来に向けた現実的な
教育システムの再構築へと
ソロソロそっちに政治も
シフトチェンジしてくれても
よさそうなもんだが

そのために選挙投票も
18歳からにしたのでは
なかったか?

それとも単に票数を増やして
投票率を下げることで
与党有利の流れでも
作ろうと企んだ為
なのだろうか?

皮肉なことに
この18歳以上での投票権。
コレがYouTube選挙を
生み出す結果になろうとは
ついぞ10年前あたりに
誰が思っただろう

かくして
この先ずっとYouTubeに
振り回される選挙が
続くことになろうかと

この手の教育問題については
近々に書こうと思っている
「新卒売り手市場の現実」
についての前段としての
前書き代わりの一筆にて
今回書かせていただいた次第。
それではまた次回にて
コメント (2)
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巷の喧噪の裏で

2025-03-06 00:48:00 | 日記
お久しぶりです(;^_^
自分でもビックリの
浦島太郎状態で
もう3月でしたか・・・
そして今月に入って
突然の散発的休暇取得命令
いきなり明後日休めとか・・・
何を言ってやがる
散々休暇規制して
休ませなかった上に
その最中、当社内では
会社再編準備の大混乱ぶり

ちょいと少し前まで
こんな一般庶民には
どうでもいいような
ニュースを楽しむ余裕が
この国にはあったのに…

正直、私メは思います。
こんな平和ボケニュースの裏で
日本の多くの企業が
大規模再編という大嵐
いや大火に見舞われていて

それが現在進行形で起きている!
ということ。

皆、知っていても知らんぷりの風情
一体全体、どういうことなのかと
でもって財務省解体デモ?とな。
いやいやまずは身近なところで
起きている待ったナシの
喫緊の課題があちこちで今…

長年、会社勤めをしていると
この歳にもなるに
いろいろな企業、
業界の知り合いがいたりするもので
「地べたの目線」での
いろんなお話を聞きます。

そこには怒りというか絶望感というか
無力感というか切ない気持ちとか
何とも言えない感情が入り混じります
今回のみで、
それらすべては書ききれないので
追々順を追って書いていくとします。
当方、何かと長文なブログなので
できるだけ簡潔に

まず今回は
私、潮風太子の周囲(自社)で
この約3か月間ほどで起きた出来事を
更新遅れの言い訳がてら一筆をば

昨年初頭あたりから
会社再編のうわさ話が
社内を駆け巡り始め
昨年夏には
その概要がこれまたウワサ話として
続報される
この時点ではまだ公式な発表はナシ
と思っていたら某SNSにて
その事実を知ることになる(笑)

「まず我々の身分保全をすべし」
と組合の現役役員たちに提言

かつて組合活動をしていたが
現在は立場上もあり
隠居のOB風情として
現役組に恥をかかせないよう
コッソリ隠密にてチクリ
すると数日後
「まだ何も決まっていないそうで」
と嫌な予感しかしない返答
そんなわけあるまい
来年スグのハナシだぞ?
と詰めるも
他のグループ企業△△社で
この件について現在
大揉めしているそうで
先ずソコが片付いてから…
とのこと
どうも聞けば
基本給が下がると騒いでいると…

かつてグループ企業化で
分社するなどして
バラバラにした結果
給与体系もバラバラとなった。
そしてこの期に及んで
これをまた再一本化させるとなると
いろいろと弊害も出るというもの。

20数年かけて構築されたものを
今更ながら壊して
となれば当然こういう事態が
起きうる。
そうこうしているうち昨年末、
そして当方の発熱(笑)
年明け早々
今度は組合解散とのハナシ
ウチはユニオンショップじゃないのか?
と問うも
「解散というか廃止」になります
との返答
じゃあこれから
俺らはフリーランスで
働けるようになると?
そうでなくとも
組合のグレー経理問題が発覚して
それ以降「正義をかざす改革派」と
「長いものに巻かれろ保守派」の
対立が表面化していた最中での
今回の騒動。
このタイミングを見計らってか
今度は会社側が給与体系について
3プランから選択せよとの提示

A.今まで通りの給与体系、休暇日数など
B.新給与体系で基本給大幅アップも
 新就業規則にて
C.パートタイム制とある
ここから選択せよとな?

この検討期間3週間ナリも
これまたトイレや
廊下の張り紙による告知故、
ほとんどの従業員が
コレに気づいたのが
約2週間前
「さぁどうする?」
喧々諤々な議論が始まるも
すでに時間がナイ
我々のような長老組は
Aの方が基本給が高いので
そのままが良いハズだが
Bの基本給の額面を見て
驚いたのが
新入社員でも我々と
3万円程度しか変わらないと?
毎年で平均2000円づつとかしか
基本給が上昇してこなかったのにと。
ただBプランの就業規約が
先に出ていないのも気になる
まず先にサインしろとは
マルチ商法の手口の匂いがする。
皆、分かっているのだろうか?

Cプランは60歳定年後の
契約社員組向けと
介護や育児休暇組対策に
充てられるということか

あと4年数か月で定年を迎える
潮風太子にとって基本給問題は
死活大問題。

いやその後に控える
昭和49年生まれあたりまでの
ベビーブーマー世代まで関わる
大問題なのだから
そう簡単に納得はできまい。
なぜなら日本の会社員の多く
現在、60歳定年の企業では
57歳の時点での基本給が
退職金の基礎計算額に確定するため
つまりあと約2年で
決まる基本給が
退職金に反映される故に
そこはムキにならざるを得ない。
コレどういうこと?と

もう勘のいい方は
お気づきかと思いますが
今回の再編、
前回、不況時に
組織大解体を
行ったときとは違い
一括清算を行わない
というところが
実は最大のポイント。

つまりリストラもなければ
世界のHONDAのような
超上乗せ希望退職もナイ
これが今回の企業再編の正体。
人材は不足している
けれども
不足している部署の人間は
なんとしても
流出させまいとする半面、
部署や親会社・子会社合併により
余剰人員になる部署の方々は
働き方改革の影響もあるでしょう
もう残業で稼ぐことはできませんよ
それどころか
次の職場での居場所も・・・
とばかりに
遠回しな自主退職を促す
したたかな人員整理が
ココに完成する
助けてくれるハズの労働組合も
もはや風前の灯火…か。

ほどなく数日後、
新たに労働組合を
立ち上げますので
今まで通り継続の方は
そのままで。

入らないという方は
「退会届」を本部まで
ご提出のほどお願いいたします
との本部通達。
ん?委員長は退任、退職にて
組合は解散のハナシ
でなかったのか?
「書記長が
インディペンデント団体として
やると言っているそうです」
はぁ?
いわゆる自由参加型
オープンショップ形式での
運営をするらしいが
そうなると
これまでのような
専従方式は取れないだろうし
そもそも辞めるなら
退会届を出せ!
というのも
逆のような気もするし。

こういうときは
動かざるコトが鉄則。
と個人的には
長年の会社勤めの勘だが、
ここで意見交換の場において
潮風太子の同世代組でも
意見が分かれた。

「これ以上アイツら(本部)の
横暴に付き合えない」
「いや、そうはいっても
哀しいかな会社との交渉権は
組合で!ということになる」
「いや今や同一労働、
同一賃金は法律で守られるので
組合員でなくとも給与は
保証される故に
そんな組合に入っても意味ナイ」
と話し合いは平行線。

結果、同世代組6人中
潮風太子と2名が残留組で
3名は退会組へと
袂を分かつことに…
この動きを見てか見ずか
この話し合い直後から
無党派層の面々の
各世代ごとでも対応が
別れることに

のちに知ったことだが
面白いことに高年齢組ほど
残留率が高く
若い世代ほど退会率が
高いということが判明。

結果
当事業所では約半数が
組合を去ることとなった。

最大規模の組合組織が半減した形。
すると数日後、
B営業所でも
同じような現象が
起きたとのことだが、
これまで3番手の人数の
事業所だったCが
全員新組合に参加!
を表明して
「えっ?」ということに
なった。

コレ即ち
事業所営業所間の
パワーバランスが
逆転崩壊した瞬間を意味する。
人数によって
役員配置人数は決まる
ということは・・・
グループ再編で
扱い規模が小さくなれば
なるほど少ない人数でも簡単に
意思決定を行うことが可能となる。

大人数での議論がなくなって
シンプルに自分たちに有利に
ハナシを進めることが
できるようになると。

うるさい批判的な連中は
皆去っていった。
気づいた時にはもう。。。
である
「潮風さん今度は
野党の役割ですね」
バカ言え!こちとら、
もうロートルで
隠居生活突入の身分。
定年までオレを揉め事に
巻き込まないでくれ!
これが偽らざる本心も
そうは問屋が卸さないってか?
難儀が続く
とある会社の
一つの出来事として
書き残しておきます。

会社組織グループ再編を敢行する!

来るべく外資ファンドからの
乗っ取りに備え我がグループも
今こそ団結し組織強化を!
の天の声も白々しく
90年初頭のバブル崩壊で
大企業が次々と倒産していく中、
本社保身のために赤字部署を次々と
子会社化あるいは分社化などを行い
大規模なリストラ
希望退職、強制退職含め
結果として後先考えない愚策を
次々とやってのけた結果
なんとか難は逃れたものの
その後「不況」とやらが
30年だか続き
その間にいたるところで今度は
必要人材不足が急加速
今では
我が国の最重要部分が
スッカスカになったところに
もってきてコロナから円安そして
急激なインフレ基調へ
ついには外資ファンドからの
ハゲタカ攻撃に防戦
そして
徹底抗戦の構えも
これまた巧妙な
新リストラ策を繰り出し
支離滅裂な
施策を多くの大企業が
現在進行形にて展開中。

この煽り悪影響は
当然のことながら
中小企業そして
下請け企業にまで
波及するであろうことは
もはや明らか。

働き方改革という愚策も
結果として
更なる急激な
インフレを呼ぶ悪循環。

ちゃんと取材してくださいな
「オールドメディア」の皆さん!

今こういうコトが
我が国の至る所で
起きているんですから…



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ららアリーナに参上

2024-12-31 23:15:00 | 日記
2週間ほど
インフルエンザというやつに
かかってしまい
大変な目に遭ってしまいました
皆さんもお気をつけください
ハナシをインフルエンザ感染前日に
戻します
時は12月18日
19日に「当局」の監査が入るので
前日から謎の急な休暇取得「命令」
コレを言われたのが12月13日の夜。
そんな急に休みと言われても
「5日後ヒマになったから飲みいこ!」
なんて若手じゃねんだから
御年55歳の潮風太子の周囲の面々も
さすがにソコソコ(笑)
社会的に重要かつ主要ポジションに
位置している面々ばかりなので
そう簡単に軽々しくアポなど取れない
せめて2週間前が最低限の常識だろう

ということで12月13日から
5日後の12月18日
千葉ジェッツ戦が
当方地元船橋アリーナから
本拠地を移転した
新ホームの「ららアリーナ」で
あるというので久々
千葉ジェッツの「応炎」に
仕事終わり電車で向かう
ららぽーとの裏側
元船橋オートレース場の近く
かつてのオケラ道は今や
なんとも近代的なアリーナへと
変貌しました

ところでまず
チケット入手のハナシから
今や大人気の千葉ジェッツ
(あまり地元では実感ナイですが)
約1万人収容のチケットが
毎回完売だそう
(ちなみに今回の試合の
入場者数も9842人公式発表)

専用アプリからチケットを
購入するのですが
検索すると試合5日前では
もう完売の表示!
えっ?安い席でも3900~
平均4000~9000円弱の席が
平日の試合で完売?
驚きました

2011年に船橋アリーナで
bjリーグの新チームとして
産声を上げた頃は
開幕戦こそ
あの松平健が
マツケンサンバを披露して
大入り満員になったものの
翌日からは特に水曜日の試合だと

延べで平均900人程度弱

一見ソコソコ入っているようで
キャパ5000人弱の体育館施設で
約20%程度といったところ

それもファンクラブ入会でもらえる
自由席2枚のお得チケットで
入場しているビギナー
「ブースター」ばかりで
以前書いたように
こんなんじゃ
いつまでもつやら…と思っていたら
今やど~です!ってなもんです

すでにチケット完売とは
いや参ったな…と思っていたら
このアプリの画面を下に
スクロールしていくと
こんな座席が…
注釈つきシート?

いわゆる訳アリ席というのが
あるそうで
ソコに空きがあると。
しかも料金1500円!?

画像で座席をチェックすると
そんな悪い場所なんかな?
という印象

通常3900~6800円程度の
エリア内に混ざっている
こいういう訳アリ席が3席ほど
売れ残っていたようなので
そのうちの通路側の席を
迷わず速攻で購入。

まぁ初めての「ららアリ」
ということなので見学がてらなら
この金額は超良心価格。
むしろどんな訳アリ席なのかに
興味が湧いてきた次第
対戦相手も最下位の仙台89ers
ならば「ららアリ」初陣の
潮風太子としては
疫病神の汚名返上の
絶好のチャンス!

まぁココのブログの住人の
皆さんはもうご承知ですが
とにかく私メが試合に行くと
負けるコトがほとんど。
マリーンズもそうだし
レイソルもそう。
また
試合に行かなくとも
絶好調のジェッツに関して
記事を書いた途端
連敗街道突入なんてことが
毎回のオチなので
近年では
あえてあまり千葉ジェッツの
記事は自重している次第
とはいえ
やはりこういう時こそ
試合に行きたくなる
そして
書きたくなってしまう性分

ということで
税込1500円の入場料で
コッソリ入場
尚、ココは
スマホの電子チケットのみ
利用可。
紙のチケットは存在しません

逆に言うとスマホが無ければ
観戦できないと。
いざ入場そしてビックリ!
もはや本場アメリカNBAの
スタジアムそっくり

いやいや日本のバスケも
とうとうここまで来ましたかと。

それと例の訳アリ座席
前に手摺りがある程度で
思っていたより全然良席でした

あ、そうそう潮風太子世代の
人たちに伝えなきゃいけないのが

ココではすべて支払いも
スマホ電子決済となっているコト

現金が使えませんので
ご注意のほど

ペイペイとか電子決済で
食べ物を購入しますので
スマホ決済に
慣れていないジジババは
ちょっと難儀しますので
スムーズに使えるよう
練習してから行きましょう


早速ジェッツソーダ600円と
ジャンボくんのまんなかドーナツ
500円を購入
ジェッツソーダは要するに
クランベリーソーダでした
ちょいと大人テイストです
はてさて試合の方ですが
第1クォーターこそ18-14で
入ったものの
どうも仙台から簡単に
中央突破されまくりで
しかも外したあとの
リバウンドで得点をされると

この流れが第2クォーターへと
繋がり完全に仙台に支配される
試合展開となり32-34と逆転を
されてしまい更に
第3クォーターも
この流れに乗った仙台が
更に勢いが増していくのに対し

この日のジェッツは
リバウンドをことごとく外し
中学校の体育の授業でやる
バスケみたいな
まぁなかなか得点入らずの
イライラが募る試合展開
最下位のチーム相手に
なかなか得点が入らなければ
当然勝ち運が遠のくと

第3クォーター終了時には
45-52と7点差をつけられて
「あれあれ何か今日はおかしいぞ」
ってなカンジで
ジェッツブースターたちが
ざわつき始める

ただバスケの場合
常に会場側リードによる大音量の
音楽とDJが「誘導」を継続的に
行うシステムなので
野球やサッカーのような
汚いヤジや罵声が飛ばないのが
特徴

若干騒がしい気もするが
子供たちの教育上には
良いと思うこと多々
良くも悪くも子供は
大人を真似て育つもので
その悪い見本の典型が
潮風太子とその息子たち(笑)
そうこうしているうちに
とうとう最終第4クォーター
まさかこの低得点で
最下位の仙台に負けるとは…
という会場の雰囲気の中
なんとなく簡単に3ポイントを
決めてくる仙台に対し

何度となく強引な
3ポイントシュートを
打っては外し
そして
外した直後のリバウンドも
何度となく決められない
この日の千葉ジェッツ

千葉9に対して1ほどの比率の
仙台89ersのブースターたちは
それはもう歓喜!
結局60-68という
正直プロの試合としては
低レベルな一戦で
千葉ジェッツが
負けという結果に…

このあと
コッソリとネット論壇を
閲覧すると
どこも
「なんだこの試合は?」
「酷い試合だった
「今シーズンは3位も危ない」
などネガティブな書き込みの
オンパレード

9000円相当のチケットを
家族4人分購入したであろう
近くのご家族連れの
ジェッツブースターの方などは
なんか気の毒になりました

私メは1500円ぽっちで
コッソリ観戦なので
あ~またか程度のガッカリ感
でしたが

それもこれも私メが
参戦したから敗戦となった
ということでしょう多分

ジェッツブースターの皆さん
大変失礼を致しました
と、先にお詫びしておきます
m(_ _)m

その昔、
ザウスと船橋オートレース場
があった場所には
IKEAと「ららアリーナ」
その奥には最新型倉庫街
という近代的なエリアへと
変貌を遂げ
なかなかの
夜景ロケーションですが

今どきのスタジアムとやらは
現金不可ヤジも不可…
昭和は過去になりにけり

電子チケット電子決済での
新しい時代を肌で感じた
ららアリーナ初観戦となりました
そして
この翌日インフルエンザに感染
せっかくの休暇も39度の熱で
ダウン…
熱が3日程度で下がると
今度は咳地獄。

以降、都合14日間。
咳が苦しい日が続き
ようやく咳も
おさまり始めたので
ブログを書こうとしたら
すでに大晦日?
コロナにインフルエンザに
マイコプラズマ…
皆さんもくれぐれ
ご注意くださいませ

締めにブロン液を一口
お身体ご自愛ください


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朝真暮偽(ちょうしんぼぎ)

2024-11-29 22:32:17 | 日記
働き方改革とやらで逆に有給休暇の取得が
困難になる現象が結構いたるところで
起きているようで
しかし毎度のことながら
マスメディアで
取り上げられないと
こうした実情は
なかなか知られない
かくいう私メも
その憂き目に遭っている状況で
今年に至っては
忘年会の予定もままならない有様
これ一体どういうことなのかと
人手不足と働き方改革の弊害にて
勤務拘束時間厳守の関係から
早い段階での調整が必要なので
2ヶ月先の有給休暇申請を出せだ?
尚、消化しきれなかった
有休休暇分は1.0で買い取るので
休暇証を総務に提出せよ?
働きたいとき思うように
働けなくなって
休みたいときに休めなくなった
若いころは良く遊びよく働け!
なんてよく言われたもんですが・・・
要するに休むな働き続けろと。
人手不足の一言で済まされてしまう
今日この頃
なんか本末転倒です
ここから話変わります
先日、
ひょんなことから競走馬の馬運車
について調べることがあって
ネットで検索していたら
こんな文章が出ていてちょっとビックリ
1991年頃に首都高代々木ランプ付近で
馬運車が横転してドライバーが
塀を乗り越え新宿中央公園で~とある?
大変失礼ながらこれは「勘違いネタ」
正確には外苑付近で
タンクローリーが横転して
側壁に激突炎上、
気が動転したであろう
ドライバーが発作的に
高速道路を降りて
神宮外苑の森で~
というのが顛末
2008年の熊野町の事故とは別
念のため補足
というのもこの事故
まだ若かりし頃の潮風太子。
山梨県の某大手企業の工場へ
新型機の初期トラブル対応
(要するに怒られに行く)で
向かう途中
さぁ4号線に入り
中央道入口へ右の車線に!と
移動した途端、
信濃町手前付近でピタ~っと
止まってから大渋滞
まったく動かなくなってしまい
携帯電話が普及してナイ時代
さぁ大ピンチ!
消防車とパトカーのサイレン音に
カーブの先に立ち上る
黒い煙が狼煙のように
青空に向かって上がっているさまを
ただ他のドライバーたちと
茫然と見ているしかなかったワケで
ダメだコリャ。
連絡もできない
トイレにも行けない
さぁどうしましょうと
あのときほど
絶望的な気分になったことは
正直ナイ
とうとう昼過ぎになっても
動く気配がなくなると
トラックドライバーたちが
一斉に立小便を始めた途端、
堰を切ったように首都高の側壁が
「簡易トイレ」に変わったことは
書くまでもない
「あぁこういうとき男でよかったぁ」
と血圧が下がりふらつきを感じつつ
神に感謝したもの
なので未だにこの件が
トラウマとなり
高速道路に乗るときは
できる限り「水分摂取」を控え
タブレットで「のどの渇き」をしのぐ
トイレ休憩はこまめにとる
を心掛けるようになった
その日その後の顛末は
まぁ怒られに怒られたのなんの
そりゃ昼前に来る奴が
夕方退社時刻近くに
来たんですから
先方はもちろんのこと
上司、先輩からも
怒られるわで
今は携帯電話があって
いいですな
このとき謝罪力の重要性を
思い知る
その後、翌日のニュースで
件のタンクローリーの運転手が
神宮の森で自死したことを知り
なんともやるせない気持ちに
なったと同時に
改めて安全運転について
考えさせられることとなった
30数年前のハナシ
ただこうしてネットの情報として
「そうなのか」と思っている人が
いるであろうという現実
こうした「誤報」はネットには
ヤマを通り越して星の数ほどに
あるということかと・・・
だからといってイチイチ
これ違いますよ訂正求む
なんて野暮のこと言うのも
面倒なので放置することにしたが
それでも日々こうして
文章に目を通す人がまた一人
いるというのも事実
さて例の兵庫県知事選挙
マスメディアから散々叩かれまくった
斎藤(前)知事が再選を果たしたという
ニュースに既存マスメディア
(通称・オールドメディア)は
ザワついた
SNSを駆使?した選挙戦略で
見事に絶望的逆境をひっくり返し
再選を果たすこととなった
この選挙の翌日、
昼休みの休憩でたまたま
同席した大先輩Eさん
昼飯を食いの
某ワイドショー番組を観ながら
「ほんとに兵庫県民ってバカだよなぁ」
と呆れたようにコッチに振ってきた
面倒くせぇなと思いつつも
相手は大先輩
とりあえず即対応
この方は書かずもがなの
今風でいうところの
ネット情報弱者の方
YouTubeなど見ないので
スマホで最新の情報を得る術
というのをご存じない
仕方がないので
「実は彼らはこういうのを・・・」
ということでYouTubeで
ダイジェスト風に一通り
例えて「立花某」の出ている動画を
見せてみたりと
いわゆる「オールドメディア」では
報じなかったところを
ご覧いただくこと5.6分ほど
「これじゃぁ今まで
聞いてたハナシと
全然違うじゃないかぁ!」と
たちまちご立腹のEさん
こういうのを見て
多くの兵庫県民が
斎藤信者になったというカンジ
なんですかねぇ・・・
と冷ややかに答えるも
「いやぁオレも騙されてたわぁ」
「潮風くんコレ知ってたの?」
とお怒り心頭のEさん
まぁ50代前半下の世代で
知らない人のことを
世間知らずと呼ぶカンジですかね
と続けて塩対応にて
と、まさにコペルニクス的転回
完全にYouTube信者かつ
アンチオールドメディア派へと
変節されたカンジだが
この数日後
今度は斎藤知事が選挙後に
雇っていた「選挙屋」が
ベラベラと余計な自慢話を
した途端、
選挙屋に支払われた報酬が
公職選挙法違反だ!と
オールドメディアが一斉に
ここぞとばかり
余程悔しかったのだろう
斎藤叩きを連日展開
宮根誠司あたりは連日
このニュースになると
両手を広げ軽やかなステップで
喜々としながら
必死にこの件の「説明」を
している様は滑稽ですらあるが
もはや
こんなチープすぎる
マスコミによる隠蔽工作など
もはや
通用する時代じゃないコト
くらい
いい加減気づけよと思うが
どうなんだろう?
斎藤知事の公職選挙法違反ネタで
オールドメディアが盛り上がる中
こんな歴史的大事件が
小さなニュースとして
各オールドメディアでは
コッソリと
報道されていることに驚愕

ルパン三世ですら
4人組で宝石たった
1コ盗むのがやっとなのに
コイツはたった1人で
勤務していた
2つの銀行貸金庫から
顧客がそれぞれ預けた
「最低見積り額」としても
十数億円を盗んだと!
これがなんと現役行員だった?
懲戒免職にして
報道では「元行員」とあるが
盗んだ時はバリバリの現役
銀行員。
横領の範囲を完全に逸脱した
もはや歴史的大泥棒の
伝説的大事件
これだけの世界的大事件なら
頭取のアタマが吹き飛んでも
おかしくない案件だろうに
なぜか斎藤某のような
大々的報道をしない謎
さらに金融機関の憂鬱は続き

立て続けに野村證券でも
大金持ちの自身の顧客に対し
いつもの営業のように
家を訪問して顧客に
睡眠薬を服用させ
寝入った隙に
押し入れから現金を強奪
かつその後、
家を放火して顧客を
焼き殺そうとする事件が
発覚!
これも全ての証券会社の信頼を
根幹から揺るがす大事件なのに
まったくオールドメディアでは
大々的に報道しない
これも謎
またまた大口スポンサーに対する
忖度かぃ!と、
今どきの一般庶民は思うワケで
いやいや
これを報道すればTV局や
大手新聞社が
貴重な大口スポンサーを
失うばかりでなく
三菱UFJではこれ以外にも
いやいや、
その他の銀行でも
こういうことが
起きているんじゃないか?
という新たな疑念が生まれ
皮肉なことに
新たな「事件」が次々と
発覚した日にゃもう…
野村證券の件も
もはや怖くて証券マンは
信用できないな…
だけでなく
こうしている間
一般株主の大口顧客情報を
「闇バイト組織」に
横流ししている証券マンも
いるんじゃないの?
という疑念の論調が
SNS発で起きたら
さぁ大変!
証券業界にとって
歴史的大ピンチとなろう
証券会社に大金預けりゃ
自分の命が危うくなる
ワケだもの
とまぁこんな調子だから
今こうして政治家(屋?)
に変わって
新たな民衆の敵として
オールドメディアが
叩かれるようになって
しまったワケだけれども
それでも
素知らぬ顔を決め込む
いや本当の善悪の判断すら
できなくなっているのか。
オールドメディアを
なんとも切なく感じる
報道する自由と
あえて報道しない自由
そりゃオトナの事情も
解るけれども
こういうことが
続いてきたことが
昨今起きている
アンチオールドメディア論の
ベースになっているのだが
オールドメディアと
ネットメディアの情報で
コロコロと正義が一瞬で
変わるさま
かつ、
その真偽の見極めが
難しい今日この頃
朝真暮偽(ちょうしんぼぎ)
とは良く言ったものだと
改めて思う
コメント (1)
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