続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

年末のご挨拶とお詫び

2021-12-30 12:12:38 | 日記

とうとう今年最後の更新
となってしまいましたが…
パソコンの調子が悪くて、
スムーズに文章が書けない状況でして。
ホントにイライラしつつ、
出さなければならない案件も、
多数あるというのに、
何とも歯痒い年末を迎えております。

最後スバっとしたネタで、
終わりたかったのですが、
相変わらずの多忙もありまして、
スマホからの更新ということで、
簡潔な年末のご挨拶のみに、
なりましたことお詫び申し上げ、
ご容赦いただきたく存じます。
m(_ _)m

年始のご挨拶を軽めに一筆ののち、
下書きに貯めてあるネタを、
正月中に加筆書き直しして、
早々に出させていただきますので、
また来年もお付き合いいただきたく、
お願い申し上げまして、
年末のご挨拶とさせていただきます。
オミクロン株の脅威が、
いよいよ迫ってまいりましたが、
くれぐれもお気をつけて、
年末年始をお過ごし下さいませ。

本年も愚ブログに、
お付き合いいただき、
誠にありがとうございました。
それでは「当長屋住民」の皆様(笑)
よいお年をお迎えください(^o^)
また来年!
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師走に暗澹な想い

2021-12-15 06:34:00 | 日記
昨年の師走に比べると、
今年の師走は余計に多忙に感じますな。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
元はと言えば突然、
公明党が言い出した18歳未満の、
未成年者がいる家庭に、
こども一人当たり、
10万円を給付するという案。
本来は誰も、
そんな金を貰えるなんて、
思ってもいなかった、
あぶく銭噺。
ところが、
いざホントに給付となったら、
さも貰って当然ってな風潮に。
さらに、
クーポンによる支給とか政権与党の、
自民党が妙ことを言い出すと、
クーポンの方がコストがかかるだの、
現金一括にするべきだとか、
さっさとよこせ!の議論に発展。
挙句の果てには、
多くのいやほとんどの庶民の、
10万円は即現金で今すぐに!
という論調が沸き起こると、
それでは全額現金支給でも、
可にします…
なんて岸田首相が方針転換発言。
すると今度は、
野党立憲民主党が国会質問で、
クーポンで配るという政策は、
間違っていたのでは?
最初から現金支給に、
すべきだったのでは。
これは失政ではないか?
岸田政権の政治姿勢に、
問題アリみたいなことを、
ダラダラと詰問するという、
これまたマヌケな有様。

現在、
我が国では小中学生のいる
多くの家庭には、
児童手当が支給されている。
これは金融口座に振り込まれる。

ということは、
児童手当の口座に既存の方法において、
10万円入金すればイイだけのハナシ。
ではなかろうかと・・・

中には複雑な家庭事情のケースも、
あるだろうが、
この場面でいちいちレアケースまで、
細かく審議してから支給してたら、
早くても来年の秋くらいまでかかる。

「じゃ早くやりましょう!」
と言えばいいだけのハナシを、
ちょいといっちょガミして、
政策論争なるディベートごっこに、
ムダな時間を費やすことで、
政治家面したがる連中が、
ホント多くてイタい。
同時に大手マスメディアも同じ。
こういう時に侃々諤々など、
時間の無駄。

むしろ時間との闘いだろうに。
実際の「庶民の家庭」というものを、
知らないのだろうか?
今や政策批判など、
政治家のツィッターと、
You Tubeチャンネルの、
コメント欄で事足りる。
「ネット民」が直接指摘した方が早い。
いい加減な回答や無視をすれば、
たちまち「大炎上」なのだから。

それにしても、
2人子供がいる家庭には20万円で、
5人いる家庭には50万円、
8人いれば80万円が支給される・・・
とはなかなか面白い政策だ。
ただ、
こう言っては何だけれども、
本来は、
子供一人当たり10万円の教育投資。
これが大義だったハズ。

もっとも子供をダシに使った、
経済政策であることは、
皆、内心知りつつも、
それを言っちゃあ、お終いよ!
ということで金が手に入るまでは、
皆口をつぐむ。
まさに沈黙は金なり。
でも違和感が個人的には、
どうしても否めない。

10月こんなニュースが、
Yahooニュースに掲載されていた。

未成年者は、
週3時間しかオンラインゲームが、
できないように制限すると、
中国共産党が発表した。
スマホやパソコン、TVゲームに、
現を抜かすのを通り越して、
完全に電脳ジャンキー的依存症、
「重症患者」の子供たちの、
急激な増加に歯止めをかけるため、
中国共産党が言い出したという。
国家としての警戒感の現れなのか?
最近おかしな事ばかり、
言い出す中共にしては、
これは至極まともな考えに思う。

現在、我が国の多くの子供たちも、
スマホやテレビゲーム、
PCが自身の生活とは、
切っても切り離せない、
依存関係にある状況。
気がつけば何はさておき、
まずスマホ→ゲーム→
オンラインゲーム。
これが今どきの、
標準クラスの子どもたちの生活軸。
部活動の朝練もコロナ禍で、
自粛あるいは禁止という状況では、
早起きする理由もないので、
夜ふかしもすっかり標準化。
親が怒って「スマホ禁止」などと、
言ったところで正直、
時すでに遅し。
ここまで重症化してしまうと、
改善も見込めない現実。
覚醒剤中毒患者と、
同じレベルなのだから。
この病の厄介なところは、
大人も含め、
自覚症状がまったくナイ点。
一体何が悪いのか?である。
気づけば一日の殆どの時間、
SNSやゲーム時々、
You Tubeで過ごす毎日。
読書量がここ数年で、
特に激減していることに、
最近になってようやく気がついた。
勉強する時間や、
睡眠時間が激減している。
私メでこの調子なのだから、
今どきの子供たちの現状、
推して知るべしだろう。
脳みそが完全に支配された状態。

そりゃスマホやTVゲームは楽しい。
「テレビ」より断然面白い。
しかし「リアル」の世界と、
どんどんかけ離れていく皮肉。

さらにはLINEに縛られ、
勉強時間も減少の一途。
一日に100件の返信だなんて、
そりゃ勉強の時間どころか、
睡眠時間、気が休まる時すら、
ナイのは当然。

それだけなら、
まだ笑えるハナシだけれども、
潮風太子として現在、
深刻に思っていることは、
この先、
体力不足で無教養、無気力、
無能な子どもたちが成長して、
オトナになっていくこと。

学歴フィルター問題が、
最近話題になっているものの、
これとて昨今それだけ大学生が、
粗製乱造されているという、
世間の見立て、
これが表面化したことにすぎない。
というか現在、
大学生の比率と
同世代の勤労者の比率バランスが、
アンバランス過ぎ。
本質的には、
ここが最大の問題なのだが、
そのへんを誰も突っこまナイ。
一体この先どうなってしまうのやら。

一つの例として、
現在、自動車整備士になりたい!
という若者が減少一途という。
危険な上に汚れる、
汗を掻くキツい仕事なんぞ、
まっぴら御免!という、
いわゆる昔で言う3K仕事だから、
というわけでもなく、
そもそも最初から、
職業選択肢の一つにもなくなった。
というところに、
問題の本質がある。

子供の頃から機械いじりを、
得意とするような子が、
本当に少なくなったのも、
背景にある。
プラモデルやラジコンカーを、
一度も作ったことがナイ!
なんて工学部出身の学生も、
今や珍しくもナイ。

電気自動車を発展させたい!
と自動車メーカー各社は、
意気込んでいるが、
メンテナンス技術者の不足問題は、
メーカー存亡の問題になるのだが、
そのあたりの見込みが、
潮風太子に言わせると、
どこの社も見通しが甘すぎ。

電気自動車になると、
整備は断然簡単になる!
というがドライバーやスパナを、
使ったコトがナイ子を、
教育するところからなんて、
プロ野球選手になってから、
素振りとキャッチボールの、
やり方から教えますので、
問題ありません!
って言っているのに等しい。
なにせ昨今は数学が苦手な子が、
本当に多すぎて、
大卒の子ですら、
中学数学の段階で苦手、
というから呆れる。
技術系で入社してきたのに、
図面読めません、
なんてハナシもザラ。

またこんなニュースも、
6月にはあって、

デマかもしれないが、
こういうデマは悪くないな…
なんて思ったが、
これも米農家が年々減少の一途の、
我が国の現状において、
もし、
これが本当だったら、
米農家の育成こそ、
国家国民の存亡に関わる、
死活大問題となるのだが、
どうも米はスーパーマーケットで、
できるだけ安く購入するもの…
という風潮の我が国。
農業従事者の育成を、
どう考えているのやら。

トロ寿司一貫つくるのに、
マグロ一匹必要とかも、
分かってるようで知らない、
最近の子どもたち。
漁師のなり手も減少の一途。
漁師がいなければ、
新鮮安全な日本の魚を、
安価で食することも、
できなくなるというのに。

必要な未来の労働力の教育問題。
これに一人10万円つぎ込むのが、
本来は筋なのに、
そんなこと考えてもいない。
目先の「家計」が教育の本質とは、
どうなんだかなと…

国会の「論戦」とやらを、
多忙な師走の昼飯時に、
ワイドショーで見るに、
なんとも暗澹とした気持ちになる、
オジサンは自分ひとり、
だけでないハズ。


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感動も束の間・・・

2021-12-03 02:25:00 | 日記
一か月ほどのご無沙汰と
なってしまいました。
毎度のことながらスミマセンm(__)m

なぜか日本だけが、
まるでバリアが
張られているかのように、
コロナウィルス感染者が減少一途。

すっかり元の状況に戻ったかのようで、
これまでの遅れを取り戻すかの如く、
前にも増して超々多忙な状況に・・・
ぐったりモードでなかなか更新できず、
失礼いたしました。
ということで
ブログ再開させていただきます。

自販機で缶コーヒーを買おうかと、
500円を投入するも入らず・・・
ありゃまさかのウォン貨幣か?と、
確認してみると、
できたてホヤホヤの500円新硬貨。
以前、昭和58年の500円玉が、
自販機で使えなくなったことを
思い出した。
令和3年の初物硬貨になるので、
これも記念にとっておこう。

もはや時代は令和。
多忙の中、時代はどんどん進む。

特にこの一か月間で、
日本に劇的な変化が
起き始めていること、
どのくらいの人が
気づいているのだろうか。
象徴的な最近の出来事を例に。
まず今年の日本シリーズ。
今年ほど劇的な日本シリーズは、
この先の人生で、
もう一度観られるかどうか・・・
ってほどの感動傑作。
毎回1点を争う激アツな試合で、
それも本物のプロの高レベルな戦いに、
これぞ日本シリーズのあるべき姿、
これが日本野球の面白さナリ。
日本に生まれて本当に良かった。
と本気で思ったほど。

試合としては面白かったものの、
エラーと拙攻の連続ばかりだった、
どこかのクライマックスシリーズの、
ファーストステージとは違い、
これぞプロの究極の戦い!
ってな名勝負の連続に、
全ての試合をテレビ観戦していた、
真のプロ野球ファンたちは、
ゲームセットと同時に起きた、
ヤクルト高津監督の胴上げに、
涙腺崩壊したハズ。
両チームともよくやったぞと。
私もその一人デス。

オリックスとヤクルトのシリーズで、
本当に良かった・・・
やっぱ野球は面白ぇなと。
マリーンズファンながら、
これでよかったのだと
心から思った次第。

野村克也の流派を継いだ
ヤクルト高津監督と、
仰木彬の流派にあたる
オリックス中嶋監督という、
かつての名将の教え子二人が、
20年の時を越えて、
当時それぞれ所属していた
同じ球団の監督として、
それも、
ぶっちゃけそれほど、
高い評価をされていなかった二人が、
このシリーズで遂に、
新たな次世代を担う名将へと
確変を果たすことになるとは・・・
これぞまさに令和の師資相承。

それとなにより、
この二人に好感が持てるのが、
自軍の二軍監督経験者からの、
内部昇格により監督になったことで、
まさに地べたの目線から、
ここまで登りつめた、
ボトムアップ型のリーダーという点。

遠回りし過ぎた上、
苦労し過ぎたほどの、
下積みを経ての成功は、
サラリーマン目線で見ると、
苦労は必ずや報われる的な、
実に感動的かつ
カタルシス的なもので、
なかなかこんな風には、
いかないのが現実なのだが、
これがまた泣かせる。
TBSかテレ朝で、
年末に必ずやるであろう、
ドキュメンタリー番組が、
今から楽しみだ。

それともうひとつ書きたいのが、
ジャパンカップで、
引退レースを勝利した、
コントレイルという馬のストーリー。
特に、この馬の調教師である
矢作芳人調教師には調教師として、
開業直後から注目していた人物で、
開業当初から人事含め、
当時としては画期的な厩舎経営の、
マネジメントを展開していて、
ベテランだけが恩恵を受けるという、
古典的な専属担当制をやめ、
若いスタッフ含め、
全員で全頭の面倒を見るシステムを、
確立するなど他にも、
当時としては無謀とも揶揄された、
近代型革新的経営スタイルを、
次々と展開していき、
開業直後しばらくは駄馬揃いの、
大穴(来ると高配当)厩舎だったものの、
年々地道にかつ着実に結果を積み上げ、
今やリーディングトレーナーどころか、
本場アメリカで超メジャーなG1レース、
ブリーダーズカップで管理馬2頭が、
フィリー&メアターフ(牝馬戦)、
とダートレースで2勝という、
世界の矢作へと登りつめた。

またブリーダーズカップ、
フィリー&メアターフ(牝馬戦)
に至っては日本人騎手、
川田将雅での勝利という、
多くの競馬ファンたちからすると、
これは夢じゃなかろか?
と、いまだに信じられないほどの、
歴史的偉業をやってのけたことも、
加えて書いておきたい。

この矢作調教師の、
大井競馬出自の生い立ちから、
天才福永洋一の息子に生まれ、
叔父二人も大井競馬元騎手の、
大井の名調教師という
競馬一家に育つも、
けっして優秀とはいうには、
ほど遠かった新人騎手時代の福永祐一。
開業当初は一流騎手の確保が、
なかなかできなかった矢作と、
強い乗り馬での騎乗が、
なかなかできなかった福永。
それが大井競馬絡みの縁もあって、
クズ馬ばかりながらも、
福永に騎乗を依頼しながら地道に、
結果を出し始めた
矢作厩舎と福永祐一。
あれから10数年がすぎ、
それが今や、
名門超一流厩舎となった矢作厩舎と、
ベテラン超一流騎手までに成長した、
福永祐一のコンビで、
かのコントレイル騎乗での、
皐月賞、ダービー、菊花賞と、
クラシック3冠の大偉業!
そして翌年のこの引退レース。

これもまた全ての流れを、
ずっと見続けてきただけに感動。
これまた、
初めて競馬で感動して泣いた。

そこで、
この2つの出来事から、
名将1日にしてならず。
それと、
努力することより夢中になるべし!
指導者たるもの、
努力させるより夢中にさせよ!
を改めて学ばせてもらった。
そしてこれが、
令和型の基本スタイルに、
なることだろうと、
予感させる出来事だった。
あらたな新時代、
新世代台頭の到来である。

AIだのIDだの言っても、
実は基本セオリーがあっての、
データ有効活用型戦術。
能書きより先、
まず人を育てよ心を動かせ。
そしてまず自分が率先してすべし。
これをまざまざと見せつけてくれた。
この二つの事象。

何かとダメだダメだのと、
すっかり批判文化大国と、
成り下がってしまった
この国にバケツでドバっと、
冷や水をぶちまけたような、
衝撃と感動を覚えた。

そしてそんな中に現れた、
日ハム新監督新庄剛志にも驚いた。
かくして連日、
新庄監督のニュースしきり。
とうとうこういうリーダーも、
登場する時代になったかと。
これもまた令和か。
と思いきや、
この新庄新監督も、
ド派手な報道とは裏腹に、
テレビでじっくり観察したり、
新聞記事を熟読するに、
これまた野村克也の伝統的な指導術を、
受け継ぐ者の一人であることに、
気づかされる。
なんてこたぁナイ。
ちっともカッとんでなんかいない。
言い方を少しばかり変えただけで、
本質的なことは野村イズムそのものだ。
痩せろと言わずに、
痩せた方がカッコいいって・・・やら、
白髪のコーチは黒髪に染めて・・・
と暗に金髪や明るい茶髪禁止を、
軽く仄めかす言い回し。
更にイチローに至っては、
プロ以前の高校生の育成が、
急務課題と捉え、
熱量勝負の熱血指導で、
現代っ子のココロを完全につかみ、
まさしく野球に夢中にさせる、
魔法の言葉の操り手となった。
さすがイチロー。
今何が必要なのかを、
本当によく知っている。
翻ってリアルの今の世界。
日本の工業界はじめ農業、
漁業界にもこうした令和型指導法が、
それこそ喫緊の急務課題なのだが、
どうしたものだろう・・・

冒頭でひと段落したコロナ禍と書いた。

が、書き終え「さて久々の更新」と、
思った矢先にコレ?・・・・
なにがオミクロン株だ。
ようやく一仕事ひと段落したので、
年末、久々の酒宴に、
皆さんへお誘いのご連絡しなければ
\(^o^)/
と日程調整に入ろうとした直前に、
これはナイだろう・・・
どうしてくれるのまったく!
このところの感動と、
よし!俺もやるぞ!ってな、
モチベーションの高まりが、
一気に萎えた・・・ガックシ(涙)

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