続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

人生はギャンブルだ?

2021-08-23 16:45:01 | 日記
ようやく遅れた
お盆休みに入りましたので、
地べたの目線にて一筆。

先日、横浜市長選挙があって、
立憲民主党推薦の元横浜市立大教授、
山中竹春氏が
自民党推薦現職の林文子氏、
自民党推薦の小此木八郎氏を破って
当選と。

このニュースに大手マスメディアは、
政権交代の期待に胸躍らせるような、
煽り記事一辺倒に嬉々。
こういう「政権交代」
「革命」というコトバが、
この国の大手マスメディアは
本当に大好き。
だが、地べたの目線の現実は、
そんな甘く呑気なもんじゃあない。
殆どの投票した市民は、
政権交代なんて実はどうでもよくて、
多くの横浜市民の現在における
切迫した状況と、
あまりにバカすぎる
自民党に呆れた一票を、
投じた結果といっていい。

だいたい小此木氏は前国家公安委員長。
国家公安委員長といえば、
運転免許証見ればわかる通り、
それこそ警察組織の最強ボスキャラ。
IR反対と言ったって、
当選したら林文子市長のように
手のひら返しで、
やっぱりやります!でしょ。

横浜のIRはそもそも
警察組織の天下り先として作るのが、
最大の目的だったであろうことは、
このご時世では、
バレバレもいいところで、
だいたい花月園競輪場も、
まともに経営できなかった、
横浜市胴元の「実績」は、
すでに誰もが知るところ。

警察官僚という上級国民たちの、
高額天下り先が確保され、
挙句は外資に「市」が
乗っ取られて終わり・・・とな。
中学生でもわかりそうなもの。
アタマが悪すぎやしないか?
そんなことより、
呑気なコト言ってられないのが、
まともな多くの横浜市民。

リアリストでスペシャリストである
山中氏に期待とお願いの一票を
投じたのであって、
政党・立憲民主党に
入れたつもりはないケドね。
という市民がほとんどだろう。

アイドル政治家のハズだった、
田中康夫が勝てなかったことからも、
いかに現在が
切迫している状況であるかを
察することができる。

往々にしてこの時期に、
市長選挙がある(あった)ところは、
得てしてワクチン接種の対応が
遅すぎる。

船橋市と鎌ヶ谷市がいい例。
故に横浜市民の心理がよくわかる。

特につい最近、
市長選挙があった鎌ヶ谷市は、
いまだにワクチン接種券が
届いていない家庭が、
かなりの数ある。

東京オリンピックがらみのエリアの
都民たちとは扱いが大違いなのだ。

船橋市長選挙もコロナ禍真っ只中で、
行われたことは書いた。
選挙後大急ぎで、
各家庭にワクチン接種券の配布が、
進むことになったが、
これまたワクチン接種の予約が、
なかなかできない現実。
墨田区在住のAが、
「2回目打ちました」
とLINEが来た頃のハナシ。


例のワクチン不足とのことで、
集団接種も現在は行われておらず、
個別接種の予約にて・・・
ということで市のホームページは、
開店休業状態。
そのうち今度はデルタ株なる、
インド産のコロナウィルスが、
巷で猛威を振るい始め。

春先には、
ワクチン製造大国インドだったものが、
一転してコロナ貧国へと大転落。
ガンジス川みたいな汚い川に入っても、
何ともないような人たちが
感染するような、
強烈なウィルスを世界的に見て、
もっとも潔癖民族である
日本人が食らったもんだから、
そりゃひとたまりもナイ。

このデルタ株への変異から、
一気に感染者が増え始めると、
更なるワクチン予約パニックを
引き起こすことに・・・

老人のワクチン接種を最優先に。
なんて言ってた頃には、
連日、意外なことに閑古鳥・・・
なんて言っていたものの、
今では、
自衛隊大規模接種センターへの予約も、
超人気アーティストの、
コンサートチケット発売初日の
チケットぴあ状態。
即SOLD OUT!(あ、無料か)
ず~っとこの画面のまま。
でもって受け付け開始!となると、
チケット争奪戦の如く秒の闘い。
多くの民衆が、
この「ワクチン争奪戦」に、
明け暮れるハメになっている。
5000万人がすでに接種を終えていると、
メディアで報じているが、
果たして本当なのだろうか?
とさえ思えてくる。

ちなみにテレ朝のモーニングショーで、
玉川某が韓国を見習って、
日本はもっとPCR検査をやるべき!
と言っていたが、
ロイター社の情報によると、
2021年8月23日現在。

韓国のワクチン2回接種率は22.4%で、

日本のワクチン2回接種率は
少なくとも40%だそうな。
日本の方がマシとは是如何に?
ホンマかいな?と。

病院や一流企業単位などで、
家族含め接種が可能あるいは、
大学などで接種が可能だった
という人たちは、
本当に幸運な一握りの人たち。
その幸運を神とご先祖様に感謝すべし。

それなのに政府発表とやらや、
大手マスメディアは、
若い人たちにもっとワクチン接種を!
と間抜けなコトを平然という。

でも現実には、
「私はまだ予約が取れませんけど
何か?」
が現実。
そんな中、
渋谷に予約なしで打てる、
若い人たち向けのワクチン接種会場?
訳が分からない。

接種した若者にポイントバック?とな。
順番が無茶苦茶。

また中には副作用に不安を感じて、
もうしばらく様子をみようか・・・
という人たちもいるのも事実。

例えてネットの情報では、
こうしてまだ未承認の
ノヴァヴァックスの
ワクチンを打った方が・・・と、
思う人たちもまたいるとのこと。

さて、
この判断、
吉とでるか凶と出るか?

いついつの何時から、
〇〇病院で
ワクチンの予約やるらしいよ。
今、△△病院で
ワクチンの予約してるから、
スグ電話かけてみなよ!
など情報のやり取りも
今や日常会話レベル。

こういう状況が現在、
特に首都圏関東エリアでは、
日常的に起きている。
きわめて異常な事態だ。

確かに頻繁に熱中症でもない、
雨続きにも関わらず、
少し市内を車で走らせると、
必ずといっていいほど、
サイレンを鳴らした救急車に遭遇する。
それも立て続けに。
他の市から来る救急車も、
今や珍しくもなくなった。

日に日に家庭内感染で休む人が、
潮風太子の勤め先でも、
ポツポツと出てきていて、
そのうち業務にも
支障が出てくることは、
時間の問題かと。

かくして先日ようやく、
私、潮風太子も何とか月末に、
ワクチン接種の予約が取れました。
生命維持装置の(笑)
それこそチケットぴあ風に(;^_^A

マリーンズのチケット争奪戦の技術を、
こんな形で使うことになろうとは・・・

が2回の接種が無事終わるまで、
油断ができない今日この頃。
もっとも、
このワクチン接種とて、
どのくらい実際に効果があって、
またその反面に副作用のリスクを
負うハメになるのか、
これまた一寸先は闇そのもの。
イチかバチか半か丁か?

IRにハナシに絡めていう
ワケじゃないけれど、
映画Mr.Booギャンブル大将の
エンディング。
マイケル・ホイが言う、
「人生はギャンブルだ」の、
名セリフを思い出す。

そういやスウェーデンの環境活動家、
グレタ・トゥーンベリが、
コロナウィルスの件で、
中国共産党に対し
「お宅の国もコロナウィルスの
原因究明に無条件全面協力すべき」
とか言ってくれないのは、
なんでだろう?

WHOも困っているのに・・・

正確な起源さえわかれば、
この問題のほとんどが、
解明できることは、
世界中の多くの、
医学研究者や科学者たちが、
わかっていること。

コロナウィルスは環境問題では、
ナイからなのか。
ついでにお宅の国は今すぐに、
二酸化炭素の排出量を減らせ!
排出しすぎ!
も言ってくれたらいいのに。

新型コロナウィルスの起源が、
無事解明されることで、
新型コロナウィルスが撲滅され、
さらに、
中国とインドから排出されている、
大量の二酸化炭素の排出量も、
劇的に激減できたら、
彼女はノーベル賞ものの
真の環境活動家になり得るだろうに。

なんでだろう?
不思議だ。
コメント (2)
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酷暑に冷や汗

2021-08-05 02:28:01 | 日記
東京オリンピック2020と、
コロナウイルスの非常事態宣言が、
同時に行われちゃうという、
祭りと疫病、
ここまで光と闇が極端な、
出来事を同時に体験するとは、
4年前の今頃、
誰も想像できなかったでしょう。
でもコレ確かに現実ナリで、
夢じゃナイと。
その上イソップ寓話の、
オオカミ少年のクライマックスに、
だんだんと似てきたような気が…

ちょいと少し前のハナシ、
当方が勤務する社の別の営業所にて、
コロナ騒動が・・・

当初、
社の若手Sくんが感染と聞いて、
耳を疑ったが事実とのこと。
すぐさまホテルでの隔離療養に。

そのSくん、
2週間の隔離経過観察を終え
無事職場に復帰。
幸い職場でも
クラスターも発生せず、
感染者も確認されなかったことから、
かの職場と日ごろ交流の深い、
私メ含む当方職場の面々も一安心。

先日そのSくんから
コロナ話を聞くことができた。

彼の話によると、
まず38度チョイの発熱があったので、
風邪かと思い近所の内科へ。
そこで即、
例のPCR検査。
結果待ちで一旦帰宅すると、
その日の夜に陽性です!との連絡。
すぐに隔離ということで、
翌々日からホテルで隔離療養と。
不幸中の幸いだったか、
すんなりとホテルでの隔離療養。
ここから2週間の隔離経過観察。

家族も濃厚接触者ということで、
一応PCR検査を行ったものの、
幸い全員陰性との判定。
とはいえ自主隔離として、
Sくんの家族全員も、
2週間の自宅療養に。

さて、そのSくん、
とある市街地の、
某ビジネスホテルのシングルルームにて
隔離生活を丸2週間。
当初は2週間久々のんびり過ごすか・・・
などと呑気に構えていたというが、
外部への外出一切禁止、
コンビニに行くのも不可。
ウーバーイーツなどの出前も厳禁。
非常階段も厳重に管理されていて、
コッソリ脱出ができない状況。
毎日、
水とお茶と弁当が3食支給されるが、
あとはボ~っと過ごすだけ。
ちなみにコレ全額政府負担。
一切持ち出しはナイそう。
とはいえ、
スマホがなかったら確実に
鬱になっていただろうと。
脱走した人の気持ちが、
よく分かったという。

畳4畳ほどの部屋に3日も一人でいると、
隣のささいな音にも
ストレスを感じたりするようになり、
のんびり屋を自認するSくんですら、
次第に拘禁鬱状態に。

そのうち自分には、
味覚障害や咳など、
自覚症状が全くナイので、
絶対に大丈夫だと確信しつつも、
この建物自体が「感染者」で、
満室なワケだから、
実は一番危険なところにいるのでは?
と疑心暗鬼になっていったという。

結局、何事もなく無事2週間が過ぎ、
ホテル近くのコロナ専門と思しき、
病院にて医師の最終診断を受け、
晴れて「釈放」。

「結果的には2週間の
人間ドックだったじゃん、
仕事忘れて(笑)」と、
Sくんに話すと、
「いやいや、
それよりずっと中で思ったのが、
ホテルに2週間缶詰になるんですけど、
ベッドメイキングもなく2週間後に、
自分で清掃して退出ということなので、
その後、
消毒に入ったりするんでしょうケド、
コレってほとんど
人件費かからないし、
今どき珍しく、
2流ソコソコのビジネスホテルに、
全室満室のフル稼働で、
この先も当分の間、
早割ナシの満額利益ですから、
ホテルは内心笑いが
止まらないっすよ!
儲かってやがるなぁって、
絶好のビジネスチャンスですよコレ」

「そっちかよ?」と笑ったものの、
そういえば確かにそうだ。

仕出しの弁当屋もそう。
一日3食分365日満室のホテルに、
連日、利益率の高い「幕ノ内」か、
「揚げ物」の弁当を配送し続けると。
別にマズいとか高いとか、
クレームも一切受け付けることなく、
「ギリギリのお値段」にての提供。
これまた確かに、
最高の金脈を掘り当てたなと、
不謹慎にも思ってしまう。

案外コロナ禍で、
経済動いちゃうってのも、
あながちデタラメなハナシでも
ナイのかなと。
確かに飲食店の多くは瀕死状態も、
その一方で中には、
普段は入りにくそうなラーメン屋とか、
洋食屋やらがウーバーイーツとか、
出前館などで、
テイクアウトを始めた途端、
恐らく土日祝のピーク時でも、
10食程度しかでていなかったであろう、
回転率の店が、
それこそ1時間で、
20~30食近くのオーダー、
3,4時間では都合40~60食と、
行列のできる店レベルの注文数に確変。
これにより繁忙期の時間帯だけ、
時給の安い高校生を雇い、
テイクアウト要員補充にて、
対応するほど…
というハナシを、
最近よく聞くようになったのも、
また事実。

そんな部分が、
表だって見えてしまうが故に、
このコロナ禍の危機感も
オリンピックの喧噪と相成って、
薄まってしまっている、
ということなのだろうか?

ところで、
かくいう私、潮風太子ですが、
実はいまだに、
ワクチンを打っておりません。
それどころか、
いまだに予約が取れない状態と。
3週間後の予定まで
含めての予約となると、
これがまたまた難しいんですな。
その上、

最近の若い人たちが言うように、
後発のノババックスのワクチンの方が、
効果があるのなら、
そっちまで待ってからの方が
イイのかなぁ?
とも思ったりして。
「いや、これもまた迷うよねぇ」
なんて、お気楽に話していると、
そこに現れた、
ミャンマー出身のA女史曰く、
「日本のワクチンは全然安全な方!」と。
「でも、このワクチンだって
本当に効くかどうか怪しいけどね」
と返すと。
ミャンマーでは今ほとんどの人が、
「ワクチンを打たない」
と言っているいう。

「軍に抗議して?それとも
中国製のワクチンが嫌とでも?」と、
ネットで得たニワカ知識丸出しで、
聞けば、
「違う違う!テロリスト
(現軍事政権のことを、
一般民衆はそう呼んでいるとのこと)のワクチンは、
何が入っているか分からないから
危ない」そうだ。
「それに中国のヤツは、
古いフォーミュラだから」
と要するに型落ちの、
在庫処分モノのワクチンが、
ミャンマーに大量に、
入ってきているということか。
そんな話を聞くと、
日本人はそこまでワクチンを
国家による大量殺戮の道具とまでは、
疑っちゃいないので、
まだ幸せな方ということか。

先述したSくんのハナシの続き。
「どこで感染したかは、
何となくわかった?」
と聞くと、
「感染していたであろう期間のときは、
ガッツリ仕事していた時期なんで、
家との往復の通勤電車かバスとか・・・」
!!!
それかエレベータのボタンや、
自販機のボタンなどとなると、
それこそ飲食店での感染云々
などというハナシでは、
既になくなっている、
いうことではないのか?
「幸い僕はデルタ株
じゃなかったみたいなんで、
良かったみたいですけど、
デルタ株だともっとヤバイ
対応だったらしいんすよ」
とホッとした表情で話すが、
いや待て!
ということは、
更に感染力倍増のデルタ株が、
このようにして、
公共交通機関での移動などで、
ごく日常的な状況において、
市中感染を始めてしまったとしたら。
いや、もう既に・・・?
((((;゚Д゚))))

真夏にお馴染み、
稲川淳二の怪談話より怖い。
酷暑なのに冷や汗・・・
ゾッとするハナシ・・・

どうなる?
この先のニッポン?
そして我々平民たちの運命は?

熱中症とコロナウィルスには、
くれぐれもご用心のほど!
ではまた次回にて。

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