続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

オーバーラップ

2019-09-28 03:24:14 | インポート
今回はマリーンズネタ書きま~すっ!

その前に遅ればせながらご挨拶から。

かの大台風、幸いにして当家は無事でして、
停電も断水もなく、
お蔭様で平穏無事に過ごさせていただいております。
ご心配頂いた皆様、この場をお借りして、
改めまして御礼申し上げます。
m(__)m
ということで、
こういうときこそ「がんばろう千葉」ってんで、
我がマリーンズ!奮起するかなぁ・・・
なんて少しばっか思ったんですが、
菓子は甘くも勝負は辛い千葉ロッテ。

そうは問屋が卸してくれませんでした。

結局、今シーズンは4位にて終了。
クライマックスシリーズ進出ならず・・・
でしたな。ハハハ。

というもの遡るコト西武ライオンズ優勝の1週間前、
某所沢(?)ドームへ久々「出没」したものの、
昨年からイチオシの種市の好投空しく、
まさか(いや必然)のサヨナラ負けを目前で観戦・・・・
試合後ライオンズの辻監督曰く「神風が吹いた」と。
これを観て今シーズンの勝負アリ(4位)を確信。
D先生と「秋津」で早めの忘年会にてヤケ酒少々。

この翌週、9月23日。
千葉ZOZOマリンスタジアムでは、
マリーンズ一筋26年千葉の誇りいや至宝の、
福浦和也が引退試合。

悔しいかなこの試合のチケット取れませんでしたトホホ。
当日は楽天TVでの観戦となりました。

思えば93年ドラフト7位、
当時、ドラフト会議で一番最後にコールされ、
入団当初も背番号は球団末番号の70番、
(1球団の支配下登録は70人で当時育成枠はナシ)
地元、市立習志野高校のエースとはいえ、
完全に補欠合格選手だった福浦和也が、
26年の現役生活最後の引退試合を迎え、
そのチケットがまた、
発売開始数分でソールドアウトという
偉大なるレジェンドスターになるとは、
誰が想像しただろう?

福浦が入団した頃のマリーンズはというと、
それこそ球界の落ちこぼれ集団そのもので、

大学2浪のドラ1エースやら、
球界の狂犬と恐れられた重鎮あり、
珍プレー界では知名度抜群のショートやら、
158㌔の剛速球を投げて、
かの清原と「名勝負」こそするものの、
素行不良にして偏屈で変わり者のハーフのピッチャーあり。
そんなチームに入団。

翌年、当時の2軍コーチだった山本功児に、
肩の故障から打者転向「させられ」その後3年間、
菓子工場裏の浦和球場での下積み生活を経て、
97年ようやく打者としてレギュラー獲得。
98年に背番号9をつかみ取るものの、
この年は魔の18連敗の年。
しかし皮肉なことに、
このときレギュラーで18連敗試合全試合出場。
その当時、若かりし潮風太子が16連敗目のダイエー戦で、
敗色濃厚の試合後半に2塁代走として、
ずんぐりムックリのデブ内之倉という、
谷保さんのコールを聞いて、
ライトスタンドからヤジを絶叫したことは、
以前書いた。
ただ、この18連敗で我々ファンの結束は、
一段と強くなり、
進学先を千葉県内にするという親不孝な子やら、
マリーンズ教(ファンクラブ)入信の挙句、
転勤を拒否して会社を辞め、
幕張周辺の企業に転職する者やら、
残業を拒否して早々に球場直行という、
(つまり出世を捨てた世捨て人)という
バカ(私含め)多数が現れ始めた。
この頃からマリヲタなるコトバが闊歩するようになる。

翌年99年、福浦の恩師「山本功児」が、
火中の栗拾いながら監督に就任すると、
「ジョニー黒木」がエースとなり、

18連敗した7月7日に18年ぶりの首位!
このときの東京ドームのレフトスタンドのことは、
一生忘れるコトはなかろう。
この時代3割を打てる実力があった掘や福浦は、
まさしく神的存在だった。

後半、チームが失速すると1塁からライトにコンバートされ、
ライトスタンドと内野の境目の内野側(現在はシミスポの警備がいる場所)に、
毎試合のように出没する学生服に鉢巻き姿という、
珍妙ないで立ちの「おばちゃん」(結構な変わり者の人)から、
守備機会中ひっきりなしに、どう贔屓目にみても、
明らかに集中力を切らすような、
言語不明意味不明のヤジに近い黄色い声援に、
ひたすら耐えながら「職務」を自分にできる限り(足が少々ね)、
頑張ってこなしていた福浦。
ときたま見せるバックホームの意外(失礼)な強肩に、
「さすが習校の元エース!」とライスタ全体がどよめいた。
「今日も負けたけど小坂の盗塁と福浦の強肩が見れたからイイや」
とまぁこんな風。

そして2005年のリーグ2位からの日本一、
2010年のリーグ3位からの下剋上日本一での、
福浦の大活躍ぶりについては、
もう皆さんご承知のことなので、
改めて書くまでもナイ。

そして最後の最後に横っ飛びでのファーストライナー捕球で、
ゲームセット!ウィニングボールを見事ゲットして、
26年間のプロ生活にピリオドを打った。

無数の紙吹雪が舞う中での引退セレモニー。
この紙吹雪の引退セレモニーも、
私の記憶が確かならば、
1999年園川一美の引退試合から始まった気がする。

前日にライトスタンドで新聞紙を手のひら大の大きさにカットして、
とにかく、たくさん持ってくるようにと「援団」からレクチャーを受け、
資料用に保存していた競馬新聞を夜なべしてカットして、
翌日ライスタに持っていくと、
SNSがまだ発達していない時代(ウィンドウズ98が最新だった)、
にもかかわらず、
どういうわけか皆一応にたらふく「紙吹雪」を持参していて、
なんなんだコイツら・・・と驚いたっけな。

あれから20年・・・20年前に見た園川の引退試合、
いや福浦もグランドで見ていた。
そして今度は自分の番。

福浦和也という野球選手を失礼ながら、
我々と同じ、
「サラリーマン」として変換させてみると、
実は非常に興味深く味わい深い。

入社時は業界でも最下位の評価にして、
誰もが憧れるメジャー優良企業に残念ながら入れずも、
食っていくために仕方なしで入った3流企業。
頑張って頑張って、ようやく実力が評価されだした途端、
会社は未曾有の業績悪化(18連敗)に陥る始末。

そんな状況下になって自身までスランプに陥ってしまう。
が、そこから気持ちを切り替えて、
まずは自分が変わらなきゃと自己改革に努め、
経年劣化の「勤続疲労」(ケガや病気など)にもめげず、
必要とされる存在となることで、
度々襲うリストラの危機や、
怪しげなヘッドハンティング(FA)など、
転職の誘惑もなんとか乗り越え、
晩年は厳しくも若手から慕われる指導者的立場となり、
そして育てた若手選手たちがいよいよ芽を出し始め・・・
そこで「定年」と。

リストラされない、
あるいはリストラされても、
堕落しないサラリーマンの絶対的条件というのがある。
もっともこれば潮風太子独自の持論であるが・・・

まず挨拶力、次が準備力、3番目に謝罪力。
これが1つでも欠けていると、どうもダメな結果になる。
というのが自身の経験則だ。

これを野球選手福浦和也に変換して当てはめてみる。
常にグランドで大声でピッチャーや野手を鼓舞する元気力、
次が、あらゆるシチュエーションを想定した練習(準備力)、
3番目に失敗(エラーや凡退)を素直に認める反省力と、
次のチャンスに備え準備する挽回力。

福浦の現役時代を今一度思いだしてもらいたい。
どうだろう?
すべて当てはまっていないだろうか。
引退試合まで出来る選手は本当に幸せな選手。
定年まで「現役」として最後まで働けた人も幸せな勤め人。
定年まで、あと10年の潮風太子も、
今回の福浦の引退試合に関しては、
思いのほか感慨深かった。

やっぱり真面目に地道にコツコツ、
これが大正解なんだなと・・・

人生山あり谷あり。
よく言ったものだなと・・・・
福浦選手26年間本当にお疲れさまでした!
そして感動をありがとう!!

と、大感動の引退試合の翌日、
山高ければ谷深し・・・か、
ZOZOマリンスタジアムは西武の胴上げ試合の舞台となった。
この敗戦にて4位確定で今シーズンの終戦。

こういうところもマリーンズらしくてイイね。ポチっ!

って良かぁねぇよ!!
来シーズンこそ、もっと頑張れよマリーンズ!!
とセルジオ越後ばりの辛口コメントにて、
今シーズンのマリーンズネタ終了です。
ではまた次回。


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チャイナ携帯電話甘くみるコトなかれ(注)

2019-09-07 02:40:16 | インポート
さて今回は、
事の始め私メの例のHuaweiの携帯電話に、
こんな「不審メール」が届いたところから。

ショートメールにて送信されてきたこのメール。
当然のことながら開きませんが、
一体何処からきたのやら・・・
と、普通の神経の持ち主なら当然のことながら、
興味があるハズ。
一応、メールに関しては無視を決め込むことにしたものの、
念のため出所の電話番号を電話番号検索アプリにて検索。

するとこんな番号にでくわすことに・・・
どうみてもコレ中国語也。

当方アホなので中国語とやら皆目解かりませんが、
アホなりに翻訳アプリで調べてみるに、
どうやら中国ウィグル地区方面からのメールらしいと・・・

ん?はて、この文面どこかで見たような気が・・・

確か昨年トルコのサウジアラビア領事館内で殺害された、
サウジアラビア人ジャーナリスト、
ジャマル・カショギがサウジアラビア領事館から、
荷物があるので取りに来いとかなんとか、
再三、出頭要請したコトバに似てやしないかと。

ウィグルといえば今や中国共産党が、
ウィグル浄化作戦とやらでウィグル人を、
何かと理不尽な理由をつけては拘束し、
次々と粛清(虐殺)を行っているというところらしく、

今年7月に日本に来日した、
ウィグル人で中国共産党の手下(五毛党)の連中に、
拘束され生まれて間もない乳飲み子まで殺され、
連日の拷問ののち、なんとかエジプトへ脱出するも、
エジプトでも強制送還が始まり
なんとかアメリカに亡命して今、
世界中で中国共産党による、
ウィグル人虐待の実態を告発している、
ウィグル人女性のミフルグル・トゥルソンさんの件に被るようで、
正直ゾッとした次第。

よって、このところ当方もブログや、
中国系に関わるのキーワード、コメント等は一応、
自粛傾向という対応にしておりました。
そういうことなんですハイ。

さらに、この数日後、
当方のHuaweiの携帯電話から知人のiPhoneへ、
Gmailでメールを送信すると、
こちらの受信は可能も、こちら側からiPhone側へは、
どういうわかか文字化けで送信されるという、
非常に困った事態まで発生。
数か月前まで、何ら問題なく送受信できていたのに・・・

こんなところにも現在のHuaweiとGoogle、
米中対立の弊害が出てきたのかとビックリ。
でも、こういうことが続くと、
さすがに敏感にならざるを得ないワケです。

それにしても連日マヌケな韓国のニュースばかりでウンザリ。
正直、私的には、もうどうでもいいようなニュース。
ほっとけよもう!ってなカンジ。

しかし最近になって地上波はじめとするオールドメディアも、
よほど例の「虎ノ門ニュース」の視聴率がうなぎのぼりなのが、
気に入らないのか悔しいのか?(笑)
嫌韓論を打ち出すようになったかと思うと、
その反対にTBSのサンデーモーニングとか、
テレ朝のモーニングショーなど左傾メディアは、
韓国賛美の反日至上主義報道の押出しで、
ネットで大炎上していたりと、
まぁ何かと韓国ネタで視聴率稼ぎに勤しむ今日この頃。
ホントにどっちにしても困ったもんだなと。

よく聞かれます。
「韓国人って酷くないですか!」とかって。
そういう単純な人には最近は、こう答えてます。
親日派の人とだけ上手く付き合っていけばイイんじゃないかと。
例えばロッテみたいな(笑)。
要するに、あの国は「文王朝」となったワケだから、
もうどうしようもないっしょ・・・と。

ただ歴史的にみれば「王朝」ってもんは、
いつの世にも常に滅びゆく運命なんだし。
ただ結果として、この王朝の国の民だけが、
その王様に振り回され続けて苦しむだけと・・・・
で、しょうがないんじゃない?と。

な~んてことをハナシしてたら、

香港の雨傘運動(真の民主デモ)が功を奏し、

ついに逃亡犯条例を廃案にするとのニュース。
あの中国共産党を敵に回す格好となった、
香港の真の民主主義を守るための闘争、
「雨傘運動」が香港人の勝利で収まりそうな気配。
さて鬼の中国共産党の出方いかばかりか?

ということで当方のHuaweiの携帯、
短命にて手放すことにしました。

余生は我が愚息のスマホとなります。
要するにゲーム機(呆)

当方は新機種を仕方ナシ購入。

ホント余計な出費ですが、
こういうネットメディアを使い、
この手のワードを頻繁に使用する身としては、
できるだけリスクを避けなければということにて。

それにしても、
これだけ中国やロシア、韓国で左の暴走が、
露骨な状態となっているのに、

この手のサヨク老人たちが、
こうした一連の左派の攻撃的暴走に対し、
なんら無批判というのは、
いかがなものかと・・・

ならば、まずは「文王朝」の人達がいうところ、
旭日旗をやめろ!と怒っているのだから、
日本人左派として彼らに応えるべく、、
朝日新聞に対して「その旭日旗みたいな、
如何わしく周辺諸国の方々に不愉快な、
旭日旗ソックリの社旗を今すぐヤメロ!」
とか言うべきなのでは?と。

軍国主義絶対阻止!と僕たちは、
全共闘世代の教師たちから、
学生時代しこたま刷り込まれた世代。

それが、今やただ単に自分と意見が合わないと、
一律「ネトウヲ」認定ってのも、
主張に整合性がないんじゃなかろうかと。
話せばわかるの精神はどこぞへ・・・

たかが携帯電話も今や恐怖の監視ツールとなりつつあるとは・・・
「自由」のありがたみが最近になって、
ようやくわかってきたような気が。
民主主義\(^o^)/バンザイ!!

ということで皆さんもご注意くださいませ(注)
また次回。


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踏み台の地べたの目線から一筆

2019-09-05 00:55:30 | インポート
お久しぶりです(;'∀')
夏休みの期間、子供にPCを夜遅くまで占拠されるわ、
恒例の宿題の手伝いやら・・・と、
なかなか書く時間が無くてこんなんなってしまいました。
では携帯で書けば…と言うハナシなんですが、
そのへんは次回に書きます。
今回は塩漬け状態のネタを、
連発放出で行こうかと思っておりますので、
ひとつお付き合いのほどm(__)m

最近に気になったニュースで、
タレントのマツコ・デラックスが例のN国党について、
MXテレビの5時に夢中という番組内で、
「気持ち悪い人達」やら「ふざけて入れている人も多い」やら、
「宗教的な感じがする」とまぁ、
暗に批判的なコメントをしたところ、
このマツコ・デラックスの発言に怒った、
党首の立花孝志参議院議員が毎週月曜日、
マツコ・デラックスが生放送で出演中の、
MXテレビに押しかけて、
抗議活動を行っているという、
ニュースがあった。

N国党の主張としては自分たちに投票してくれた選挙民を、
バカにしているという主張。
これに怒っていると。
さすがに現役国会議員の先生の正式抗議活動となると、
日本のオールドメディアを中心とした
メディア・スポンサー企業は、
N国党の側につくワケで、

その結果、
このままいくと9月で、
マツコ・デラックスは、
番組を降板となるらしい。
今ではマツコ・デラックス批判が主流となりつつある。

そしてマツコ・デラックスと、
MXテレビを相手取り、
正式に名誉棄損とやらで訴訟をするとのこと。

さらに興味深いのは、
この原告には支持者おおよそ1万人。
大訴訟裁判になりそうだと。
オカマ一人に対し1万人規模での裁判。
へぇたいしたもんだなぁと。

YouTubeなんかを見ると、
あのメンタリストDAIGO氏がN国党を大絶賛していたり、
2ちゃんねるでおなじみ西村博之氏が、
面白がっていたりと、
今やN国党は旬そのものらしい。

潮風太子的にみても、
「NHKをぶっ壊す!」とは、
なかなか面白いフレーズで、
このままいくと今年の「流行語大賞」になっちゃうのか(笑)

まぁあのユーキャンの流行語大賞も最近は、
「違うだろ~」とか「このハゲ~」など、
本当に流行したコトバをスルーする傾向にあるので、
評価するのをやめましたケドね。

さて、今や飛ぶ鳥落とす勢いのN国党。
潮風太子的には、
どうしても、その昔いやチョイと昔か・・・
党首の立花孝志氏が、
船橋市議だった頃のイメージがあって、
あのころと比べると、
随分とご出世なさったものだなと。

2016年4月の船橋市議会議員選挙に出馬して、
2600票あまりの得票数で35位(議席50)で議員初当選。
このときもチョイと書きましたが、
この当時は正直まだ「キワモノ候補」の領域で、
まさに潮風太子、大注目の候補でした。
もう、この頃からYouTubeで、
NHK集金撃退ネタをやっていて、
それは大変興味深く拝見しておりました。

いやいや、
これは当時かなり斬新なアイデアで、
このユーチューバー作戦が功を奏したのか、
船橋市の選挙民2600人あまりから支持を得て、
見事、船橋市議会議員=政治家となったワケですが、
ただ私メとしては、
どうも腑に落ちないところがあって、
結局、失礼ながら投票行動にでませんでした。
「船橋市」という枠としては、
まだ市議会議員のセンセイ方にやっていただきたい市政が、
それこそ山積しているワケです。
NHKの受信料の支払い義務を不払い可の条例を作って、
船橋市民は「任意」でNHK受信料を支払うコトが可能とする、
という公約でしたが、
なぜ船橋市議会議員だったのか?と。
元のご出身は大阪だという。

とはいえ見事、当選したワケです。
で後日、立花氏に投票したという人が周囲に2人ほどいたので、
聞いてみたところ、
一人は「だって面白そうじゃん!」と、
もう一人は「ひょっとすると、これは取っ掛かりなんじゃないかと・・・」と、
単純に興味半分で投票した人アリ、
先々まで深読みしての投票をした人アリと、
まぁ真意はどうあれ上手い具合に2600人のココロを掴んだもんだと、
関心したものです。
つまり、NHK受信料問題含め、
世の中の理不尽に対する抗議的投票行動だったのかと、
私も当時、確かにそう見ました。
ところが、やがて市議会が始まり、
いよいよ、この件について立花氏が市議会にて、
正式に議題に乗せ質問をしたところ、
議会は、なんとも冷ややかな反応で、
結果、早々に門前払いのような体で立花議員の提案は、
アッサリと否決されてしまいました。

その後、船橋市議会議員としては、
殆ど船橋市民に対して「仕事」することなく、
いつも通りNHKを攻撃する「政治行動」に勤しむ状態となり、

翌年の2017年7月の東京都知事選挙に立候補するため、
これまたアッサリと船橋市議会議員を「辞職」と。

多くの選挙に関心ある船橋市民たちは、
「なんだ都知事選までの腰掛けだったのか・・・」と、
呆然としたものでした。

少しは船橋市民のために何らかの政治的な仕事も、
してくれるのではないか・・・という淡い期待は、
残念ながら叶いませんでした。

その後はもう、皆さんご承知のこと、
都知事選挙は「小池百合子」新知事が勝利し、
立花氏は落選してしまいました。
が、この都知事選あたりから、
N国党がネット民を中心にバズり始め、
その勢いそのままに、
先の参議院選挙において、
比例代表で見事に国会議員となられたと。

この一連の流れを見ていて、
私、潮風太子が感じたことは、
このワンインシュー(単一政策)という手法、
まず権力の側につく(議員になるの意)、
もっとも手っ取り早い方法なんじゃないかと。
それと、このYouTubeを併用した政治手法は、
まさしく今どきのやり方でもあるし、
その上、軌道に上手く乗せると案外と儲かるという、
新たな「政治ビジネス」モデルの誕生なんじゃないかと・・・
ふと思ったワケです。

これまでの単純地元誘導型政治から、
不特定多数のネット民を「票数」に変換させ、
爆発的な票数を生み出すことが可能な、
選挙戦術がこれから始まるんだなと。

メンタリストのDAIGO氏が絶賛している、
大勢の民衆を見方につけて、
今や権力側にいるマツコ・デラックスを批判することで、
「強者」に立ち向かう「弱者」という構図を、
作り出したと・・・・いう論法。

船橋市議選のときからの流れで観ている私としては、
正直、果たしてこの「民衆」。
どうしても「ホンモノ」っぽく見えないんですな。
ブームの雰囲気がどうしても否めない。

この先、NHKのスクランブル放送化が達成できようが、
残念ながら出来なかったにせよ、
YouTubeという絶対的基地があって、
安定した高い再生回数が、
この先も当分は見込めるところをみるに、
結局のところ、どっちにしても「儲かる仕組み」と。
こういう仕組みであることは事実なワケで・・・

となると果たして、
そういうコトに段々「民衆」たちが、
次第に理解出来てきたとき、
どうなるのかな?とは思います。

今は、お得意の「忖度」でマスメディアも、
一部を除いてN国党支持に振る舞っているけれども、
どうみても、やっつけ感が否めない政党なので、
このままいくとは正直、私メは思えないデス。

確かに、今のマツコ・デラックスは高額納税者の、
超一流芸能人であることも確か、
そのマツコ・デラックスを攻撃するのは、
非常に効果的なのかもしれないけれども、
市議会議員時代だったら、
こういう風に「攻撃的」だっただろうかな?と。
失礼ながら知的芸能人とはいえ、
オカマをみんなで寄ってたかって、
「逆権力」を行使してイタぶるっては、
どうも見ていて嫌悪感があるワケです。
私個人としては。

せっかく面白い政策で勝負しているワケですから、
行けるところまで行って欲しいとは思います。

が、国会議員という「麻薬」に、
「民衆」含め溺れなければイイなと、
少々心配になったので、
船橋市の地べたの目線から一筆候。
麻薬には強烈な「副作用」がありますから、
本当に細心の注意を払わなくてはなりません。
さぁこの顛末、どうなることやら。
蛇足ながら今の私としては、
ことこの件に関してはマツコ支持派というスタンスです。
と〆に加筆して、ではまた次回。


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