続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

秋の予定狂う

2023-10-05 00:20:00 | 日記
今回は野球ネタになります。

今年のパ・リーグはオリックスの優勝。
いや「今年も」が正しい文章か。
この結果も、
まぁ当然のことであり、
これはシーズン序盤から想定内。
問題は2位でクライマックスシリーズ
ファーストステージをマリスタで
できるのかどうかの1点が
多くのマリーンズファンの
当初からの願い。

それがどうでしょう!
2位にして最大13もあった「貯金」を
あっさり都合1か月で使い果たし
勝率5割を割り込むかどうか・・・
それどころか今では
Bクラスに沈むかどうかの瀬戸際。

となれば今シーズンは
クライマックスシリーズ2位にして
地元開催で勝ち上がり、
その後のセカンドステージで
仕方なしオリックスに敗北して
シーズンを終了し、
すぐさま秋季キャンプにて、
守備の基本からの特訓。
150キロの直球を打ち返す、
打てそうにないボールはカットする
といったオリックスや阪神では
「できて当然」といった
プロとしての打撃の基本も
ビシビシ鍛えなおして、
来シーズン以降からの
「無敵のマリーンズ」
を作り上げていただきたい!

そのためにも、
ここでダラダラ4位で終わるより
クライマックスでの「ガチ勝負」から
「課題」をみつけ各々スキルアップに
つなげて欲しいというのが多くの
マリーンズファンの想い。

なのだが、
今、それよりもっと重要なのが
今年で名物アナウンス(旧称ウグイス嬢)
でお馴染み「谷保」さんが
今シーズンを限りに
引退してしまうことだろう。
まさかシーズン地元最終戦での
「引退」は正直、
全く想定していなかったので、
3位以下になってしまうと
間違いなく日本シリーズはナイので
これにて終了・・・
「谷保」さんの声の聞き納めとなる。
不肖、潮風太子痛恨にして一生の不覚!
当初から
クライマックスシリーズありきで、
仕事や家の予定も組んでいたことが、
ここにきて想定外の展開。
当然、チケット入手もしていなかったし、
10月7日は今更、
予定変更ができないありさま。
最悪・・・なんてこった!
本当にいろいろな意味で
大変申し訳ございませんm(__)m
としか言いようのない状況です。

谷保さんのアナウンス人生の33年間は
同時に己のマリーンズファン歴とも被る。
ちなみに潮風太子のマリーンズファン歴も
31年にもなっていたことに今更ながら
気がついた。
それ故に、マリーンズ!なんとか2位に
滑り込ませてくれ!
と、熱い祈りを。
そのためにはオリックスに連勝しなくては
ならないのだが・・・
いやいや、このままだと4位もありえる。
本当のシーズン最終戦が3位争いの
「楽天」と仙台での試合ではマズい。
いずれにせよ
秋の予定がすべて狂う・・・
どうしよう・・・トホホ
そんな中で先日、
仕事をこっそりサボって
鎌ヶ谷スタジアムで日ハムvsヤクルトの
ファームの試合を観戦。
どうしても「プロ野球が観たい!」
という衝動を抑えられなくなった為。

呑兵衛さんの
「無性に酒が飲みたい気分」
に近い感覚。

ファームのシーズン終わりの試合
というのは、
まさしく崖っぷちの選手たちが
最後の本当に
最後の生き残りをかけて戦う、
真剣勝負の場にして修羅の場で、
実はこれがファームの試合で、
一番面白い時期なのだ!
確実にこの時期
ファームにいる選手の3分の一は、
来シーズンこのユニフォームを
着ることはナイのだから。

なのだが・・・
こう言ってはなんだが
潮風太子が観ている
ファームのマリーンズ戦と
比べるに正直、
お通夜の晩のような
球音を楽しむ日といえば聞こえがイイが、
観客のヤジどころか双方のベンチの声も
通常の5分の一以下という風の
とにかく元気がナイ試合だったことに
少々驚いた。
これが日ハムvsヤクルトの
ファームの試合なのかと。

確かに自分のクビがかかった
真剣勝負の場、
となれば自然と無口にもなるか…
それにしても観客も「紳士的」
というかなんというか…

この日、観ていたら
運良く野球の神の思し召しか、
元マリーンズでヤクルトに今年、
現役ドラフトで移籍した成田翔が
リリーフ登板。
相手の打者もちょうど
これまた昨シーズンまで
マリーンズにいた
福田光輝との対戦。

おそらく、この日この球場で
唯一のマリーンズファン
潮風太子には最高の「アテ」。
ヤクルトファンも日ハムファンも
正直、
たいして思い入れのナイ選手同士の
対戦にシ~ンとした状況だったが、
お互い生き残りをかけて
闘っている姿に感動しながら観戦。
どんな思いで対戦してんだろう・・・
いや、これがプロの世界の厳しさ。
改めて思う。
これだけで入場料1300円の元は取れた。
結果は成田が福田を打ち取って
成田の勝ち!
「お~」と一人拍手を送ったが、
周囲のヤクルトファンたちから、
なんだコイツというカンジで
見られたのは書くまでもない。

正直、成田のボールは
このメンバーでは明らかに一枚上。
だが、今ココにいるということが、
現状のすべてなのだ。
ところが全日程が終了した先日、
成田翔、戦力外通告との報道を
愛読紙、日刊スポーツにて知る。

こういう記事を読むと
ようやくにして秋本番を感じる。
日本シリーズ近し!ということは
そういう季節の到来でもあるのだ。

でも、まだ熱パの主役にて
マリーンズには踏みとどまって
もらわなければ!
でなければ私メの
秋の予定がすべて狂ってしまう。
谷保さんの声が聞きたし
秋の夕暮れナリ。
ではまた。
コメント
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