連日の多忙につき久しぶりの更新で本当にスミマセン
m(__)m
たまには嗜好を変えて今回は「江戸前風」文体の、
寄席芸人ネタにて失礼いたしやす。
連日、関西芸人さんたちの「闇営業」とやらの問題で、
ニュース・ワイドショーは大盛況・・・
警察官が「オレオレ詐欺」に騙されそうになった人の金、
1200万円を「預かる」と称し着服(窃盗)するという、
まさしく「裃を着た盗人」ってな仰天ニュースやら、
ジャブ中にして暴力事件を起こして「実刑」が確定した、
保釈中の「罪人」を刑務所に収監しようと家に、
アホな検察職員数人とボンクラ警官で迎えに行ったら、
その「罪人」に刃物を振り回され、
逃げられるという大失態の挙句、
大逃亡劇へと発展した事件といい、
警察庁長官と横浜地検検事正のクビが飛んでも、
なんら不思議ナイ事件もぜ~んぶ吹っ飛びまして、
警察、検察はじめ、
バカな保釈を認めた超マヌケな裁判官含む、
法曹界の連中なんぞは、
ホント吉本興業様々でしょうな。
それこそ「上方」に足を向けて寝られないと。
先日、落語ネタ名人の「でぇ先生」に、
江戸落語鑑賞の極意をご教授いただこうと、
お江戸浅草は「浅草演芸ホール」へお供にて候。
江戸古来の庶民文化に改めて触れて参りやした。
久しぶりに乗る地下鉄「銀座線」で、いざ浅草へ!
いやいや、久々の銀座線にビックリ仰天。
まぁ「いんたーなしょなる」なコト(◎_◎;)。
世界各国の人、人、人!!!!
人種のるつぼというか、
まるで、あめりか「にゅーよーくの地下鉄」と見紛うかのような・・・
と言いたいところでゲスが、
あっしは「にゅーよーく」なんぞ行ったこたぁございませんケドね(笑)
それにしても最近の「浅草駅」は、
まさに「おもてなし」のココロの駅に変貌しておりまして、
駅のホームにゃ「案内係」の方が2名ほどか常駐。
世界各国からやってくる観光客相手に、
親切丁寧なご案内。しかもノーチップで!
以前、「おふらんす」のパリに行った際、
地下鉄に乗ってコンコルド広場とやらに行ったら、
大都会だってのに「手動ドア」(◎_◎;)。
ここは栃木か群馬か茨城か?なんて思いつつ、
モタモタしながらボタンを押してドアを開くと、
世界各国のコトバで順に何やら案内放送・・・
さすがは観光都市パリ!
なかなか粋でやんすな!
なんて思って、
聞き耳立てて日本語の番を待つと、
ほどなくしてして聞こえてきたニホンゴが、
「スリにご注意ください」とは是如何に?
なんてトコだココはなんて呆れたもんでございました。
さてトコロを浅草のハナシに戻して、
夕刻というのに外国人観光客でごった返している、
仲見世通り界隈を抜けてロック座方面へ、
夕暮れ時から夜の帳へと向かう午後6時すぎか、
笑いの殿堂、「ニホンゴオンリー」浅草は演芸ホールに到着!
入場料なんてヤボなこと言いませんよ江戸の「寄席」では。
木戸銭といいます。
通常の興行ですと2800円だそうですが、
そこはそれ常連の旦那である「でぇ先生」、
ちょいとした裏技にて「お安く」お得にチケットを入手する術を、
ご存じでして、そのご恩恵にあずかる私メ。
さすがぁ!と唸りつつ、
その方法をココで書くのは粋じゃありませんな。
いろいろな方法がございますが、
(浅草演芸ホール公式ホームページもアリ)
その辺はネットでご検索のほど~(笑)
これだけの「芸人」さんの芸を1日中観ても2800円だそうで、
芸人さんのギャラの方は大丈夫なんでしょうかね?
ちょっと余計なお世話ながら心配になっちゃいますな。
これを高いとみるか安すぎるとみるか?
ちょうど入ってスグに紙切り芸の「林家楽一」師匠のステージ。
お客からヤラセ忖度一切ナシのガチンコリクエストにて、
注文の「ゴジラ」やら「ドナルドトランプ」やらを、
軽妙なトークを交えながらサクサクと紙を切っていくと、
アラ不思議!見事にその形にカットしてみせる名人芸。
ここで注文した客は、
その「切り絵」を舞台まで取りに行くワケですが、
その際、粋な常連の旦那などは、
しっかり「ポチ袋」に金一封の「心付け」を用意していて、
サラッとかつスマートに師匠へお渡ししてから、
受け取るそうでコッソリ「でぇ先生」に解説していただきやした。
へぇなるほどなと・・・
常連客との阿吽の呼吸にも、
これぞ江戸の伝統名人芸をみましたな。
仲入り休憩が約5分ほど・・・
ここで、助六、幕の内を掻っ込むワケです。
お一人(一組)約10分程度のステージが順に進み、
久しぶりの林家しん平師匠の落語。
といっても、この師匠は「漫談」系の落語の筋。
しっかし、これが昔と同様、相変わらずの、
テレビとは無縁の毒舌トーク大炸裂!
地上波なら大炎上必至!
ってな放送禁止用語連発のネタに、
場内はお約束の大爆笑の渦でしたな。
そして曲芸の仙三郎社中。
かつての海老一染の助染太郎師匠を彷彿とさせる、
神楽(かぐら)モノというヤツで、
これまたトリック一切ナシのガチ系芸に、
まさしく観客が固唾をのむ真剣芸で大感動!!
これぞ「じゃぱにーず」のホンモノの芸ってヤツで、
これこそ「あぽろしあたー」とやらで、
やったら大絶賛必至だろうになぁ・・・・と唸った次第。
そして、そして!この興行での大トリ。
夜の部主任とは上手いネーミング。
かつて若手の頃、私メ潮風太子が、
渋谷のジャンジャンで観た「超近代的かつ試験的新作落語」で、
これまた当時、
三遊亭一門の浮浪雲的存在だった三遊亭円丈師匠らと、
賛否両論ながらアグレッシブかつ斬新な落語をやっていた、
柳家喬太郎は、いまや大師匠で超人気の千両落語家。大先生。
そういや私メも先月で50歳になりやした。
月日の流れとは、なんと速いことか。
あれから30年近く経ちましたか・・・・
柳家喬太郎師匠というと最近では、
缶酎ハイのキリン ザ ストロングのCMで、
居酒屋のオヤジ役でお馴染みと言えば、
わかりやすいかと。。。。
舞台に登場するや否や、満員の観客は、
やんやの大歓声!
これには驚きました。
テレビには、ほとんど出てないんですが、
いやはや寄席の世界では「超大スター」の喬太郎師匠。
常連たちの「待ってました!」の掛け声も慣れたもの、
そして、それに呼応する喬太郎師匠はというと、
「ホント、待ってましたなんて言われると、
やる気なくなるんですよね・・・」などと毒舌の塩対応も、
これまた「でぇ先生」曰く、コレもいつものお約束であり、
気分がノッた!というサインとのこと。
この日は「品川心中」という廓(くるわ=風俗)ネタもので、
夜の寄席噺よろしく18禁モード。
放送禁止用語やタブー不要のオトナな噺。
いやいや、しっかしこれがまた絶品な古典落語で、
下系ネタながら面白いこと、この上なく。
「あ~ホント日本人でよかった~」
とニホンゴの言語を理解できる喜びを、
図らずも、こんなところで改めて認識した次第。
すっかりファンになってしまいました。
ということで、
また今度は別の寄席にて、
「でぇ先生」のご教授賜りたく、
お願い申し上げて、
50の手習いといきますかな・・・
すっかり外国人観光客がいなくなった、
夜の浅草、闇夜に光る「満員御礼」の札。
テレビ、マスメディアにはほとんど取り上げられない、
江戸の寄席芸人さんたちですが、
芸は超一流揃い!
江戸の寄席を甘く見るなかれ。
まだまだ江戸には、いるんでしょうな知られていない、
名人芸人、名人落語家さんたちが・・・
こうしてコッソリと闇夜にひっそり、
常連(マニア)向けネタにて名人芸を披露して、
爆笑を取る!!
これも「闇営業」ってヤツですかいな?(笑)
御後がよろしいようで
m(__)m
ではまた次回。
m(__)m
たまには嗜好を変えて今回は「江戸前風」文体の、
寄席芸人ネタにて失礼いたしやす。
連日、関西芸人さんたちの「闇営業」とやらの問題で、
ニュース・ワイドショーは大盛況・・・
警察官が「オレオレ詐欺」に騙されそうになった人の金、
1200万円を「預かる」と称し着服(窃盗)するという、
まさしく「裃を着た盗人」ってな仰天ニュースやら、
ジャブ中にして暴力事件を起こして「実刑」が確定した、
保釈中の「罪人」を刑務所に収監しようと家に、
アホな検察職員数人とボンクラ警官で迎えに行ったら、
その「罪人」に刃物を振り回され、
逃げられるという大失態の挙句、
大逃亡劇へと発展した事件といい、
警察庁長官と横浜地検検事正のクビが飛んでも、
なんら不思議ナイ事件もぜ~んぶ吹っ飛びまして、
警察、検察はじめ、
バカな保釈を認めた超マヌケな裁判官含む、
法曹界の連中なんぞは、
ホント吉本興業様々でしょうな。
それこそ「上方」に足を向けて寝られないと。
先日、落語ネタ名人の「でぇ先生」に、
江戸落語鑑賞の極意をご教授いただこうと、
お江戸浅草は「浅草演芸ホール」へお供にて候。
江戸古来の庶民文化に改めて触れて参りやした。
久しぶりに乗る地下鉄「銀座線」で、いざ浅草へ!
いやいや、久々の銀座線にビックリ仰天。
まぁ「いんたーなしょなる」なコト(◎_◎;)。
世界各国の人、人、人!!!!
人種のるつぼというか、
まるで、あめりか「にゅーよーくの地下鉄」と見紛うかのような・・・
と言いたいところでゲスが、
あっしは「にゅーよーく」なんぞ行ったこたぁございませんケドね(笑)
それにしても最近の「浅草駅」は、
まさに「おもてなし」のココロの駅に変貌しておりまして、
駅のホームにゃ「案内係」の方が2名ほどか常駐。
世界各国からやってくる観光客相手に、
親切丁寧なご案内。しかもノーチップで!
以前、「おふらんす」のパリに行った際、
地下鉄に乗ってコンコルド広場とやらに行ったら、
大都会だってのに「手動ドア」(◎_◎;)。
ここは栃木か群馬か茨城か?なんて思いつつ、
モタモタしながらボタンを押してドアを開くと、
世界各国のコトバで順に何やら案内放送・・・
さすがは観光都市パリ!
なかなか粋でやんすな!
なんて思って、
聞き耳立てて日本語の番を待つと、
ほどなくしてして聞こえてきたニホンゴが、
「スリにご注意ください」とは是如何に?
なんてトコだココはなんて呆れたもんでございました。
さてトコロを浅草のハナシに戻して、
夕刻というのに外国人観光客でごった返している、
仲見世通り界隈を抜けてロック座方面へ、
夕暮れ時から夜の帳へと向かう午後6時すぎか、
笑いの殿堂、「ニホンゴオンリー」浅草は演芸ホールに到着!
入場料なんてヤボなこと言いませんよ江戸の「寄席」では。
木戸銭といいます。
通常の興行ですと2800円だそうですが、
そこはそれ常連の旦那である「でぇ先生」、
ちょいとした裏技にて「お安く」お得にチケットを入手する術を、
ご存じでして、そのご恩恵にあずかる私メ。
さすがぁ!と唸りつつ、
その方法をココで書くのは粋じゃありませんな。
いろいろな方法がございますが、
(浅草演芸ホール公式ホームページもアリ)
その辺はネットでご検索のほど~(笑)
これだけの「芸人」さんの芸を1日中観ても2800円だそうで、
芸人さんのギャラの方は大丈夫なんでしょうかね?
ちょっと余計なお世話ながら心配になっちゃいますな。
これを高いとみるか安すぎるとみるか?
ちょうど入ってスグに紙切り芸の「林家楽一」師匠のステージ。
お客からヤラセ忖度一切ナシのガチンコリクエストにて、
注文の「ゴジラ」やら「ドナルドトランプ」やらを、
軽妙なトークを交えながらサクサクと紙を切っていくと、
アラ不思議!見事にその形にカットしてみせる名人芸。
ここで注文した客は、
その「切り絵」を舞台まで取りに行くワケですが、
その際、粋な常連の旦那などは、
しっかり「ポチ袋」に金一封の「心付け」を用意していて、
サラッとかつスマートに師匠へお渡ししてから、
受け取るそうでコッソリ「でぇ先生」に解説していただきやした。
へぇなるほどなと・・・
常連客との阿吽の呼吸にも、
これぞ江戸の伝統名人芸をみましたな。
仲入り休憩が約5分ほど・・・
ここで、助六、幕の内を掻っ込むワケです。
お一人(一組)約10分程度のステージが順に進み、
久しぶりの林家しん平師匠の落語。
といっても、この師匠は「漫談」系の落語の筋。
しっかし、これが昔と同様、相変わらずの、
テレビとは無縁の毒舌トーク大炸裂!
地上波なら大炎上必至!
ってな放送禁止用語連発のネタに、
場内はお約束の大爆笑の渦でしたな。
そして曲芸の仙三郎社中。
かつての海老一染の助染太郎師匠を彷彿とさせる、
神楽(かぐら)モノというヤツで、
これまたトリック一切ナシのガチ系芸に、
まさしく観客が固唾をのむ真剣芸で大感動!!
これぞ「じゃぱにーず」のホンモノの芸ってヤツで、
これこそ「あぽろしあたー」とやらで、
やったら大絶賛必至だろうになぁ・・・・と唸った次第。
そして、そして!この興行での大トリ。
夜の部主任とは上手いネーミング。
かつて若手の頃、私メ潮風太子が、
渋谷のジャンジャンで観た「超近代的かつ試験的新作落語」で、
これまた当時、
三遊亭一門の浮浪雲的存在だった三遊亭円丈師匠らと、
賛否両論ながらアグレッシブかつ斬新な落語をやっていた、
柳家喬太郎は、いまや大師匠で超人気の千両落語家。大先生。
そういや私メも先月で50歳になりやした。
月日の流れとは、なんと速いことか。
あれから30年近く経ちましたか・・・・
柳家喬太郎師匠というと最近では、
缶酎ハイのキリン ザ ストロングのCMで、
居酒屋のオヤジ役でお馴染みと言えば、
わかりやすいかと。。。。
舞台に登場するや否や、満員の観客は、
やんやの大歓声!
これには驚きました。
テレビには、ほとんど出てないんですが、
いやはや寄席の世界では「超大スター」の喬太郎師匠。
常連たちの「待ってました!」の掛け声も慣れたもの、
そして、それに呼応する喬太郎師匠はというと、
「ホント、待ってましたなんて言われると、
やる気なくなるんですよね・・・」などと毒舌の塩対応も、
これまた「でぇ先生」曰く、コレもいつものお約束であり、
気分がノッた!というサインとのこと。
この日は「品川心中」という廓(くるわ=風俗)ネタもので、
夜の寄席噺よろしく18禁モード。
放送禁止用語やタブー不要のオトナな噺。
いやいや、しっかしこれがまた絶品な古典落語で、
下系ネタながら面白いこと、この上なく。
「あ~ホント日本人でよかった~」
とニホンゴの言語を理解できる喜びを、
図らずも、こんなところで改めて認識した次第。
すっかりファンになってしまいました。
ということで、
また今度は別の寄席にて、
「でぇ先生」のご教授賜りたく、
お願い申し上げて、
50の手習いといきますかな・・・
すっかり外国人観光客がいなくなった、
夜の浅草、闇夜に光る「満員御礼」の札。
テレビ、マスメディアにはほとんど取り上げられない、
江戸の寄席芸人さんたちですが、
芸は超一流揃い!
江戸の寄席を甘く見るなかれ。
まだまだ江戸には、いるんでしょうな知られていない、
名人芸人、名人落語家さんたちが・・・
こうしてコッソリと闇夜にひっそり、
常連(マニア)向けネタにて名人芸を披露して、
爆笑を取る!!
これも「闇営業」ってヤツですかいな?(笑)
御後がよろしいようで
m(__)m
ではまた次回。