続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

また来シーズンに期待!

2017-06-08 01:33:00 | インポート
今週は久しぶりバスケネタにて。
にわか千葉ジェッツブースターの独り言ということで・・・m(__)m

先月5月27日国立代々木競技場で、
今シーズンのBリーグ・チャンピオンシップ決勝が行われ

あの田臥勇太でお馴染み栃木ブレックスが、
シーズン中は勝率8割にして天皇杯で千葉ジェッツと決勝を戦った、
中地区トップの川崎ブレイブサンダースを破り、
Bリーグ初代チャンピオンとなった。

千葉ジェッツもシーズン3位でワイルドカードへ進出したものの、
ワイルドカード初戦に栃木と対戦し互角の戦いぶりながら、
第1戦73-80、第2戦70-77の僅差で敗退・・・
完全アウェーの状況で最終的には、
栃木ブースターの応援力に負けたという印象だった。
と、負け惜しみを少々。

しかし、かつての弱小チームを知る者としては、
いや~悔しいねぇ・・と言いつつも、
とうとう、ここまで強くなったか!と。
内心では大拍手。
天皇杯優勝は決してフロックではなかった。
こういう敗戦は来シーズンにつながるハズ。

今シーズンは試合会場に行っても、
チケット当日購入では、
SOLD OUTで観戦できない試合もあって、
これには驚いた。
おかげで船橋アリーナへ向かうも、
2試合観られなかったほど。

ということで私、潮風太子は結局、
今シーズンは生観戦出来ずに、
シーズン終了となってしまった次第。

PCとテレビでの観戦しかできなかったというのが、
非常に心残りだった。

しかしながら3位とはいえ、
リーグ首位の栃木と2勝差ならば、
もはや弱小チームとは言えない。

それと特筆しておきたいのが、
ワイルドカード敗退直後すぐさまブースター向けに、
シーズン終了の御礼メールが送信されてきたこと。

中略

こういうことは野球やサッカーでは、
まずナイし、なによりブースターたちが望んでいるであろう、
セリフをガッツリ書き込んであることがウレシイ。

そうなんだよ!そういうことよ!って思った、
千葉ブースターも数多くいたハズ。
巨人ファンみたいに「絶対日本一!」とか、
成績不振だと暴動になるサッカーサポとも違う、
熱くも穏やかに愉しむ「バスケファン」たちには、
こういうチームの前向きなコメントだけで、
もう十分なのだ。
また来シーズンも応援するか・・・となる。

よくよく観察していると他チームのブースター同士も、
意外と仲が良いのがBリーグの特徴といえば特徴かもしれない。
ブースター同士が乱闘したなんてハナシを聞いたことがナイ。

野球がエンターテーメントなら、
サッカーは戦争!というのが潮風太子の持論。
ならばバスケは?ということになるが、
それは間違いなく潮風太子の次世代が作るモノになる。
まだ完成域には程遠い。
ならば、どういうモノになっていくのか、
楽しみに今後も観察を続けていこう。

サッカー畑出身の川渕三郎が日本バスケの、
エグゼクティブアドバイザーに就任して以降、
大きく変革を遂げた日本バスケ界。

Bjリーグとの統合は当初でこそ賛否両論あったものの、
いざ、やってみたら、
バスケ熱は前より確実に上がった。

むしろ最近ではバスケットボールを始める小学生が、
増え始めてきているという。
緩やかにそして静かにジワジワとバスケ少年・少女たちが、
確実に増えていく。
得点力はNBAのような100点ゲームにならなくとも、
言葉悪いが日本独特の「ガラパゴスバスケ」のような形で、
進化を遂げ最終的には「野球」(スモールベースボール)のような、
進化形の国際基準になっていけばイイなと・・・
最近はそう思うようになった。

例えば走って走って動いて守って、
こすっからく大男からボールをくすねて、
したたかに3ポイントシュート!
みたいな形とか・・・

身長173cmの田臥勇太や、
身長167cmにして千葉の千両役者、
富樫勇樹のような「日本人的」大スターが、
遅かれ早かれ今後ドンドン登場してくるハズ。

「山椒は小粒でもとピリリと辛い」が似合う日本バスケともなれば、
その時改めて、この国のバスケスタイルが確立されることになる。
将来、ラグビーのような、
まさかのジャイアントキリング・・・
なんてことが起きるかもしれない。

ということで、
まずは意外と結構難しいルールをみんなで覚えるところから。
か・・・なと(笑)

それと、もう一点。
以前FC2時代に書いたネタでもあるのだが、
潮風太子が初めてプロバスケの試合を観戦したのが、
発足間もないbjリーグ時代の千葉ジェッツと、
すでに一歩も二歩も先を走っていた秋田ノーザンハピネッツとの一戦。

まぁコテンパンに痛めつけられたっけな・・・・

当時は名将にして日本バスケ界の重鎮的存在、
中村和夫HCが指揮を執っていて、
これも前にも書いたが、
この中村HC、
70過ぎの「お歳」ながら、
潮風太子世代でいう「部活」風スパルタ式指導法で、
試合中でも平然と選手を怒鳴り叱責するという、
昔ながらの指導スタイルにてチームを率いていた。

タイムアウト中にも2メートル級の黒人選手を直立不動にさせ、
罵声を浴びせ叱責の嵐等々。
まぁとにかく選手を新人・ベテラン・ガイジン問わず、
ビンタこそ無いものの、
怒鳴る、怒る、怒鳴るのオンパレード。
「いまだに、こんな指導者がプロリーグに存在したのか・・・」
と驚いたのを覚えている。

が、結果オーライ。
この指導法によって多くの名選手を育成・輩出し、
チームを強くしていくことで結果、
他チームのレベルアップにも貢献するという、
相乗効果を生み出し日本バスケのレベルアップに、
多大なる貢献をしてきたことは紛れもナイ事実。
こういう人がいなかったら、
とっくにバスケはバレーボールのように衰退していたかもしれない。

そう!千葉の大スター富樫勇樹も実は、
プロデビューが秋田ノーザンハピネッツであり、
中村HCの薫陶を受けた門下生の一人。

ちなみにその富樫は、
2012年のルーキーイヤーに新人賞を受賞、
翌年のbjリーグファイナル進出の原動力となる(準優勝)。
千葉ジェッツをコテンパンにしていた頃だ。
その翌年にNBAに挑戦したのち、
千葉にやってきてくれた・・・・
という経緯をついでに補足。

しかし、その名門秋田ノーザンハピネッツが来シーズンは、
成績不振によりB2降格だという。

これまた勝負の世界であり、
リアルな現実。
でも、これこそがプロレベルの競争であり、
日本バスケ界のレベルアップ・スキルアップになっていく。

こうした新陳代謝の活性化はネガティヴなことばかりじゃナイ。
なにしろ2020年東京オリンピックでは、
メダルを本気で目指す日本バスケへと、
進化・発展しなくてはならないからだ。

そして、これまた秋田ブースターたちにとっては、
「試練」の時期となる。
でも、こういう低迷期こそ応援をすることを楽しまなければ。・・・ね。

ただ、こういうことにあまり慣れ過ぎると、
我々マリーンズファンたちのようなパンチドランカーに、
なりかねないので注意が必要!
余計なお世話か(笑)

静かにそして着実に全国の「オラが町」のバスケ熱がジワジワと来ている。
来シーズンは必ずやLIVE観戦しなければ・・・
できればイイ状態にして最強の千葉ジェッツのときに。
さぁ来シーズンもまた、
ジェッツブースターに入会しようっと!


ではまた。


コメント (2)
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