続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

こんな老害にはなりたくない

2022-12-17 00:27:52 | 日記
師走のご多忙の中
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私メは相変わらずの
年末恒例貧乏暇ナシ
自転車操業状態です(^_^;)

あれからサッカー日本代表は
スペインまで撃破し
予選1位通過でベスト16へ!

ベスト8をかけた
前回準優勝国クロアチアとの
闘いは最後PK戦で
負けてしまったものの
まぁ30年前の日本サッカーを
知る者からしたら
夢のような時間でした。

ところで
今回のワールドカップネタの中に
少々面白い記事が散見されたので
改めて
ちと拾って広げてみたいなと。

今や恒例となった感の
日本の立つ鳥跡を濁さずの
クリーンな撤収について
日本人を称賛する
各国の報道。
そして、
同じ日本人にして
それにかみつく者アリと。
バカラ賭博で会社の金
100億円だかを溶かし
刑務所暮らしを経験した
大王製紙前会長の井川意高は
これらの日本称賛記事を
ゴミ拾い褒められて
喜ぶ奴隷根性と評し

朝まで生テレビでの
舌鋒鋭い論客ぶりから
さぞかし優秀な都知事に
なるかと思いきや
「政治と金」&
「公私混同」ぶりの酷さで
世間から
超バッシングを食らうと
哀しいかな意外にも
謝罪力のポテンシャルが
あまりに低すぎたのか?
お得意の屁理屈とやらで
何度か抵抗するも
結局は都知事辞任という
憂き目に遭った舛添要一は
観客が清掃すると清掃を
生業としている人たちが
失業してしまうなどと
イイ年した大人たちの
間抜けで頓珍漢な
ガチ批評ぶりに
思わず笑みが…

かまってジイさん現る…
日本は本当に平和な国ナリだ

地べたの目線を常に標榜する
潮風太子からすると
「こういう人たちは清掃業の
アルバイトなど間違いなく
やったことナイんだろうなぁ…」と
思うワケです。
ついでに書くと
サービス業のリアルすら
理解出来ない人たちなのかな…
とも思うワケで。

清掃業って実際には
どこの業者も
必要最小限の人数で
やっているのが常識で、
やればわかりますが
だいたい慢性的な人手不足。
なので近年では
70過ぎの「ご老人」や
外国人労働者も
珍しくない業界。
それでいて
ちょっとでも手抜きがバレれば
即クレーム即契約解除
いわゆるクビ!
なんてこたぁ
日常茶飯事の世界で
そこでは屁理屈など
当然のこと通用しません。

ちなみに私メも
学生時代四谷の某ビルで
清掃のバイトをしておりました。
30数年前のハナシですが、
今でも清掃の人たちに聞けば
ほとんど業態そのものは
変わりないようで…

今回のワールドカップでは
彼らが蔑む「清掃業務」
とやらを主に
ボランティアで賄っている
状況なのですから明らかに
予算も清掃業務に携わる
人手も足りていないワケです。
そこすらご存知ナイと。

それと清掃業を奴隷とは
明らかな職業差別発言で
清掃業の人たちがいるおかげで
どれだけ日本は大型商業施設しかり
大手飲食店や公衆トイレしかり
公共の建物や施設に交通機関と
どれだけ海外と比べて
綺麗で清潔な状態か?
誰かがやらなければならない
大事な仕事なんですケドねぇ。

モノを知らないというのは
本当に恐ろしいことだと
改めて思った次第。


ちなみに近年では
古代ローマ時代の奴隷とやら
実際には結構
したたかでズル賢く
かつ要領よく
奴隷生活を送っていたこと、
主人は主人で
ステイタス上どうしても
見栄として奴隷を保有
しないという選択肢が
なかったことに加え
結構マネジメントに苦慮
していたことや
むしろ奴隷管理を
面倒くさいとさえ思っていた
「貴族」も相当数いたことが
わかってきている現状と(笑)

よって井川某とやらの言う
奴隷とやらは
古代昭和時代の無知だった
当時の多くの日本人の
「奴隷」に対する
イメージそのまま。

ソ連とイスラム教徒は
みなテロリスト的なイメージ
ってなハリウッド映画に
完全に洗脳されたカンジの
いわゆるいい国(1192)作ろう
鎌倉幕府シンドロームそのもの。
ということになるか…

時代にとっくに取り残されるも
それに気づかぬ年寄りは
見ていて何とも憐れだ。
ただまぁ本人がそれで
貴族気分で自分は幸せだと
感じているのなら
それはそれで
ま、いっか…

しっかし
エリート街道を驀進してきた
貴族気取りの面々が
地べたの世界を知ることなく
育ってきてしまったがゆえに
晩年においてこうして
晩節汚すような
赤っ恥を晒すさま。
面白いやら憐れやら。

チョイと前の
平成なる時代までは
エリート気取りの逆張り論者は
カッコいいゾ論が
マスメディアを中心とした
言論界で大手を振って
闊歩できたものの、
令和に入りSNSが普及
し過ぎるようになると
今度は偉ぶって批判する者を
皆で叩いて遊ぶ的な
非常に厄介な展開に
変貌してきたワケで。
あまり偉そうに言えないが
やっぱりそれでも
時代の風ってのを読まないと…
ねぇ。
末代まで笑い者になっちゃう。

と、今日買ったばかりの
遠近両用の眼鏡をかけながら
こうしてコッソリ一筆。

別に若い連中に媚びなくとも
年寄りでも皆から嫌われない
最低限の努力と気配り
ってもんはしておきたいなと…
こういう連中をみると
つくづく思いますな。

こんな年寄りにはなりたくない
と思わず自戒を込めて
書き残しておくことにした次第。
ご同輩の皆さんも
お気をつけ遊ばせ!

ではまた次回にて。
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30年かかることは今すぐに!

2022-12-01 00:20:59 | 日記
もう師走ですよ!
と毎年この書き出しの
師走時期の1発目は
久々サッカーネタなど
まさかこんな日がやってくるとは…
ワールドカップで
日本がドイツに勝利するなんて
マリーンズが2005年に
日本一になった時
以来の衝撃でした(@_@)

1993年いわゆる
ドーハの悲劇から29年…
イランに引き分け
長年の悲願だった
ワールドカップ(フランス大会)
出場の夢が潰えた
アノ試合の翌日朝の
なんとも言えない
当時のほとんどの国民の
モヤモヤ感というか
屈辱的グッタリ感を今、
改めて説明しても
アレを知らない人たちには
まぁ上手く伝わらんでしょう。

さらに書くと
今から40年ほど前の
Jリーグが存在しなかった頃
我が国では
ワールドカップは観るもの
という認識が標準的で
当時はサカヲタか
サッカー少年が観る感じの
今で例えるならば
格闘技モノ的あるいは
モータースポーツのような
プチカルト的な人気に
近いカンジだったかと。

それが今や日本も
毎回出場するのが
当たり前ということころまで
来たワケで。

ただ加藤浩次じゃないが
ワールドカップ出場って
「当たり前じゃねぇからな!」
というのが
潮風太子世代の共通認識。

はてさて当方も
サッカーネタを初めて書いたのが
2012年の8月。
FC2時代の笑う蜘蛛の糸にて
アーカイブを改めて
読み返してみると
実は初めてJリーグの試合を
観戦したのが日立台での
柏レイソル対FC東京戦。
あぁそうだったそうだった!
備忘録としてのブログも
まんざら
捨てたもんじゃないなと。

まぁざっと書くと
この当時はレイソルの
エースストライカーが
ジョルジュワグネルの時代。
酒井宏樹がレイソル最後の年で
ちなみにFC東京のキーパーが
当時はまだ若造GKだった
権田修一。

この観戦した試合で
柏の15本のシュートの猛攻に
対してFC東京1失点とある。
結果は1-1のドロー。
権田というFC東京の
まだ全国的には無名に近い
若きGKの活躍が
やけに印象に残った試合だった。

次にレイソル絡みの記事を
書いたのが2016年9月で
初めて日立台のVIPルームで
当時人気爆発状態だった
鹿島アントラーズとの一戦を
観戦したことを記事にしていた。
この当時は
鹿島のエースが柴崎岳で
金崎夢生との二枚看板の
超人気チーム。
と、その辺りを興奮気味に
書いていて改めて読むと
ちとこっ恥ずかしい(^_^;)

そしてこの時、
ヴァンフォーレ甲府から
移籍してきたばかりで
レイソルでのレギュラー争い
真っ最中だった若手FW
伊東純也が日立台のピッチを
必死に走り回っていたことは
失礼ながら殆ど記憶、
印象に残っていなかったと(^_^;)

その伊東純也が
6年後日本代表となり
歴史的選手になるとは、
この日スタンドで観戦していた
サポーターの何人が思っていたか?
結果論的な書き方になるが
酒井宏樹しかり伊東純也しかり
まさしく正真正銘
「柏から世界へ」となった。

そして特にここ数年で
日本人選手のレベルも
格段にアップし
欧州リーグで活躍する選手も
一人や二人じゃなくなった。
むしろ代表選手のほとんど。

これには我が国における
サッカー選手育成システムの
劇的な進化によるところが
大きい。
この件に関しては以前
「サッカーのお受験化」の件
でも書いたので
改めて書くまでもないが
この格差社会問題もあれど
お受験組のハシリにあたる
彼らの活躍ぶりが、
近年における
サッカーお受験化の正当性を
裏付ける証左となるのは
なんとも皮肉なハナシだ

ついでながら
年末年始に行われる
全国高校サッカー選手権に
ついても一筆。
近年では
強豪高校サッカーのチームの
レギュラー選手たちの
ほとんどがお受験組系の
元ユース出身選手となっている。
実際そうなので見てみるとイイ

ちなみに今年の千葉県代表に
なったのが名門市船を決勝戦で
破った日体大柏。
特に今年の代あたりからは
柏レイソルユース出身者中心の
いわば「セミプロ」チームだ。

しかし他県でもこの傾向は
みられるようになってきた。
ユースを退団させられ
地方の「普通の高校」へ泣く泣く
進学した面々がプロへ
そして世界への足掛かりとして
全国高校サッカー選手権で
ひと山当てたろう!
の気持ちで「敗者復活戦」
に挑むという構図。
そう!もう次以降の
ワールドカップの「国内予選」が
ここでも始まっているということ。

幼少期からの
超サッカーエリート教育の完成形
といえば間違いなく
久保建英だろう
その久保建英が日本代表として
ワールドカップのピッチに立つ。
そういう時代になった。

U17しかり高校サッカーしかり
次世代の面々たちは今後
間違いなく何かにつけ
久保建英と比較される。

ということは
B.C.久保建英
A.D.久保建英という
位置付けになるということ。
ワールドカップ今大会が
そのターニングポイントに
なる気がしてならない。

29年前、
確かに日本は
ワールドカップ出場を逃した。
しかし、その時、
「コイツらよりオレの方が上手い」
と根拠のナイ(笑)自信と信念で
サッカー道に邁進してきた
次世代の子供たちが次々と、
世代交代を繰り返しながら
順送りでJリーガーそして
世界へ!というのが
今の日本サッカーの現状
となった・・・

とかなんとか
サカサポでない
ニワカの門外漢が
サッカーについて語るのは
ご法度ナリ!
ブログの世界では
もう常識中の常識。

なのでこれ以上
ワールドカップや
高校サッカーについて
当ブログで長々と
書くまでもナイところなので
このあたりで
もうお暇することにしよう。

ただ
コレをちょっとでも
知っていると
ワールドカップも
高校サッカー選手権も
また違ってみえてくるかと。

サッカーといえば何かにつけ
ただ批判ばっかりの
巷での評価ってのもどうかな…
と思い箸休めの一品風に
一筆をば。

そういえば
かの三島由紀夫はかつて
こう書き残していたっけ。
「3年でできることは
半年先でもいいが
30年かかることは
今すぐ始めなければならない」
と…
Jリーグ開幕そして
ドーハの悲劇から29年。

今回のドイツ戦での
ジャイアントキリングの
歴史的快挙も
すべてはそこから始まった。

こうしてみると
稀代の文豪の言葉に
改めて納得!
いつやるの?今でしょ!
ということなのだと。

最後に
日本代表応援団長の
植田朝日さん
ずいぶん老けたなぁ…
でもお元気そうで何より。

もはや意図的に画面で
抜かれてる様子も
ワールドカップの風物詩
となった。
か・・・
ではまた次回にて

コメント (2)
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