続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

学習は身についてこそ意味を成すモノ

2019-02-16 00:25:34 | インポート
ちょっとネットと携帯電話のトラブルで、
しばしお休みいただきました。
話すと長くなるので、そこはおいおいにて・・・
では早速、本編。

スクリーンショットをブログに使うことが近々、
できなくなるそうで・・・・

一応、違法ダウンロード対策やら、
SNSの「炎上」対策ということらしく、
確かに「お上」の言うところに一理納得も、
こういう「文章系ブログ」を書いている者としては、
情報ソースとして使えなくなるという「不便」が、
発生するという問題が・・・

ネットで書き物をすると近年では必ず、
「情報ソース」を出せ!となるので、
こういうコトになると、ちょっと面倒だなと・・・
もっとも、私メに抜群の説得力をもった文章力があれば、
何ら問題ナイんですケド(汗)

しかし、そうして考えるに、
広い意味で見た場合、
情報拡散阻止=情報共有阻止にもなるワケで、
こういうのって「当局」の言論弾圧への序章にも、
思えなくもナイ故に、
この問題、今後も注視していかなければと思いますが、
相変わらず、こういうコトを日本の大手メスメディアは、
取り上げてくれない・・・・

今後は気をつけながら書かなければいけませんな。

最近ウチの愚妻が毎週土曜日の夜、
NHKドラマの「みかづき」というのを観ている。

昭和36年頃から平成にかけて、
特に1980年初頭にあった、
いわゆる「津田沼戦争」をテーマにした作品だが、
津田沼戦争といっても、いきなりではわからないと思うので、
チョイと補足説明。
昭和50年くらいから急激にベッドタウン化していった、
船橋・習志野エリアが舞台。
その中心地が「津田沼」という土地で、
船橋・習志野エリアでは中心的ランドマークターミナル。

そこへ我々潮風太子世代の第2団塊世代の「子供達」が、
大量発生!!大受験戦争の到来に伴い、
「塾」が乱立していくこととなり、
群雄割拠の戦乱時代が到来。
大小入り乱れての勢力拡大戦へと発展。
最終的には以前書いた
「代々木ゼミナール」の終焉で一段落・・・

これが、いわゆる「津田沼戦争」。

今更言わずもがなながら念押しで一筆、
私、潮風太子ガッツリ当事者でありましたとさ(笑)と。

あと、あらすじ等は「原作」をお読みいただくもよし、
ネットで検索してお読みいただくもよしで、
話を先に進めさせていただいます。

このドラマの舞台「八千代塾」~「八千代進塾」→「千葉進塾」は、
最初の「八千代塾」の段階では学校の補習の為の「塾」だったものの、
やがて、いわゆる進学塾へ!という道を歩むこととなり、
ついには創業者である大島吾郎、千明夫妻が、
補習目的の塾経営を主張する吾郎と、
進学塾特化への展開を主張する千明と仲たがいに・・・
というカンジのハナシなんですが、
ドラマについては、このへんまでとして、
コレってなかなか難しい問題なんですな。
観ていて、ちと考えさせられました。

地頭を鍛えるための「補習的」学習が正解だったのか?
それとは対照的に「競争力」の中から、
優秀な人材を輩出するやり方が正解だったのか?

というのも、その結果というのが、
なんてこたぁナイ我々なワケです。

一体、何のために「頑張って闘って来たのやら?」と、
この歳になって最近我々の同世代あるいは、
我々より、チョイ上の第1団塊世代をみるに、
ふと、最近思うワケであります。

例えば最近の日韓問題もそうで、

どういうワケか、こういう問題が起きる・・・

元々、この国はこういうカンジの国だとは、
先刻承知では、あるものの、

そういう我が国とて、
こういう問題を抱えていたりする。

「風が吹けば旗屋が儲かる」時代には、
散々右寄りな主張を展開していたものの、
今でも当方は中道右派を変える気はナイが、
彼ら(ネトウヨ系右派)の主張や行動には、
愛国そのものイデオロギーを感じなかったので、
ある時期から一線を引くことにした経緯がある。
酒飲みながら「チョンコは出ていけ!」などと、
「愛国」を叫んでいたりする輩の光景をみるにつけ、
英霊となった先人たちへ申し訳ない気持ちになった次第。

日ごろのうっ憤への憂さ晴らし、
更にはあわよくば金儲けのために、
「愛国」を利用するのは、
自分の倫理観からすると理解不能だ。

かと思えば、
その韓国国内では、
こんな状況という。

大手マスメディアが、
最近の日韓問題について、
自国政府を批判する記事を掲載したり、

若者たちの意見として、
こんな意見をネットに流したりしている。

この記事の信憑性含め、
すべて同意するワケにはいかないが、
韓国の若者たちの中に、
少数派かもしれないものの、
こういう意見があるというのは、
非常に興味深い。

そしてネットニュースながら、
この言葉にもハッとさせられた。

この記事を読む少し前、
20代前半の若手何人かと話をしたら、
いわゆる韓流アイドルや、
韓流アーティストには、
何ら抵抗を感じないという。
それどころか、ごく当たり前に、
彼ら彼女らを応援できるそうな。
むしろ、「そういうコト」が、
逆に障害、弊害を及ぼしているともいう。
いいモノはイイじゃないですか!
ということらしい。

確かに、よくよく考えてみると、
こういう反日国家(主にシナ、朝鮮エリア)に対し、
攻撃的な志向を持っている日本人は、
主に我々第2団塊より上の世代が、
圧倒的に多い気がする。

ネットの書き込みにしても、
確実に30代後半から40・50代が多い印象だ。

いわゆるファビる論争ときには、
後で調べてみたら、
ディベートしていた対戦相手が、
韓国のチョイ賢子系の中高生と、
日本の30,40代前後で大卒無職の、
引き篭もりネットユーザーばかりという、
珍妙な組み合わせだったことが、
発覚して以来、
一気に沈静化した。

その流れの中で、
一連の騒動が再燃している格好。
要するに平均的な若い人たち同士では、
仲良く付き合える日韓・韓日も、
我々の世代含め上の世代は、
それを好ましく思わないという、
構図となってしまう。
 
これは韓国との問題だけじゃナイ。

中国も同じ。
確かに伊藤忠商事の商社マンが、
中国当局に長期間拘束されている、
というニュースもあれど、
上海在住の花園祐氏のブログ【陽月秘話】
などを読む限りでは、
現地在住の日本人が、
特段、酷い民族差別を受けている!
という文章など一切読み取れず、
対等な関係性がキチンと保たれている様子が、
手に取るようにわかったりする。
これが日常生活の現実なんだろうな・・・と。

むしろ相手国の方が、
一筋縄ではいかぬ複雑な国事情を、
抱えていたりで、
大手マスメディアの情報ソースと、
地べた目線の情報ソースとの、
ギャップの大きさに戸惑うこと多々。

これをどう理解したらよいのやらと。

朝日新聞に問題の答えが載っている!
と「学校」で教えられて育った世代。

その後、アンチに転じ、
今では、
特に政治部・外報部の怪しげな記事やら、
時々ウソもあります天声人語、
事実誤認の社説記事を探す為に、
あえて購読しながら、
ニヤニヤ楽しく読むという、
性悪なオトナになってしまった者多数。
これが圧倒的に第2団塊世代が多い。

今一度、冷静になってみた方がよさそうだ。
確かに大手メディアの情報ソースだけで判断すると、
カッとなるのは当然のこと!
しかし、木を見て森を見ないではマズい・・・

大局的にみれば、
仮に北朝鮮と統一したら、
兵士過剰により、
韓国の徴兵制度の必要性がなくなってしまうし、
すくなくとも「統合」にはつきものの、
「リストラ」対象の役所となるのは誰の目にも明らか。
「韓国軍」としては規模縮小を余儀なくされる。
ましてや、北出身の兵士との派閥争いも始まる・・・
となれば、何らかで自分たちの必要性を、
アッピールしなければならないという事情も分からなくもナイ。

なぜに新日鉄住金が先だったのか?にしても、
以前書いた韓国の脆弱な年金事情に加え、

韓国輸出入銀行は「みずほ銀行」から借りた約500億円近くの返済期限を、
今年9月に迎える(5年融資)。



その上で、昨年の3月にも、
IBK企業銀行が三菱UFJとみずほ銀行から合計約400億円の融資を、
1年契約で(みずほは半分の額を融資)受けている。
この満期が今年の3月。

新日鉄住金ソリューションズとみずほ銀行の関係については、
今更書くまでも無かろう。
電子契約といえば・・・今や教科書レベルのハナシ。
だが、そういうことをキチンと大々的に報道しないナゾ。
対立構図は散々煽るクセに、
オトナの事情については、
こっそり小さな記事の最後に添え物扱いで書く大手新聞。
要は韓国金融機関における、
「みずほ銀行」への返済期限が迫っているという状況ということ。
と書けば、大概の日本人なら察しがつこうというもの。

ただ、こういうのをプロパガンダというのだろうか?
情報の誘導操作が甚だしい。

だとすれば、それこそ「社会科」の授業が生きてくるハズ。
我々が子供の頃に習ったハズの、
歴史、それも戦争へむかうプロセスについて・・・・

我々の世代&若干上の世代の人の中にも、
右でも左でも、それぞれというか、
知識人ぶって煽るだけ煽って、
なにか悦に入っている人たちが、
かなりの数存在している。

問題なのは、こういう情報をみた、
今の若者、子供たちが、
どう理解するのか!というコト。

伝える我々オトナたちにこそ冷静さと、
的確な判断・分析力が、
これまで以上に必要になってきている。
明らかに。

でないと、また例の如く、
アホな理由でアホな上の連中のせいで、
戦争への道をたどることになりゃしないか・・・・
と本気で心配になる。

今一度、ひとつひとつジックリ考え、判断することが、
必要な気がする。
ドラマ「みかづき」の大島吾郎風じゃないが、
学習とは自分の身にしっかりついてこそ学習であると。
学び習う。
現段階での模範解答が必ずしも、
「正解」とはいえないかもしれない・・・・
ぐらいの疑いと思慮深さを少なくとも、
我々オトナは自覚しておく必要がありそうだ。
もう丸暗記だけでは通用しないということ。

ちゃんと相手の国の基本的な歴史ぐらいは、
予習できるオツムがあれば、
こういうコトを言う年寄り(オトナ)が、
輩出されることなどないハズである。
今一度、改めて学び習おう!
また来週。


コメント (4)
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