毎週毎週私メの住む千葉県は豪雨に見舞われ、
さすがに「ええ加減にせぇ!」ってカンジです。
雨ネタばかり書いててもしょうがないので先に進みます。
ちょうど3か月ほど前か、
私メの会社の「かわいい後輩」(高校の後輩でもある)Nが、
熊谷のラグビー場で行われる「アルゼンチンVSアメリカ」の試合チケットを、
入手できたと喜びの報告を入れてきた。
こちとら、その頃というと我がマリーンズが楽天と3位争いの頃で、
秋の予定及び有給休暇の予定にやきもきしていた頃。
2位が西武かソフトバンクか?はてまたマリーンズ2位も・・・と。
正直ラグビーワールドカップなんざ、さしたる興味もなく、
愛読する日刊スポーツで得たニワカ情報で世間話程度に、
ラグビー話が出来る程度。
そんな私メに向かい、よくラグビー話を熱く振ってくるN。
某H大ラグビー部の試合やら、
いつもガラガラの近所(茜浜)にある「クボタ」の試合を観に行っては、
翌日あ~でしたこうでしたと熱弁を振るう。
最近では、よほど日本でワールドカップが行われるのが嬉しかったのか、
鎌ケ谷スタジアムでのマリーンズVSファイターズ戦の試合中にも、
「日本がアイルランドとか南アフリカとかニュージーランドと、
ガチで対決するなんて今でも信じられないんですよ」
とベンチにまで聞こえているハズのデカイ声で熱くラグビー論を語り、
「じゃあ今の日本代表でいうイソップって誰なんだよ?」とギャグを振って、
ハナシを切ろうものなら、
「日本代表にイソップなんかいませんよっ!」とマジ切れする始末。
この男と東京6大学野球や、
ラグビー、中国のハナシをする際は、
冗談が通じない。
しかし母校については私同様「黒歴史」だという点については同意している。
いざワールドカップが始まる頃には、
我がマリーンズ今シーズン4位の終戦確定。
たまには地上波の映画モノでも観るかと、
大会直前、宣伝込めて日テレ系で放送された
ラグビー映画の傑作インビクタスを観て感動。
南アフリカのラグビーの重いこと重い事・・・
こりゃサッカー以上に重いわと痛感。
なんて予備知識を入れた上でシリーズ開幕。
日本シリーズそっちのけでラグビーの試合をTV観戦。
前大会の南アフリカ戦でのジャイアントキリングにも驚いたが、
今回はアイルランド、ロシア、サモア、スコットランドを激闘の末、
撃破で4連勝にして初の決勝ラウンド進出と。
久々にテレビの前で泣きました・・・
マリーンズが優勝したって泣かなかったのに。
準々決勝で、あの南アフリカとガチで戦い、
さすがに3-26で負けたものの、
前半は3-5と、なんとか互角の試合展開。
これって実は相当にスゴイことらしく、
日本チームが世界のラグビー界に与えた
衝撃としては十分すぎる、
アッピールになったようで・・・
気が付けば日本人皆ニワカラグビーファン一色と(笑)
まさしく夢のような一か月間でした。
今では「これまで外国人選手たちとは体格差がありすぎるからムリ」
とか言ってた連中が、
「ごたごた続きの相撲とか柔道、レスリングをやってる子なんか、
今すぐにやめさせてラグビーに転向させろ!」とか、
デブで走るのが苦手で控えに甘んじているような子で、
コーナーキックやフリーキックの神とかPK職人みたいな子も、
ラグビーに鞍替えさせろとか・・・・いう始末。
実際、我が愚息が在籍していたチームにも、
そういう子がいたし(Bチームの奇跡のときに記述)、
他のチームにも結構な数いて、
潜在的には相当な数の「未来の日本ラグビーの救世主」が、
存在しているハズ。
この盛り上がり、なんとか続くといいんだけどな・・・・
と言いたいところだが現実は、
恐らく今回も一時的なブームで、
アッサリ終焉を迎えてしまうような気がする。
あの「五郎丸現象」のように。
理由はいたって簡単。
「危ないスポーツだから」。
小学校、中学校の「部活動」あるいは「体育の授業」で、
ラグビーを必修科するなんてことは絶対にありえない。
そもそも、まともに「正しいラグビー」を指導できる指導者が、
ほとんどいないのが現実。
ヘタにやって「事故」でも起きたら、
そりゃもう訴訟沙汰の大騒動に発展する。
しかし、
こと部活は運動系文化系問わず、
指導者(顧問)次第というのは、
我々の世代では、
もう痛感している。
が、兵庫のバカ教師4人組騒動にみられるように、
公立の学校の教師のレベルからして、
あんな有様。
さすがにアレは氷山の一角とは言えない「異常者」、
「キ〇ガイ」「畜〇」のレベルだが、
今やホンモノの一流教師に出会える確率は、
住之江競艇場で6コース出の艇での1着舟券を取るより、
はるかに低い難儀なハナシ。
よって、あまり過度な期待は禁物でありタブーなハナシである。
そんな中、我が愚息2号(小4)の通う学校で、
この度、「今年度のマラソン大会は中止とします」との公式のお達し。
夏休み前からウワサにはなっていたので、
夏休みの面談時、担任の先生にそれとなく質問してみた際、
「やはり今年はマラソン大会は中止ですか?」と聞けば、
若い女の担任の先生曰く「そうですねぇ・・・ハイ・・・
そんなカンジで・・・」とまぁ曖昧な返答。
そこはソレ、こちらは先生より二回り上で
「社内問題事案における審議員経験もアリ」なので、
その辺の事情は汲み取りつつも、
それなりに要領よく質問していくと、
結局のところ今年度以降マラソン大会は当校ではやめると白状。
要するに校長が変わったことにより止めることになったコトにおいては、
当局(おそらく市と教育委員会だろう)のお達しらしい。
その主な中止理由とやらが、
大会準備に関わる「練習期間」の指導及び「早出・残業問題」、
大会当日における警備上の問題。
足の遅い子の精神的苦痛云々・・・やら、
そう聞きゃなるほどね・・・となるが、
我が愚息2号、以前にも書いているので皆さんご存知かと思いますが、
3年連続3着というブロンズコレクター記録継続中の身。
1,2着の子は毎年変わるのに、何故か我が愚息は毎年3着固定。
3着固定の3連単買いは競馬の馬券で最も的中率が低い超難しい買い方。
う~ん!勉強もダメ、これといった特技もナシ、
「ゆたぽん」ほど未来を憂い金を生み出すほどの、
「知力」も「才能」も「強運」も持ち合わせていない、
ごくごくフツーの何の取り柄もナイYouTube大好き小僧。
そんな愚息が年一でクラスの子たちから注目される一大イベント、
それがマラソン大会だったというのに・・・
ひょっとしたら、こうして毎年3着を続けているウチに、
突然覚醒してマラソンランナーに化けたり、
あるいは転任してきた陸上競技経験者の先生と出会って、
マラソンに目覚る・・・なんてことが、
あったかも・・・やっぱ無かったかも・・・である。
このままいくと確実に埋もれる。
じゃあなんとかクラブチームでも入れてやらせれば?
と言われそうだが、
一度、体験で某クラブチームの練習に体験入部したこともあった。
しかしながら如何せん、
ただ走るだけってのは、
どうも性分に合わないらしく、
これも相性の合う指導者との出会いが無かった、
ということに尽きるのかもしれぬが、
そういう「道」は無かった。
やはりクラスでチヤホヤされながら頑張りたい性分なのだろう。
ならば、マラソン大会でのソコソコの活躍は、
ヤツにとっては数少ない貴重な自信をつけるイベントだったハズ・・・
だが、こうなってしまってはねぇ。
更に他の親や近所の人たちとの交流情報から、
今後は運動会も縮小する方向で進んでいるとのこと。
半日イベントにしたり、
球技大会レベルの平日のイベント授業扱いにするなど、
共稼ぎあるいはシングルの親御さんへの配慮も検討しているという。
一見するとなるほど、
時代も変わっていくんだね・・・
と思うが、
かくして「危ないから」と言う理由を大義名分として、
「ラグビーはダメ」「野球もダメ」「マラソンもダメ」、
「運動会こそムダ」、
挙句の果てには、
例のモーニングショーのコメンテーター玉川徹が言うように、
運動会は元々軍隊の訓練から派生している云々・・・
だから軍国教育の遺産だのと言われる始末。
組体操をみんなで一緒にやるなんて理解に苦しむやら・・・
真夏の甲子園で試合なんて選手虐待だの、
球数制限に延長戦でのタイブレーク制。
その上での指導者の体罰に部内でのいじめ問題。
そこに子供の減少化に歯止めが利かない状況と。
このままいくと、
裕福な家庭に育った子で、
一流の指導者たちから指導を受けられて、
日本代表レベルになれる層の子たちと、
潜在能力がありながら、
それに気づくことすらなく、
一生を終える貧困層の子たちとの、
2極化が一層明確になり、
特にスポーツの世界では絶対必要な、
ピラミッドバランスが作れず、
この手のスポーツマン需要と供給のバランスが崩れ、
皆の期待値と噛み合わない状態になることは必至。
スポーツの世界に限らず、
すべてのジャンルにおいてもそう。
果たして、こんな状況でよいのだろうか?
と最近つとに思う今日この頃なのでした。
ではまた。
さすがに「ええ加減にせぇ!」ってカンジです。
雨ネタばかり書いててもしょうがないので先に進みます。
ちょうど3か月ほど前か、
私メの会社の「かわいい後輩」(高校の後輩でもある)Nが、
熊谷のラグビー場で行われる「アルゼンチンVSアメリカ」の試合チケットを、
入手できたと喜びの報告を入れてきた。
こちとら、その頃というと我がマリーンズが楽天と3位争いの頃で、
秋の予定及び有給休暇の予定にやきもきしていた頃。
2位が西武かソフトバンクか?はてまたマリーンズ2位も・・・と。
正直ラグビーワールドカップなんざ、さしたる興味もなく、
愛読する日刊スポーツで得たニワカ情報で世間話程度に、
ラグビー話が出来る程度。
そんな私メに向かい、よくラグビー話を熱く振ってくるN。
某H大ラグビー部の試合やら、
いつもガラガラの近所(茜浜)にある「クボタ」の試合を観に行っては、
翌日あ~でしたこうでしたと熱弁を振るう。
最近では、よほど日本でワールドカップが行われるのが嬉しかったのか、
鎌ケ谷スタジアムでのマリーンズVSファイターズ戦の試合中にも、
「日本がアイルランドとか南アフリカとかニュージーランドと、
ガチで対決するなんて今でも信じられないんですよ」
とベンチにまで聞こえているハズのデカイ声で熱くラグビー論を語り、
「じゃあ今の日本代表でいうイソップって誰なんだよ?」とギャグを振って、
ハナシを切ろうものなら、
「日本代表にイソップなんかいませんよっ!」とマジ切れする始末。
この男と東京6大学野球や、
ラグビー、中国のハナシをする際は、
冗談が通じない。
しかし母校については私同様「黒歴史」だという点については同意している。
いざワールドカップが始まる頃には、
我がマリーンズ今シーズン4位の終戦確定。
たまには地上波の映画モノでも観るかと、
大会直前、宣伝込めて日テレ系で放送された
ラグビー映画の傑作インビクタスを観て感動。
南アフリカのラグビーの重いこと重い事・・・
こりゃサッカー以上に重いわと痛感。
なんて予備知識を入れた上でシリーズ開幕。
日本シリーズそっちのけでラグビーの試合をTV観戦。
前大会の南アフリカ戦でのジャイアントキリングにも驚いたが、
今回はアイルランド、ロシア、サモア、スコットランドを激闘の末、
撃破で4連勝にして初の決勝ラウンド進出と。
久々にテレビの前で泣きました・・・
マリーンズが優勝したって泣かなかったのに。
準々決勝で、あの南アフリカとガチで戦い、
さすがに3-26で負けたものの、
前半は3-5と、なんとか互角の試合展開。
これって実は相当にスゴイことらしく、
日本チームが世界のラグビー界に与えた
衝撃としては十分すぎる、
アッピールになったようで・・・
気が付けば日本人皆ニワカラグビーファン一色と(笑)
まさしく夢のような一か月間でした。
今では「これまで外国人選手たちとは体格差がありすぎるからムリ」
とか言ってた連中が、
「ごたごた続きの相撲とか柔道、レスリングをやってる子なんか、
今すぐにやめさせてラグビーに転向させろ!」とか、
デブで走るのが苦手で控えに甘んじているような子で、
コーナーキックやフリーキックの神とかPK職人みたいな子も、
ラグビーに鞍替えさせろとか・・・・いう始末。
実際、我が愚息が在籍していたチームにも、
そういう子がいたし(Bチームの奇跡のときに記述)、
他のチームにも結構な数いて、
潜在的には相当な数の「未来の日本ラグビーの救世主」が、
存在しているハズ。
この盛り上がり、なんとか続くといいんだけどな・・・・
と言いたいところだが現実は、
恐らく今回も一時的なブームで、
アッサリ終焉を迎えてしまうような気がする。
あの「五郎丸現象」のように。
理由はいたって簡単。
「危ないスポーツだから」。
小学校、中学校の「部活動」あるいは「体育の授業」で、
ラグビーを必修科するなんてことは絶対にありえない。
そもそも、まともに「正しいラグビー」を指導できる指導者が、
ほとんどいないのが現実。
ヘタにやって「事故」でも起きたら、
そりゃもう訴訟沙汰の大騒動に発展する。
しかし、
こと部活は運動系文化系問わず、
指導者(顧問)次第というのは、
我々の世代では、
もう痛感している。
が、兵庫のバカ教師4人組騒動にみられるように、
公立の学校の教師のレベルからして、
あんな有様。
さすがにアレは氷山の一角とは言えない「異常者」、
「キ〇ガイ」「畜〇」のレベルだが、
今やホンモノの一流教師に出会える確率は、
住之江競艇場で6コース出の艇での1着舟券を取るより、
はるかに低い難儀なハナシ。
よって、あまり過度な期待は禁物でありタブーなハナシである。
そんな中、我が愚息2号(小4)の通う学校で、
この度、「今年度のマラソン大会は中止とします」との公式のお達し。
夏休み前からウワサにはなっていたので、
夏休みの面談時、担任の先生にそれとなく質問してみた際、
「やはり今年はマラソン大会は中止ですか?」と聞けば、
若い女の担任の先生曰く「そうですねぇ・・・ハイ・・・
そんなカンジで・・・」とまぁ曖昧な返答。
そこはソレ、こちらは先生より二回り上で
「社内問題事案における審議員経験もアリ」なので、
その辺の事情は汲み取りつつも、
それなりに要領よく質問していくと、
結局のところ今年度以降マラソン大会は当校ではやめると白状。
要するに校長が変わったことにより止めることになったコトにおいては、
当局(おそらく市と教育委員会だろう)のお達しらしい。
その主な中止理由とやらが、
大会準備に関わる「練習期間」の指導及び「早出・残業問題」、
大会当日における警備上の問題。
足の遅い子の精神的苦痛云々・・・やら、
そう聞きゃなるほどね・・・となるが、
我が愚息2号、以前にも書いているので皆さんご存知かと思いますが、
3年連続3着というブロンズコレクター記録継続中の身。
1,2着の子は毎年変わるのに、何故か我が愚息は毎年3着固定。
3着固定の3連単買いは競馬の馬券で最も的中率が低い超難しい買い方。
う~ん!勉強もダメ、これといった特技もナシ、
「ゆたぽん」ほど未来を憂い金を生み出すほどの、
「知力」も「才能」も「強運」も持ち合わせていない、
ごくごくフツーの何の取り柄もナイYouTube大好き小僧。
そんな愚息が年一でクラスの子たちから注目される一大イベント、
それがマラソン大会だったというのに・・・
ひょっとしたら、こうして毎年3着を続けているウチに、
突然覚醒してマラソンランナーに化けたり、
あるいは転任してきた陸上競技経験者の先生と出会って、
マラソンに目覚る・・・なんてことが、
あったかも・・・やっぱ無かったかも・・・である。
このままいくと確実に埋もれる。
じゃあなんとかクラブチームでも入れてやらせれば?
と言われそうだが、
一度、体験で某クラブチームの練習に体験入部したこともあった。
しかしながら如何せん、
ただ走るだけってのは、
どうも性分に合わないらしく、
これも相性の合う指導者との出会いが無かった、
ということに尽きるのかもしれぬが、
そういう「道」は無かった。
やはりクラスでチヤホヤされながら頑張りたい性分なのだろう。
ならば、マラソン大会でのソコソコの活躍は、
ヤツにとっては数少ない貴重な自信をつけるイベントだったハズ・・・
だが、こうなってしまってはねぇ。
更に他の親や近所の人たちとの交流情報から、
今後は運動会も縮小する方向で進んでいるとのこと。
半日イベントにしたり、
球技大会レベルの平日のイベント授業扱いにするなど、
共稼ぎあるいはシングルの親御さんへの配慮も検討しているという。
一見するとなるほど、
時代も変わっていくんだね・・・
と思うが、
かくして「危ないから」と言う理由を大義名分として、
「ラグビーはダメ」「野球もダメ」「マラソンもダメ」、
「運動会こそムダ」、
挙句の果てには、
例のモーニングショーのコメンテーター玉川徹が言うように、
運動会は元々軍隊の訓練から派生している云々・・・
だから軍国教育の遺産だのと言われる始末。
組体操をみんなで一緒にやるなんて理解に苦しむやら・・・
真夏の甲子園で試合なんて選手虐待だの、
球数制限に延長戦でのタイブレーク制。
その上での指導者の体罰に部内でのいじめ問題。
そこに子供の減少化に歯止めが利かない状況と。
このままいくと、
裕福な家庭に育った子で、
一流の指導者たちから指導を受けられて、
日本代表レベルになれる層の子たちと、
潜在能力がありながら、
それに気づくことすらなく、
一生を終える貧困層の子たちとの、
2極化が一層明確になり、
特にスポーツの世界では絶対必要な、
ピラミッドバランスが作れず、
この手のスポーツマン需要と供給のバランスが崩れ、
皆の期待値と噛み合わない状態になることは必至。
スポーツの世界に限らず、
すべてのジャンルにおいてもそう。
果たして、こんな状況でよいのだろうか?
と最近つとに思う今日この頃なのでした。
ではまた。