続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

呉越同舟の平和

2019-08-17 01:30:11 | インポート
今回はプールネタなんですが、
最近はスマホだろうがカメラだろうが、
撮影一切禁止というのが当たり前だそうで、
おかげで、子供とプールに行った「証拠写真」いや、
「記念写真」が撮れず、ちょっと困ったもの・・・
今回は文章のみのエッセイにて失礼いたしますm(__)m

一応、人並みにお盆休み。

たまには一日中ゴロゴロしてゆっくり過ごすかぁ。
なんてコトは、まぁできない。

連日の猛暑、酷暑。
我が愚息2号(小4)が「父ちゃんプールにいきたい」と。
さすがに1号の方は、もう中2とあって、
部活動やら、友達付き合いやらで私メ親とは、
一緒に行動したがらなくなってきた。
いいことだ。

が、2号の方は、まだそうはいかない。
しかし、これもまた親の務めであり、
重要な親子のコミニュケーションタイムでもあるので、
仕方ナシ、熱中症覚悟で近所の某市民プールへ、
今年初プールを愚息2号とふたりで向かう。

しかし市民プールというのは我々貧乏家族にとっては、
本当にありがたい存在で、
大人500円~650円(子供は半額)程度で入れる。
ちなみに某人気有名プールなんかだと、
大人料金が3000円から4500円程度だ。

昼頃に到着すると、すでに大入り満員状態。
それでも、なんとか入場して、
早速、流れるプールへ。
しかし、これがまた芋を洗うというか、
イモ洗いどころか食品工場のベルトコンベア状態。
もう泳ぐというか、ただひたすら流れに身を任せて、
身動きも満足にできず、
ただ他人とぶつからないように注意しながら、
ゴロゴロと押し出されるように流されているといった感。

これが一周約5分程度。
それを3周ほど・・・
そんな「ベルトコンベア」に流されながら、
ふと気が付いた。

以前に比べ、外国人の家族連れがかなり増えた、
いや激増と書いた方がイイ。
白人、黒人、ハーフはもちろんのこと、中東系、中南米系、東南アジア系に、
インド系、中華系それと例の朝鮮系とまぁ、
なんともインターナショナルで他民族のごった煮、
人種のるつぼでなんともカオスな状況なのである。
これには正直、驚いた。
私メが子供の頃(約40年前)には、
まずありえない光景だ。

そのうち愚息が「ウォータースライダー(滑り台)に行く」というので、
愚息とともにウォータースライダーの方へ。
4,50人程度だろうか子供ばかりの順番待ちの列。
私メは滑る気などナイので、
「じゃあ向こうで待ってるな」と愚息に言いかけるも、
「滑る直前まで近くで一緒にいて」と泣きが入る。
この炎天下、子供と列に並ぶというのは正直しんどいが、
仕方なし、これまた家族サービスなり。
とりあえず直前まで一緒に並ぶことに。

ふと子供目線で列をみると前には中東系とおぼしき、
ウチの愚息と年の頃同じくらいの
子供達(親族たちときているのか3人)が並び、
ウチの子の後ろ2人ほど日本人の子、
その後ろには、どうみてもインド系の男の子(2人兄弟風)たち、
そのまた、しばらく後ろにはなんともやかましい中華系の子たちが3人ほど・・・

ふと見上げると、朝鮮系らしき子供の兄弟が並んでいた。
まさに呉越同舟。
ついに、こんな日が日本にもやってきたのかと・・・

そこで興味深かったのは、
その子供達が全員「ニホンゴ」で会話しているという点。
しかもガッツリとしたネイティブスピーカー。
まぁ幼少期から、この国で育った子供達なのだろう。

が、どうやら我が愚息2号。
こうしたインターナショナルな雰囲気が不安だったようで、
ホルムズ海峡を通過するタンカーの護衛艦の如し、
近くにいて欲しかったらしい。

約20分ほどで順番が回って来て、
サ~っと滑走、約20秒程度。
一回滑ればもうよかろうと思いきや、
子供というのは「楽しい」と一旦、
脳にインプットされると何度もその快感を求めたがる。

かくして再び、列に並ぶことに・・・
これを3回ほど繰り返しているウチに、
さすがに気づいたか、
列に並んでいるメンバーが、ほぼ同じということに。
そう、当然のことながら中東系の子たちにしても、
中華系の子供たちにしても毎回同じメンバーで並んでりゃ、
向こうだって気が付く。

そのうち子供同士よろしく、
どっちからともなく会話が始まる。
同じ世代の子供同士すぐに打ち解け、
笑顔でトークとなっていた。
こうなると、もう「お役御免」とばかりに、
「父ちゃん、もう向こうで待ってて」である・・・・

結局これを都合5回ほど繰り返した。

しかし、子供達の笑顔、笑い声というのは、
真夏の太陽の如く、
なんとも場が明るくなって心地よい。
子供の明るい笑顔と笑い声こそ「幸福」のバロメーターだ。

そんな中、ほとんど会話に加わらない兄弟の子がいた。
そう、どうみても朝鮮系の子供の2人兄弟である。
ハナシを振っても、目は合わせるも終始無言。
子供の目線からすると「ヘンナな子たち」に見えただろう。
気になったので、しばらく彼等を観察していたら、
そのうち彼等の両親が現れて、
彼等兄弟にヒソヒソ話気味に一言二言いうと、
その後は主にゼスチャーで伝えている風である。
耳が不自由なソレとは明らかに違う。
どことなく負のオーラを感じる。

察するに、
周囲にハングル語や朝鮮訛りでの会話がバレないようにと、
彼らは敏感になっているのだろうか?

だとしたら、なんともやりきれない思いである。

ただ、当方も安易に声掛けすらできない。
「ここは大丈夫ですから」と一言伝えてあげたいのだが、
それは今の彼らにとっては、
最大のストレスに、ほかならないだろう。

このところの日韓問題が、
こんなところでも影響があるのかと思い、
ただ愕然とするしかなかった。

再三、書くけれども私メ自身は右派のカテゴリーに属している。
が、我々寄りの韓国人と敵対する朝鮮人とは一線を引いて考えている。
それより反日で自虐的な自称日本人の方が、よっぽど嫌いである。

そう元はと言えば、こういう連中のせいで、
せっかく仲良くなりかけた韓国の親日派の人達との関係性すら、
ズタズタに、されたワケだから。

現在、かの国韓国では親日派に対する著しい言論弾圧が、
日々行われ強まる傾向にあるという。
日本に関して好意的な発言をしようものなら、
それこそ本当の国賊扱いというから恐ろしい。

右派にせよ左派にせよ、
公然とお互いを罵り合える我が国は、
まだ、よっぽど民主的国家に思えるから不思議だ。

市民プールでの呉越同舟に、
日本という国は、全ての民族の子供達が笑顔で、
掛け値なしに笑い語り合える平和な国。

そういう国であるべきだと改めて思った次第。
それを守るのが我々オトナの世代の役目なのだが・・・

どうも最近は、ココの流れるプールのように皆が窮屈で、
時代の波に、ただひたすら押し流されている感じで、
そして毎日、同じことの繰り返し・・・・

でも、これもまた幸福のバロメーターなのかもしれない。

「世界中の」子供たちの笑い声が響く灼熱のプールサイドでふと、
「オジサン」は思った。

では、また次回。


コメント (2)
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残暑お見舞い申し上げます

2019-08-11 01:20:12 | インポート
このところ連続勤務12日間という、
怠け者で有名な私メがガチで仕事と・・・
いやいや、自分でも驚きましたな。
「やればできんじゃん!」とか周囲に冷やかされたり。

その遡るコト13日前、
私メ人生初の人間ドックとやらに行きまして・・・
近年になって私が勤務する会社では、
「50歳」、「55歳」で人間ドックで検診するコトになりまして。
日本の企業も、ようやく社員の健康に気遣うようになったか・・・
なんてのは、こっちの希望的観測に過ぎず、
現実には「定年後」、まともに働けるかどうか?
を事前にチェックしておき再雇用するかどうかの、
「査定評価」のひとつでしかないワケで、
通常の年2回の健康診断が「徴兵検査」なら、
この初老人間ドックは「仕分け作業」の一環と。
まぁこんなカンジ。
月日の流れ光陰矢の如しで私メですら、
定年まで、あと10年を切りました。

そんなワケで今期「50歳」の同僚3人と、
人間ドック受診のため某大規模総合病院へ。

朝、病院の近くの駅で合流した途端、
例によって「俺が俺がのオレの話を聞け」のトーク合戦。
いや、我ながらホント思います。
この50歳(1969年年4月2日~1970年3月31日生まれ)の世代は、
本当に自己主張強過ぎで攻撃的かつ目立ちたがりな世代だと思います。
周囲的には相当に厄介な連中であることは確か。
当人も自覚症状は当然あります、
というかある種の確信犯です。
でも、全然気にしません自分は正しいと思ってるから・・・

宮迫博之(1970年3月31日生まれ)
加藤浩次(1969年4月26日生まれ)
橋本徹 (1969年6月29日生まれ)
上念司 (1969年5月4日生まれ)
堀内健 (1969年11月28日生まれ)

最近、話題の人物をざっと調べてみたら、
案の定、こういう結果。
ある意味納得!

かくいう私メや同世代の同僚もまぁ大体、
こんなキャラクターの連中に近いかなと。
とにかく今の50歳世代は、
若く見えるといえばイイ言い方、
悪く言えばホントにチャラい。
石原裕次郎は52歳で亡くなったワケで、
そう考えると解りやすいでしょ。

そんな世代に最近、
吉本興業の騒動やら小泉進次郎のニュースの影に隠れて、
ジワリジワリとまたリストラ台風が接近中と・・・

日産自動車が前年比98%利益減益と、
信じられない大惨事発生にも拘らず、
こういうことを大々的に報道しないってのもねぇ・・・・
世論の不安を煽っちゃいかんというコトなんでしょうが、
地べたのレベルでは、すでに深刻な状況です。

日産自動車のリストラも国内では約800人から1000人程度かと・・・
というハナシも元々すでに前回までのリストラで、
桁違いな人数のリストラを敢行しているにもかかわらず、
更に残った社員をまたリストラするワケで、

我々の世代45~50代前半の世代の「社員」は、
ほぼ壊滅状態になるのではないかと・・・

当然のことながら日産自動車や曙ブレーキといった、
メジャー企業が、こういう大規模なリストラを敢行するということは、
同業他社はもちろんのこと他業種でも、
中高年の高給社員の数を減らしたいと考えていた大中小企業などは、
ここぞとばかりに「相乗り」することは確かで、
すでに実際、そういう流れになっています。
(このへんについては改めて詳細に書きたいと思います)

そう韓国のことを小バカにしてばかりもいられません。

我々の世代としては、まずこういう風に思うワケですが、
企業としてはAI化が進むにつれ、
アナログ的な世代をいち早く排除して、
少数精鋭にて若手デジタル世代層を確保し、
社員登用して高給取りとして優遇しつつ、
あとは契約社員化で構成してしまおうというコトのようです。

このままいくと確実に労働組合は不要になります。
すでに御用組合とか言われてますが、
近々「不要組合」とか「扶養組合」とか言われることになるでしょう。

こういう背景があるから近年「サヨク批判」に、
我々くらいの世代の面々が続々と傾倒していってる印象です。

今や攻撃対象が、かつての自民党から、
「オールドメディア」(地上波や大手新聞社をさす)に、
移ってきたワケですが、
そんな状況のなかで、
「2019名古屋トリエンナーレ騒動」や、
「NHKから国民を守る党」、「れいわ新選組」の台頭みたいな、
異常事態が起きていると・・・・

さて、我々の世代。
残り約10年ほどの「社員生活」ですか・・・
良くも悪くも、どういう「爪痕」を遺せるか?
最後の悪あがきとなるか、
それとも時代のイニシアティブを握る、
時代のキーマンとなりえるか?
残念ながら私、潮風太子は「島耕作」のようには、
なれませんでしたが、
少なくとも、こうして何らかのメッセージなりは、
この世代として言えるコトとしてですが、
発信していこうとは思っております。

このヤプログも来年1月で廃止となるそうなので、
かくいう私メ、ブログ界でリストラに遭う事態に遭遇中です(笑)
さて、希望退会の準備を始めなくては・・・
次はどこへ行こうかな。

まだまだ暑い日が続きます、
皆さんもくれぐれもお体ご自愛いただきますよう、
遅まきながら、残暑お見舞い申し上げますm(__)m


ではまた次回。


PS.とりあえず検査結果としては「良」でしたが、
コレステロール値が若干高くなったようです。
要するに運動不足と・・・トホホ


コメント (2)
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