今回はプールネタなんですが、
最近はスマホだろうがカメラだろうが、
撮影一切禁止というのが当たり前だそうで、
おかげで、子供とプールに行った「証拠写真」いや、
「記念写真」が撮れず、ちょっと困ったもの・・・
今回は文章のみのエッセイにて失礼いたしますm(__)m
一応、人並みにお盆休み。
たまには一日中ゴロゴロしてゆっくり過ごすかぁ。
なんてコトは、まぁできない。
連日の猛暑、酷暑。
我が愚息2号(小4)が「父ちゃんプールにいきたい」と。
さすがに1号の方は、もう中2とあって、
部活動やら、友達付き合いやらで私メ親とは、
一緒に行動したがらなくなってきた。
いいことだ。
が、2号の方は、まだそうはいかない。
しかし、これもまた親の務めであり、
重要な親子のコミニュケーションタイムでもあるので、
仕方ナシ、熱中症覚悟で近所の某市民プールへ、
今年初プールを愚息2号とふたりで向かう。
しかし市民プールというのは我々貧乏家族にとっては、
本当にありがたい存在で、
大人500円~650円(子供は半額)程度で入れる。
ちなみに某人気有名プールなんかだと、
大人料金が3000円から4500円程度だ。
昼頃に到着すると、すでに大入り満員状態。
それでも、なんとか入場して、
早速、流れるプールへ。
しかし、これがまた芋を洗うというか、
イモ洗いどころか食品工場のベルトコンベア状態。
もう泳ぐというか、ただひたすら流れに身を任せて、
身動きも満足にできず、
ただ他人とぶつからないように注意しながら、
ゴロゴロと押し出されるように流されているといった感。
これが一周約5分程度。
それを3周ほど・・・
そんな「ベルトコンベア」に流されながら、
ふと気が付いた。
以前に比べ、外国人の家族連れがかなり増えた、
いや激増と書いた方がイイ。
白人、黒人、ハーフはもちろんのこと、中東系、中南米系、東南アジア系に、
インド系、中華系それと例の朝鮮系とまぁ、
なんともインターナショナルで他民族のごった煮、
人種のるつぼでなんともカオスな状況なのである。
これには正直、驚いた。
私メが子供の頃(約40年前)には、
まずありえない光景だ。
そのうち愚息が「ウォータースライダー(滑り台)に行く」というので、
愚息とともにウォータースライダーの方へ。
4,50人程度だろうか子供ばかりの順番待ちの列。
私メは滑る気などナイので、
「じゃあ向こうで待ってるな」と愚息に言いかけるも、
「滑る直前まで近くで一緒にいて」と泣きが入る。
この炎天下、子供と列に並ぶというのは正直しんどいが、
仕方なし、これまた家族サービスなり。
とりあえず直前まで一緒に並ぶことに。
ふと子供目線で列をみると前には中東系とおぼしき、
ウチの愚息と年の頃同じくらいの
子供達(親族たちときているのか3人)が並び、
ウチの子の後ろ2人ほど日本人の子、
その後ろには、どうみてもインド系の男の子(2人兄弟風)たち、
そのまた、しばらく後ろにはなんともやかましい中華系の子たちが3人ほど・・・
ふと見上げると、朝鮮系らしき子供の兄弟が並んでいた。
まさに呉越同舟。
ついに、こんな日が日本にもやってきたのかと・・・
そこで興味深かったのは、
その子供達が全員「ニホンゴ」で会話しているという点。
しかもガッツリとしたネイティブスピーカー。
まぁ幼少期から、この国で育った子供達なのだろう。
が、どうやら我が愚息2号。
こうしたインターナショナルな雰囲気が不安だったようで、
ホルムズ海峡を通過するタンカーの護衛艦の如し、
近くにいて欲しかったらしい。
約20分ほどで順番が回って来て、
サ~っと滑走、約20秒程度。
一回滑ればもうよかろうと思いきや、
子供というのは「楽しい」と一旦、
脳にインプットされると何度もその快感を求めたがる。
かくして再び、列に並ぶことに・・・
これを3回ほど繰り返しているウチに、
さすがに気づいたか、
列に並んでいるメンバーが、ほぼ同じということに。
そう、当然のことながら中東系の子たちにしても、
中華系の子供たちにしても毎回同じメンバーで並んでりゃ、
向こうだって気が付く。
そのうち子供同士よろしく、
どっちからともなく会話が始まる。
同じ世代の子供同士すぐに打ち解け、
笑顔でトークとなっていた。
こうなると、もう「お役御免」とばかりに、
「父ちゃん、もう向こうで待ってて」である・・・・
結局これを都合5回ほど繰り返した。
しかし、子供達の笑顔、笑い声というのは、
真夏の太陽の如く、
なんとも場が明るくなって心地よい。
子供の明るい笑顔と笑い声こそ「幸福」のバロメーターだ。
そんな中、ほとんど会話に加わらない兄弟の子がいた。
そう、どうみても朝鮮系の子供の2人兄弟である。
ハナシを振っても、目は合わせるも終始無言。
子供の目線からすると「ヘンナな子たち」に見えただろう。
気になったので、しばらく彼等を観察していたら、
そのうち彼等の両親が現れて、
彼等兄弟にヒソヒソ話気味に一言二言いうと、
その後は主にゼスチャーで伝えている風である。
耳が不自由なソレとは明らかに違う。
どことなく負のオーラを感じる。
察するに、
周囲にハングル語や朝鮮訛りでの会話がバレないようにと、
彼らは敏感になっているのだろうか?
だとしたら、なんともやりきれない思いである。
ただ、当方も安易に声掛けすらできない。
「ここは大丈夫ですから」と一言伝えてあげたいのだが、
それは今の彼らにとっては、
最大のストレスに、ほかならないだろう。
このところの日韓問題が、
こんなところでも影響があるのかと思い、
ただ愕然とするしかなかった。
再三、書くけれども私メ自身は右派のカテゴリーに属している。
が、我々寄りの韓国人と敵対する朝鮮人とは一線を引いて考えている。
それより反日で自虐的な自称日本人の方が、よっぽど嫌いである。
そう元はと言えば、こういう連中のせいで、
せっかく仲良くなりかけた韓国の親日派の人達との関係性すら、
ズタズタに、されたワケだから。
現在、かの国韓国では親日派に対する著しい言論弾圧が、
日々行われ強まる傾向にあるという。
日本に関して好意的な発言をしようものなら、
それこそ本当の国賊扱いというから恐ろしい。
右派にせよ左派にせよ、
公然とお互いを罵り合える我が国は、
まだ、よっぽど民主的国家に思えるから不思議だ。
市民プールでの呉越同舟に、
日本という国は、全ての民族の子供達が笑顔で、
掛け値なしに笑い語り合える平和な国。
そういう国であるべきだと改めて思った次第。
それを守るのが我々オトナの世代の役目なのだが・・・
どうも最近は、ココの流れるプールのように皆が窮屈で、
時代の波に、ただひたすら押し流されている感じで、
そして毎日、同じことの繰り返し・・・・
でも、これもまた幸福のバロメーターなのかもしれない。
「世界中の」子供たちの笑い声が響く灼熱のプールサイドでふと、
「オジサン」は思った。
では、また次回。
最近はスマホだろうがカメラだろうが、
撮影一切禁止というのが当たり前だそうで、
おかげで、子供とプールに行った「証拠写真」いや、
「記念写真」が撮れず、ちょっと困ったもの・・・
今回は文章のみのエッセイにて失礼いたしますm(__)m
一応、人並みにお盆休み。
たまには一日中ゴロゴロしてゆっくり過ごすかぁ。
なんてコトは、まぁできない。
連日の猛暑、酷暑。
我が愚息2号(小4)が「父ちゃんプールにいきたい」と。
さすがに1号の方は、もう中2とあって、
部活動やら、友達付き合いやらで私メ親とは、
一緒に行動したがらなくなってきた。
いいことだ。
が、2号の方は、まだそうはいかない。
しかし、これもまた親の務めであり、
重要な親子のコミニュケーションタイムでもあるので、
仕方ナシ、熱中症覚悟で近所の某市民プールへ、
今年初プールを愚息2号とふたりで向かう。
しかし市民プールというのは我々貧乏家族にとっては、
本当にありがたい存在で、
大人500円~650円(子供は半額)程度で入れる。
ちなみに某人気有名プールなんかだと、
大人料金が3000円から4500円程度だ。
昼頃に到着すると、すでに大入り満員状態。
それでも、なんとか入場して、
早速、流れるプールへ。
しかし、これがまた芋を洗うというか、
イモ洗いどころか食品工場のベルトコンベア状態。
もう泳ぐというか、ただひたすら流れに身を任せて、
身動きも満足にできず、
ただ他人とぶつからないように注意しながら、
ゴロゴロと押し出されるように流されているといった感。
これが一周約5分程度。
それを3周ほど・・・
そんな「ベルトコンベア」に流されながら、
ふと気が付いた。
以前に比べ、外国人の家族連れがかなり増えた、
いや激増と書いた方がイイ。
白人、黒人、ハーフはもちろんのこと、中東系、中南米系、東南アジア系に、
インド系、中華系それと例の朝鮮系とまぁ、
なんともインターナショナルで他民族のごった煮、
人種のるつぼでなんともカオスな状況なのである。
これには正直、驚いた。
私メが子供の頃(約40年前)には、
まずありえない光景だ。
そのうち愚息が「ウォータースライダー(滑り台)に行く」というので、
愚息とともにウォータースライダーの方へ。
4,50人程度だろうか子供ばかりの順番待ちの列。
私メは滑る気などナイので、
「じゃあ向こうで待ってるな」と愚息に言いかけるも、
「滑る直前まで近くで一緒にいて」と泣きが入る。
この炎天下、子供と列に並ぶというのは正直しんどいが、
仕方なし、これまた家族サービスなり。
とりあえず直前まで一緒に並ぶことに。
ふと子供目線で列をみると前には中東系とおぼしき、
ウチの愚息と年の頃同じくらいの
子供達(親族たちときているのか3人)が並び、
ウチの子の後ろ2人ほど日本人の子、
その後ろには、どうみてもインド系の男の子(2人兄弟風)たち、
そのまた、しばらく後ろにはなんともやかましい中華系の子たちが3人ほど・・・
ふと見上げると、朝鮮系らしき子供の兄弟が並んでいた。
まさに呉越同舟。
ついに、こんな日が日本にもやってきたのかと・・・
そこで興味深かったのは、
その子供達が全員「ニホンゴ」で会話しているという点。
しかもガッツリとしたネイティブスピーカー。
まぁ幼少期から、この国で育った子供達なのだろう。
が、どうやら我が愚息2号。
こうしたインターナショナルな雰囲気が不安だったようで、
ホルムズ海峡を通過するタンカーの護衛艦の如し、
近くにいて欲しかったらしい。
約20分ほどで順番が回って来て、
サ~っと滑走、約20秒程度。
一回滑ればもうよかろうと思いきや、
子供というのは「楽しい」と一旦、
脳にインプットされると何度もその快感を求めたがる。
かくして再び、列に並ぶことに・・・
これを3回ほど繰り返しているウチに、
さすがに気づいたか、
列に並んでいるメンバーが、ほぼ同じということに。
そう、当然のことながら中東系の子たちにしても、
中華系の子供たちにしても毎回同じメンバーで並んでりゃ、
向こうだって気が付く。
そのうち子供同士よろしく、
どっちからともなく会話が始まる。
同じ世代の子供同士すぐに打ち解け、
笑顔でトークとなっていた。
こうなると、もう「お役御免」とばかりに、
「父ちゃん、もう向こうで待ってて」である・・・・
結局これを都合5回ほど繰り返した。
しかし、子供達の笑顔、笑い声というのは、
真夏の太陽の如く、
なんとも場が明るくなって心地よい。
子供の明るい笑顔と笑い声こそ「幸福」のバロメーターだ。
そんな中、ほとんど会話に加わらない兄弟の子がいた。
そう、どうみても朝鮮系の子供の2人兄弟である。
ハナシを振っても、目は合わせるも終始無言。
子供の目線からすると「ヘンナな子たち」に見えただろう。
気になったので、しばらく彼等を観察していたら、
そのうち彼等の両親が現れて、
彼等兄弟にヒソヒソ話気味に一言二言いうと、
その後は主にゼスチャーで伝えている風である。
耳が不自由なソレとは明らかに違う。
どことなく負のオーラを感じる。
察するに、
周囲にハングル語や朝鮮訛りでの会話がバレないようにと、
彼らは敏感になっているのだろうか?
だとしたら、なんともやりきれない思いである。
ただ、当方も安易に声掛けすらできない。
「ここは大丈夫ですから」と一言伝えてあげたいのだが、
それは今の彼らにとっては、
最大のストレスに、ほかならないだろう。
このところの日韓問題が、
こんなところでも影響があるのかと思い、
ただ愕然とするしかなかった。
再三、書くけれども私メ自身は右派のカテゴリーに属している。
が、我々寄りの韓国人と敵対する朝鮮人とは一線を引いて考えている。
それより反日で自虐的な自称日本人の方が、よっぽど嫌いである。
そう元はと言えば、こういう連中のせいで、
せっかく仲良くなりかけた韓国の親日派の人達との関係性すら、
ズタズタに、されたワケだから。
現在、かの国韓国では親日派に対する著しい言論弾圧が、
日々行われ強まる傾向にあるという。
日本に関して好意的な発言をしようものなら、
それこそ本当の国賊扱いというから恐ろしい。
右派にせよ左派にせよ、
公然とお互いを罵り合える我が国は、
まだ、よっぽど民主的国家に思えるから不思議だ。
市民プールでの呉越同舟に、
日本という国は、全ての民族の子供達が笑顔で、
掛け値なしに笑い語り合える平和な国。
そういう国であるべきだと改めて思った次第。
それを守るのが我々オトナの世代の役目なのだが・・・
どうも最近は、ココの流れるプールのように皆が窮屈で、
時代の波に、ただひたすら押し流されている感じで、
そして毎日、同じことの繰り返し・・・・
でも、これもまた幸福のバロメーターなのかもしれない。
「世界中の」子供たちの笑い声が響く灼熱のプールサイドでふと、
「オジサン」は思った。
では、また次回。