カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

やっぱり日本食が好き

2008-06-08 21:09:44 | グルメ
ロサンゼルスのよい所は、美味しい和食が手軽に食べられること。
海が近いせいか、新鮮な海の幸にも恵まれているようで、お寿司とかホントに美味しい。

今日の夕食は、Sagami
日系雑誌に“酒菜1品サービス”のクーポンが付いてたので、いそいそと出かけました。
Sashimi Sampler 

ここ、お寿司屋さんだけあって、お刺身が美味しいんですよ。

Tofu Salad(L)

ゴマドレッシングがよく合います

豚カツ定食

うぅ~ん、日本の味って感じ。
ちなみに味噌カツもあります。

私はさっぱり
豆腐&山菜そば


実は私達、まだここでお寿司を食べたことがないんです。
次回はチャレンジしてみようかな~

【今日のお店】
Sagami

3850 Barranca Pky, #B
Irvine, CA 92606

Tel: (949) 857 - 8030



“美しい”ビーチへ

2008-06-07 10:25:38 | お出かけ
今年は冬が長かった気がするロサンゼルスですが、最近になってようやく
カリフォルニアっぽい青空が見られるようになりました。

天気が好いと出かけたくなる我ら光合成夫婦(笑)
Irvineに住んでいると、車で小1時間も走れば、どっかしらのビーチに行けるので、
ついつい足が海に向かいます。

今日はHermosa&Redondo Beachに行ってみました。
LAカウンティの南、いわゆるサウスベイといわれる辺りです。
日本では殆ど、いや全く知られて無いでしょうね。観光客より地元の人に愛されるビーチです。
ガイドブックにもろくに紹介されてません。ネットの口コミ情報だけが頼りです。

まず最初に向かったのはレドンドビーチエリアにあるレストランChez Melange
フレンチのお店で“Weekend Brunchがお奨め”だとか。(←ネット情報)
住所の番地を頼りにお店を探すと、、、ありました。なんとホテルの中に。
正に知る人ぞ知るって感じです。
右上はつきだし(?)
オーダーもしない内に出てきた。

左下はCorned Beef Hash
おいしいけどちょっと飽きる味?

右下はEggs Wolferman
↑これ、最高に美味しかった~
トロトロ卵とカニの相性抜群!
明るい店内は小洒落た雰囲気で、ウエイターさんたちの応対もちょっと気取っててスマート。
勝手な想像ですが、ホテルの宿泊客というより地元の人が利用している感じがしました。

Chez Melange
1716 Pacific Coast Hwy. ,Redondo Beach, CA 90277
(Located in the Palos Verdes Inn )
TEL:(310)540-1222
ホームページ→こちらをどうぞ

お腹がいっぱいになったら海に向かいましょう。PCHを北上し、Hermosa Beachへ。
Pier AV.で左折したら、道路脇のパーキングメーターに車を停め、
なだらかな坂をビーチに降りていくと、濃紺の海と白い砂浜が見えてきます。
ハモサHermosaとはスペイン語で「美しい」という意味だそうですが、
確かに小さいながらとても綺麗なビーチです。
レストランやショップはHermosa AV.沿いにあって、オーシャンフロントはのんびり散策向き。


Redondo Beachはハモサの南に位置していますが、
大きなヨットハーバーがあって、雰囲気が全く違っています。砂浜は幅が狭く、海が近い感じ。
南端にあるキングハーバーピアKing Harbor Pierがビーチの中心で、
桟橋の上はちょっとしたビレッジになっていて、シーフードレストランやショップが並んでます。
ちょっとサンフランシスコのピア39を思い出しました。

更にCatalina AV.を南下すると、おしゃれなブティックやレストランが並んでいるエリアに出ます。
このあたりはリビエラビレッジといって、閑静なリゾート地といった趣があります。

せっかく来たついでに、高級住宅地パロスベルデスを見学して帰ることにしました。
Palos Verdes DR.を南下、海沿いに丘陵を登り始めると程なく、豪邸が見えてきます。
道路沿いに立ち並ぶ豪邸豪邸豪邸。。。ビバリーヒルズより凄いかもしれない。
一体ここに何人住んでるんだ?ホントに個人の住宅なの?と言いたくなるような豪邸ばかりです。
家の門の中に車寄せがあるなんて、ここかホテルか?!って

ここパロスベルデス半島の住宅だと、最低でも300万ドルは下らないと聞きましたが、
この海沿いの豪邸だと、一体お幾らなんでしょう?想像もつきません。。。
こんな景色を
自宅の窓から眺められるのも
お金持ちならでは。。。

アメリカは住み分けがきっちりしていて、高級住宅地と中流、下層地域がはっきり分かれてる。
日本のように、大きなお屋敷の隣にアパートが建ってるなんてことは、まず無いの。
住んでいるエリア自体が住人のステータスを表しているのです。
アメリカ人は日本人のように土地に対する思い入れとか定住志向はない。
成功して経済レベルが上がると、徐々に広い家に、そして高級住宅地に移り住むんですね。
それを目指して日々頑張る、というわけです。
嗚呼これぞアメリカンドリーム

盛りだくさんの一日

2008-06-05 19:53:20 | 学校・習い事
今日はとっても忙しい一日となりました。

朝一番に出かけたのはオレンジアイランド・カルチャーサロン(HPはこちらから)。
主にオレンジカウンティ在住の日本人向けに、趣味の教室を開催しているところ。
ヨガ、生け花、ビーズ、陶芸、キルトなどなど、いろいろなクラスがあります。
実はお友達と一緒にここの着付け教室に通うことにしたのです。今日はその初日。

まず先生にご挨拶して、簡単に着物の各部位の名称や着るのに使う小道具なんかの説明を聞く。
それから、さっそく実技の練習。今日は浴衣を着ました。
このお教室では、着物や帯はもちろん、小物まで一式貸していただけるので
着物を持っていなくても習えるのが嬉しいです。(講習終了時にクリーニング代を払います。)
“美しく着る”のはともかく、“とりあえず着れる”ようにはなりました。

普段使わない筋肉を酷使したので、明日の筋肉痛が心配。。。(苦笑)

午後からは、気の置けない仲間達がお友達のお宅に集まってナチュラル・ソイキャンドル作り。
お友達のお友達が先生なので、和気藹々とおしゃべりしながら楽しいひと時です。
ソイ・ワックスを染料と一緒に湯煎にかけて溶かし、そこに香料を入れたら、
芯をセットしたビンに一気に注ぎ込む。あとは冷めるのを待つだけ。実に簡単です。
できた作品達はこちら。
みんな、それぞれ個性が作品に出てます。
ちなみに私のはこれ→

染料はオレンジで
香りはプルメリアにしました。

キャンドルが出来上がったころ、“かばん屋さん”が到着。
この方、ハワイアン柄の布地でオーダーメイドのバッグを作ってくださる。
各々自分好みの布地を選び、形や大きさも自分の目的に合わせて細かく注文できます。
先日お友達宅で催されたオーダー会は大盛り上がりでしたが、今日がその納品日。
可愛い“わが子”とのご対面でまたもや大騒ぎ♪
私めのバッグはこちら
華やかな柄ですが、
地の黄色が落ち着いた色なので派手派手しくないのが気に入りました。

見た目以上に容量たっぷり。

受け渡しが終わったら、お菓子をつまみながらのおしゃべりに花が咲く。
時間が過ぎるのも忘れてしまいます。気が付けばすっかり陽が傾いていました。

イベント盛りだくさんで、一日フルに活動(遊び?)。今日はぐっすり眠れそうです。。。

2つめの作品

2008-06-04 12:54:30 | 娯楽
柄にも無くクロスステッチ刺繍にはまったshimaushi。
このほど2つ目の作品が完成いたしましたのでご披露させていただきます。

前回の作品(→こちら)が仕上がった後、そう間を置かずに刺し始めまして、
ダンナの帰りが遅い夜にチクチクやって、ひと月程で完成いたしました。

ほぼ、赤い糸一色という図案だったで楽でしたね。目は疲れましたけど。。。
それと、仕上がりをあまり大きくしたくなかったので目の細かい布地を使ったから、
場所によっては縫い目が混んでいて、糸を巻き込んだりして時折イラッとなりました(^^;

でも出来上がってしまえば、ただただ可愛い

フランス語はさっぱりですが、聞くところによると「我が家へようこそ」って意味だそうです。
なので、図案の下の方に、日本の自宅を建てた年月を入れてみました。
日本に持って帰ったら、ぜひ玄関に飾りたいです。

ユニスタで大火事

2008-06-01 22:27:03 | 雑記帳
今日の早朝、ハリウッドのユニスタで火事が発生したらしい。

臨時ニュースで流れる映像は、映画の特撮を地で行ってるほどの凄まじいもの。
スタジオからもうもうと黒鉛が上がり、時折爆発が起きているらしい映像も入る。

夕方になってようやく下火になったみたいですが、幾つかのスタジオが消失したといいます。
USH名物スタジオツアーの目玉の一つ“キングコング”や、
映画『Back to the Future』の時計台のシーンの撮影などに使われたニューヨーク通りは、
相当な被害を受けたようです。
しばらくはスタジオツアーできないかもね。少なくともコースは変わっちゃうでしょうし。。。
在りし日の
キングコング

ニューヨーク通りって、
この辺だったかな

実はウチ、先月3日にゲッティセンターに行った時、帰りにユニスタに寄ったんですよ。
スタジオツアーだけ観て帰ってきたんですが(←年間パスポート持ってるもんで(^^;))
あれがキングコングを観た最後になっちゃったのかぁ。。。運が良かったというべきか?

ユニバーサルスタジオ・ハリウッド公式ホームページ→こちら
※(注意)音が出ます!


岩の芸術を巡る旅~終わりはラスベガス

2008-06-01 20:24:25 | 旅行:ザイオン・ブライス
旅の備忘録もそろそろ締めないと、ですね。

トレイル歩きから戻ったら、着替えてロッジをチェックアウトしてから、もう一度展望台へ。
朝の青空はどこへやら、いつの間には頭上には一面重苦しい雲が垂れ込めてきました。
気温も下がり、またもや雪が舞い落ちてきた。お腹も空いたのでそろそろ引き揚げ時。

ランチは、昨夜と同じくロッジのダイニングルームで。
すっかり体が冷えたので、食前からホットコーヒーを頼んでしまいました。
ダンナはバーガー(左)

私はサンドイッチの
スープコンボ(右)

食事中、窓の外を見るといつしか雪が、積もるほどではないけれど本格的に降り始めてる。
だ、大丈夫か。今日はこのあと山越えがあるのに。。。

午後1時、ブライスキャニオンを後にします。
UT-63からUT-12を戻り、US-89に出たら右折で北上。Panguitchの先で左折してUT-20に入る。
ガイドブックによると“急いでいるならこちら”と紹介されていたルート。峠越えが若干短い。

頭上の雲はいっかな晴れる気配なし。それどころかフロントガラスにポツポツ当たるモノが。。。
気温もぐんぐん下がってきて、見れば道路脇にはうっすらと白いもの。
ちなみにこのとき車内温度計は32F(摂氏0℃)を示してました。

どうしよう、
チェーン積んでないのに・・・

我々の祈りも空しく、峠に向かうにつれ、雪は激しく降りだした。やばいよ!!
比較的大きな道とはいえカーブは多いし、逆にスピードが出ていて却って怖い。

自分はもちろん、周りの車が運転ミスしても大事故になりかねない状況で、ムチャクチャ緊張。


しかし峠の頂がピークで、下りに差し掛かる頃になると徐々に視界が良くなり、
無事峠を超えると雪も止んだ。はあぁ、命拾い。。。

I-15に入ると、先ほどの天気が嘘のように見る見る雲が晴れて、青空が広がってきました。
行きにも通った山道。

ここで雪に遭わなくて
よかったかも。。。

ラスベガスについた頃には車内の温度計は86F(摂氏30℃)を示していました。
一日の気温差、激しすぎ~
今日のお宿はモンテカルロ
先だって火事があったそうですが、その痕跡は全く見受けられません。

今日の夕食は
リオRioシーフード・バフェにて。

2月に来た時には改装中だったのでリベンジです。

案の定すごく混んでましたが、待った甲斐のある内容でしたよ

食後は夜のストリップを散歩。TIの美女達のショーを観て
街のイルミネーションを楽しみ
ベラッジオの噴水ショーを堪能して

もちろんカジノも! 勝敗は?って、、、一攫千金は難しいですね~
翌日も、
ベネチアンでゴンドラの船頭さんのサンタルチアを聞いたり、


新しくできたホテルを探索したりして、昼過ぎまで遊んでた。

最近遠出が重なってたので、
「ラスベガスは近い~」と妙な錯覚に陥ってます。

途中、ネバダとカリフォルニアの州境にあるファッションアウトレットを覗く。
ホームページはこちら

ここにはキッチン雑貨のWilliams-Sonoma
(ホームページはこちら
のお店があるので
一度寄ってみたかったんですよ。
メモリアルデーのセールが終わった直後で、若干品薄感がありましたけど、
ダンナは気に入った財布があったようで、ちゃっかりゲットしてました。

その後、アーバインまでの帰路は渋滞にも出会わず順調そのものでした。
4日間の総走行距離は1,130mile(1,818km) 今回も随分たくさん走りましたね~
無事に楽しく旅行を終えられてよかったよかった。

岩の芸術を巡る旅~ブライスキャニオン②

2008-06-01 09:46:00 | 旅行:ザイオン・ブライス
5月26日(月)アメリカはメモリアルデーの祝日。
昨夜は寝る直前に、きれいな星空を眺めました。
ここは全米で最も空気が澄んでいる場所の一つで、夜空の美しさは格別なんだそうです。
でも夜中に目が覚めてもう一度外に出てみたら、雲が出て星はすっかり隠れてしまってた。
山の天気は変わりやすい。翌朝の天気が心配だなぁ~
(なにせ天気予報では“最低気温-3℃、にわか雪注意報”)
と思っていたんですが、目覚めてみれば嬉しい方向に予想は裏切られ、爽やかな青空

今朝の朝食は、昨日のうちにジェネラルストアで仕込んでおいたサンドイッチ。
このお店、ロッジからは少し離れていますが、品揃えが良い。
キャンプ用品や食材はもちろん、サンドイッチなどの軽食も数種類あって選べるのが嬉しい♪

腹ごしらえが済んだら早々に出かけます。向かったのはサンセットポイント
朝日を浴びるフードゥー達は、未だ半分眠っているかのようです。

左サイドはこんな感じ

ここから始まるナバホ・ループ・トレイルは、一周1~2時間程度の中級向けトレイル。
見どころが多く変化に富んでいて面白いと、ガイドブックも、実際ここを歩いた人も褒めてた。
というわけで、トレイル写真集のはじまりはじまり~

午前8時、出だしからいきなり急勾配のスイッチバックでガンガン下ります。
狭い岩の隙間に声や音が吸い込まれていくよう。
Silent Cityと呼ばれるのもわかる気がします。

一気にフードゥーの足元まで下りました。
見上げると、その大きさに改めて圧倒されます。

この辺りはWall Street
狭くて暗い谷底から、空に向かって伸びるモミの木たち。
たくましいったら!

フードゥーの林?を一旦抜けました。

頭上に怪しい黒い雲、、、
と思っていたら雪が落ちてきた!!
(晴れてるのに!)

谷底から崖の上を仰ぐと、いろいろな形の岩がこちらを見てる感じ。

日陰は本当に寒くて手がかじかんでくるほど。

日当たりのいいところでクッキーを食べて休憩していたら、匂いをかぎつけてリスが寄ってきた!
(でも、あげないよ~)

そろそろ登りに入りました。

フードゥーの間を縫って進む。
下った分だけは登らなきゃいけないからキツイっす~

岩峰の裏側に出ました。
こちらの斜面は東に開けているので、既にカンカン照りです。
暑い、、、

(雪はとうに止みました)

トール(雷神)のハンマー
Thor's Hammer


またはE.T.とその3兄弟?
(↑ガイドブックに書いてあったけど意味不明)

遠くの岩峰がピラミッドと神殿のように見えました。

手前はトールのハンマー

崖上はご覧の通りですが、谷底はまだまだ暗い。

一日中陽が当たらないところもあるようで、
岩陰にはまだ所々残雪がありました。

午前9時半、無事にスタート地点に戻ってきました。
太陽もすっかり高く上りました。谷の左サイド、スタート時を比べてみてください。


この奇岩たち、崖の上から見ているだけでも充分面白いのですが、
実際にフードゥーの脇を歩き、足元から見上げるとまた一驚、じゃなかった一興です。
グランドキャニオンもそうでしたが、岩の間を下りていって初めて感じられるものがあると思う。
うまく言葉にできませんが・・・
時間があれば是非、一番短いのでいいからトレイルを歩いてみて欲しいです。