カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

アメリカ合衆国大統領就任式

2009-01-21 09:20:42 | 映画・TV
2009年1月20日(火)、アメリカ合衆国に44人目の大統領が誕生しました。

ワシントンの20日正午頃というと、日本時間では21日の午前2時前後ですが、
深夜にも拘らず、NHKが就任式典の模様を生中継してました。
やはり4年に一度のイベント、しかも今回は特にアメリカ初の黒人大統領。
アメリカの歴史に新たな1ページを開いたとも言える特別なものということで、
世界中が注目していたといっても過言ではないでしょう。
というわけで、私も夜更かしして見てしまいました。

前評判のとおり、就任式典には多数の人々が詰め掛けてましたね。
会場のワシントンD.C.のナショナル・モールは、去年の夏に訪れたばかりとあって、
建物の位置関係や規模なんかがわかるので、特に興味深かったです。
あそこを埋め尽くすほどの人って、、、想像するのがちょっと怖いくらい。
しかし、それだけ新大統領のもたらす“変革”をみな待ちわびているのでしょう。
今のアメリカの人々がどれだけ新大統領に期待しているか、推して知るべし、です。

就任演説は、現在のアメリカが危機的状況にあることに言及しつつ、
国民一人ひとりが己の責任を自覚し、共に困難に立ち向かって行こう
という呼びかけになっていました。
別に彼は“魔法の杖”をもっているわけじゃないですからね。
彼が大統領になった途端、この閉塞した状況が一気に打開されるわけじゃないってことを
はっきりさせておいたというところでしょうか。
また、人種問題に言及していた点には注目。
選挙戦の間はあまり言ってなかったと思うだけに、ちょっと驚きでした。

しかし、同時通訳って聞きづらいですね~
結局、後からネットで内容を確認しましたよ。。。

それにしても、就任初日からNYダウは大幅安、為替も対円対ユーロとも下落と、
新大統領はのっけから厳しい洗礼を受けました。
今後どんな対策を打ってくるのか。目が離せません。


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