カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

サンフランシスコに行ってきました(2)~ケーブルカーとクラムチャウダー

2007-10-11 17:02:38 | 旅行:サンフランシスコ
10月7日(日) サンフランシスコ滞在2日目。
今日は我が家の愛車カムりんにはお休みいただいて、脚で市内を回ります。

午前7時半、ケーブルカー発着所に向かいます。
ユニオンスクエア周辺にはまだ日光は差し込まず、上着無しでは寒くていられません。

発着所で黒人のお兄ちゃんが「日本人か?ケーブルカーに乗るのか?」と聞いてきました。
そして頼みもしないのに(苦笑)手にしたガイドブックを見せながら市内観光のアドバイス。
「フィッシャーマンズ・ワーフに行くなら、2番目に来るPowell-Hyde線に乗れ」とか何とか。
「はいはい、ありがと」とチップ$1を渡すと、ガイドブックをくれて離れていった(笑)

そうこうしてる内にケーブルカーが入ってきました。
これから運転士と車掌さんが手で押して方向を変えるんです。

まず回転台の脇についている看板みたいなのを背中で押して台ごと回します。

で、次に後ろから線路に向かって押し出す。。。

見てる限り、そんなに重くて大変~という感じはしませんでした。

さあ、乗り込みましょう。
前の方の席は窓無しで、道路の外側に向かって座る、いわば観光客用の席。
当然みんな我先にとそちらに向かいますが、ウチラは後ろの窓有り席に座りました。
だってダンナが「30分くらい乗るんでしょ?寒いよ~?」って言うんですもん。。。
後ろの方の席には通勤?と思しき中国人系のおば様たちも多数乗り込みました。
車掌さんが乗り込んでベルを鳴らしたら出発進行。

さっそく検札。ケーブルカーの運賃は片道$5.00、往復$10.00、
他に、ミュニバスやミュニメトロも乗れる一日券$11.00があります。
チケット売り場で予め買えますが、乗っちゃってから車掌さんから直接買ってもOK。

ケーブルカーは思ったよりゆっくりとしたスピードで進みます。
出発してすぐに登り坂に差し掛かります。結構な傾斜で、板敷きの座席の上でお尻が滑り落ちる!

途中で通勤のおばちゃんたちは降りたけど乗り込んでくる人も結構居て、車内はほぼ満員状態。
ギシギシいいながらゆっくりゆっくり登っていくケーブルカーに、おもわず声援を送っちゃいます。
頑張れ~

坂を上りきると、行く手に海が見えてきました。今日もいい天気! 海が青い!!

ここからは下り坂。かなりの角度で下りていきます。座席の上でお尻が前に滑っていく~
写真を撮ろうと立ち上がった乗客に、車掌さんが手すりを離しちゃダメ!と注意。
確かに危ないです。

前方の中央に操車機器があって、運転士さんが手と足を使ってスピードを調整してます。

今度は運転士さんに声援。頑張って~

そんなこんなで約30分かけて終点Taylor St.に到着。
窓有りの席に居ても、すっかり冷えてしまいました。ダンナの選択は正解だったか

ケーブルカーを降りて3ブロックほど歩くとフィッシャーマンズワーフ。


さあ朝食。名物のサワードゥーブレッド+クラムチャウダーをいただきましょう!
向かうはBoudin Sourdough Bakery & Cafe。

2階がレストランになってますが、1階のベーカリー脇にもテーブル席があって食事できます。
クラムチャウダーはBread Bowlのとそうじゃないのがあるので要注意(笑)

クラムチャウダーは少し塩味が強いかな。
パンは単体だとかなり酸味を感じますが、クラムチャウダーに浸して食べると全然気になりません。
ケーブルカーに乗っている間に体がすっかり冷えたので、
温かいクラムチャウダーが本当に美味

実はこのBoudin、近くのサウスコーストにもテナントで入ってるんです。
でもやっぱり“サンフランシスコで食べる”ってのがいいんだよね~


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