カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

氷河&密林を歩こう(4)氷原道路の終点ジャスパー

2009-09-10 09:13:56 | 旅行:ロッキー&オリンピック
8月23日(火)時刻は午後3時を回りました。
名残は尽きませんが、コロンビア大氷原に別れを告げ、先へ進みましょう。

見学ツアーを終えた頃から、辺りはガスってきました。山の天気は本当に変わりやすい。
アサバスカ氷河の隣の谷にある
スタットフィールド氷河
Stutfield Glacier


山頂に雲がかかってしまってて、よく見えません~
ほどなく、空からは雨粒が落ちてきました。
車のスピードが速いこともあって、なかなかの激しさで窓に叩きつけてます。
雨の景色もそれなりに楽しいですけど、山やその頂にある氷河の様子を伺うのは難しい。
朝から見所満載で興奮の連続だったもんで、ここへ来て気が抜けて、ついウトウト
。。。と無意識に舟を漕いでたら、アサバスカ滝に到着しました。
よかった、雨あがった♪
アサバスカ川とサンワプタ川が合流し、水量が増したところにある滝です。
遊歩道があって、様々な角度から滝を見ることができます。
滝のすぐそばまで寄ることが出来ます。水路湯が多くて、なかなか迫力があります。
展望台が近すぎて、滝の全貌がフレームに収まらない。
勢いのある水が岩壁を削って激しい勢いで流れて行きます。
と、ここでまた雨が落ちてきた。
慌てて車に戻ると、またもや激しく降り始めました。
ここが今日見学する予定の最後のポイントだそうですのでグッドタイミング、かな

激しい雨の中を車を走らせること約30分、文字通り突然、パタッと雨が止みました。
雨雲の下を抜けたらしいです。
ジャスパーの町に入る頃には、空はすっかり綺麗に晴れ渡っていました。

午後5時、93号線Icefields Parkwayの終点の町ジャスパーJasperに到着しました。
カナディアン・ロッキーの北の玄関口であり、ジャスパー国立公園の中心ですが、
最寄の空港から離れているため、バンフに比べて観光客が少なく静かな町という印象です。
町の周囲を高い山が取り囲む。

今日の宿泊先はこちら
Tonquin Inn

100 JUNIPER ST.,
JASPER, ALBERTA

TEL:(780)852-4987
TOLL FREE:1-800-661-1315

※ホームページ→こちら
部屋はモーテルタイプ

チェックイン後、ガイドのMさんと別れたのが午後5時半。
まだ充分に明るいので、買出しを兼ねて町を散策に出かけました。
町のシンボル
エディス・キャンベル山
Mt.Edhith Cambell
町で日本人の姿は全く見かけませんでした。
バンフとはえらい違い(笑)

国立公園とともに町の中心であるVIA鉄道(大陸横断鉄道)の駅
西はバンクーバー
東はモントリオール

VIA鉄道(VIA Rail Canada)は大西洋沿岸から太平洋沿岸までを結ぶカナダの大動脈なのです。

買出しを終えてホテルに戻ると午後7時。そろそろ晩ご飯にしましょう。
今夜の夕食は
ホテル内のレストラン
Tonquin Prime Rib Village にて

「カナダでは是非、アルバータ牛を食べてくださいね♪」
初日のガイドさんにそう言われていました。
で「お奨めの店は?」と尋ねたところ、バンフの某レストランとここを挙げてたんです。
たまたま選んだホテルなのに、何て偶然!これは行かねば~でしょう。
というわけでお約束の(笑)
アルバータ牛のプライムリブ・ステーキです。

付け合せは温野菜と
ポテト(フライドorベイクド)またはライスサラダが選べました。
まずはそのボリュームに圧倒されます。
身が赤くて、厚切りのローストビーフのように見える(これで焼き加減はミディアム)。
普通のステーキ肉と較べて脂身が極端に少ないので、味はどちらかというと淡白です。
例えるなら、普通のステーキが“トロ”、アルバータ牛は“赤身”って感じでしょうか。
スープのようなあっさりしたソースで、肉そのものの旨みを味わいます。
ジューシィで柔らかくて、女性にも食べやすいと思いました。
食後はカフェラテ

シナモンが効いていてカプチーノみたいでした。
これはカナダだから?
ホットなのにガラスのコップで出てきたのもカナダ流かな。。。
そういえば、食前にアイスティーを頼んだら砂糖入りの甘いのが出てきました。
これもカナダ流?