南相馬市から９月１８日

『お葬式』

サイヤの隣の放射能測定センター　とどけ鳥　の代表が亡くなりました。
小高区で双葉旅館をされている方です。
震災後　多くの人たちがこの地に訪れて双葉旅館に泊まったそうです。
私にとっては突然でしたが　葬儀での話では病気が進行していたそうです。
それでも　会えば元気そうでしたので　。７７歳だそうです。
まだまだ　やることがあったと思います　残念ですね。
これで　とどけ鳥も閉鎖になりそうです。
これまで　震災から　多大な貢献をしてきた施設ですが　十分に役割は果たしたと思います。
放射能　原発事故から始まった新たな災害。
多くの人が経験していない災害。
あの時は　もうこの地では住めないのか　帰れないのか　と　多くの人が思ったことでしょう。
ベクレル　シーベルト　って　なに？　から　始まった放射能の知識。
知らないということは　不安にもなります。
不安を抱えながらの復興　復旧でした。
その不安も　とどけ鳥があったらこそ　解消されていきました。
正しい知識を持った方たちが近くにいることは　心強いことでした。
１３年半が経ち　役割は違う形で続いていましたが　ここの拠点は無くなっても　双葉旅館さんが
これからも　続けていくことでしょうね。
ご苦労様でした。
多くの人に見守られながら　旅立たれました。