故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.1.128 「チンコロ」のお話。

2017年02月01日 | 日記

新潟県十日町市の「節季市」で縁起物として販売されている「チンコロ」とは、≪可愛い子犬≫のことを意味するという。“しんこ(米粉)”で作られた縁起菓子である。


「子犬」のほか「猫」や「十二支」などをモチーフにひとつひとつ手作りされ“魔除けや“福を呼ぶ縁起物として県内外から人気を集めている。昔は「囲炉裏」で焼いて食べたが、近年は飾り物として用いられているという。


大量生産ができない手作り菓子のため、最近ではすぐに売り切れるほど評判が高い。先日、地元に住む私の親戚から“子犬と今年の干支である“鳥の可愛らしい「チンコロ」を頂戴した。


よく見ると「ひび割れ」があったが、この「ひび割れ」が多いほど“厄除け”や“幸せを呼び込む”と言われている。


魔除け”や“福を呼ぶ縁起物”として人気を集めている「チンコロ」。

子犬(右)と鳥(左)。

「チンコロ」に付いていた説明書。