故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.943 「横山寺」のお話。

2016年07月31日 | 日記

私はこれまで“大連には何回となく来ているが「横山寺」を訪れるのは初めてであった。このお寺は漢時代に開山した修行寺である。戦火で荒廃したため、2004年の秋に再興されたという。


境内は広く、建築物は手入れが行き届いているのか、10年以上経過した今も最近完成したような錯覚を覚えた。「山門殿」「元通宝殿」「天王殿」「蔵経楼法堂」の4つの主殿と「鐘楼」「鼓楼」など8つの副殿からなっているスケールの大きなお寺である。


30度を超える暑さの中、石畳の上を歩いて参拝していると汗が滴り落ちてきた。本堂では黄色の袈裟を身に着けた10数名のお坊さんが信者と一緒にお経をあげていた。名物の精進料理のような「福寿麺」が美味しいというので注文した。


テーブルに運ばれてきたのはインスタントラーメンのカップに野菜とキクラゲと油揚げが入った“うどん”であった。期待していたが、10元(日本円で約160円)では仕方がないのかもしれない。


インスタントラーメンのカップに入った“うどん”。



 



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