故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.656 「広島平和記念資料館」のお話。

2015年10月18日 | 日記

私達が宿泊した法華ホテルから徒歩約10分でこの「広島平和記念資料館」に到着する。朝の散歩時と試合までの時間調整で計2回、ここを訪れた。入館料は50円と格安。入館料を無料にすれば人件費も削減できると思うのは私だけだろうか。私は300円で説明テープを借り、館内に入った。

 

会場の入口には原爆投下のあの「きのこ雲」の写真が展示されていた。続いて被爆当日、背中に大やけどを負って佇んでいる一般市民の大きな写真が目を引いた。死者は推定で約14万人という。「焼けた瓦」「溶けて曲がった鉄骨」など投下された原爆の威力は想像を絶する。

 

秒速440mの爆風、4.000度にも及ぶ熱風の凄まじさを現物やパネルで展示していた。一瞬にして死亡した広島市民の写真のほか、今でもガンや白血病など後遺症に悩まされている人々の姿も展示されていた。

 

昨年、私が訪れた中国・南京大虐殺記念館(正式名称⇒「侵華日軍南京大遇難同胞紀念館」)と比べると、この資料館の展示スペースは10分の1にも満たないが、戦争の悲惨さはどの国でも同じ。私はここでも平和の大切さを改めて勉強させられた。

 

 被爆当日、背中に大やけどを負って佇んでいる一般市民の大きな写真。

会場の入口には原爆投下のあの「きのこ雲」の写真が展示されていた。

今でもガンや白血病など後遺症に悩まされている人々の姿も展示されていた。