故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.590 「朝市」のお話。

2015年08月13日 | 日記

午前6時からの「早朝散歩」を楽しんだ私達は宿泊していたホテル近くにある「朝市」を見学した。最初に「果物」を販売しているコーナーに立ち寄った。「ブドウ」「桃」「スイカ」「メロン」「ザクロ」などのほか「グーニャ(娘)」という食用ホオズキの実が売られていた。若い女性販売員に「1個、食べてもいいですか?」と聞いたら試食させてくれた。

 

この発音で私は香港人と間違われた。美味しさと珍しさもあり、500gを6元(日本円で約120円)で購入した。この市場は「果物」コーナーのほかシャツやズボンの「衣料品」、靴、スリッパ、メガネなどの「日用雑貨品」、ナス、キューり、トマト、ジャガイモなどの「野菜」が数カ所で販売されていた。日本の「野菜」と比べると長さ・太さなど、全てにおいて大きいのが特徴。

 

鑑賞用の「金魚」や食用の鮒、鯉、ナマズ、ドジョウなどの「魚」、この地方特産の「蜂蜜」「ブルーベリー」などもあった。また壺の中に入った地元の「お酒」などを含め、朝市では豊富な品物が並んでいた。多くの人でごった返していると思ったが、開店したばかりの店もあり、平日のせいか思ったよりも買物客は少なかった。

 

この場所は私達の≪観光コース≫ではないが、「朝市」見学はその地方の食生活や異文化などに直接触れることができる貴重な体験場所でもある。

 

 一番手前に「娘」という食用ホオズキの実が売られていた。