故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.582 「歓迎会」のお話。

2015年08月05日 | 日記

ハルビン空港到着後、入国手続きには予想以上の時間がかかった。それは韓国のインチョン空港、台湾の台北空港、それに新潟空港からの航空便がほぼ同時に到着したからである。結局、ハルビン空港の外に出たのは到着後1時間30分以上経過してからであった。私達は当初予定の黒龍江大学へ行くのを諦め、ハルビン駅近くのホテルへと直行した。

 

そこで私は懐かしい人と再会した。私の長年の友人で「歓迎会」の主催者である房為民さんご夫妻。それにいつも温かい歓迎をしてくださる黒龍江省中国国際旅行社の高鋭部長さんと今回の添乗員である田龍さんの4人。私達、中高年の4人の計8人で懐かしい人との楽しい「歓迎会」が始まった。

 

挨拶の中で、房さんは「ハルビンでは旅に出るときは《餃子》、旅から戻ると《ラーメン》を食べることになっている。《餃子》を食べて元気に出発してください。」とお話された。地元の≪ハルビンビール≫で乾杯した後、アルコール度が45%の《二鍋頭》という白酒でさらに乾杯を重ねた。

 

美味しい本場の《餃子》がテーブルの上に豪快に出てきた。懐かしい人と心温まる交流を楽しんだ後、久しぶりの再会の余韻を残しながら、私達はハルビン駅から中国・内モンゴル自治区のハイラル(海拉尓)駅に向かう夜行寝台列車に飛び乗った。

 

 懐かしい人との「歓迎会」が開催された。

地元の≪ハルビンビール≫で乾杯。

アルコール度が45%の《二鍋頭》という白酒。

差し入れされた悪れ酔いしないアンプル。

歓迎の挨拶を述べる房さん。

ハルビンでは旅に出るときは《餃子》を食べる。

ハルビン駅前の駐車場。

混雑している待合室。