故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.141 「水道の水」のお話。

2014年05月21日 | 日記

先日、開催された「古町どんどん」の一角に面白い“ブース”が目に止まった。それは新潟市水道局の“ブース”で新潟市のおいしい水道の水の宣伝をしていた。この日“ブース”に用意されたミネラルウォーターは全部で4種類。フランス産の「Evian」(エビアン)と「Contrex」(コントレックス)それに静岡県産の≪おいしい水「富士山」≫。

 

そして4本目は新潟市の水道の水を詰め込んだ≪柳都物語≫というボトル。水道局の職員からコップに少しずつ4種類のミネラルウォーターを入れてもらい、味わってみた。フランス産の水は世界的に有名であるが、私にとっては少しクセがあるように感じる。理由はカルシウムやマグネシウム分が多く含まれているという。

 

資料を見せてもらうと、例えばカルシウム分は新潟市の水道の水を詰め込んだ≪柳都物語≫は1ℓ当たり4.5mgに対し、フランス産の「Evian」は80.0mg、「Contrex」は468.0mg、≪おいしい水「富士山」≫は8.5mgという。逆に販売価格は≪柳都物語≫が一番安く、水道水料金並みの価格である。

 

中国・黒龍江大学に勤務していた時代、教員住宅の水道の蛇口から直接水を飲むことができず、毎日、ミネラルウォーターを飲んでいたことを思い出した。日本に帰国し、私は水道の蛇口から直接、おいしい水が飲める幸せを感じている。

 

新潟市のおいしい水道水の宣伝をしていた。