故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.139 「豪雪地帯の庭の花」のお話。

2014年05月19日 | 日記

今年の4月15日付けNo.105「残雪とそば」の中で、妻の生まれ故郷である新潟県十日町市の残雪の話を私の「ブログ」に掲載した。日本でも豪雪地帯として知られている十日町市内には毎年数回は屋根に積もった雪の≪雪下ろし≫作業を行う。しかし、この地区の人は≪雪下ろし≫と言わずに≪雪掘り≫という。

 

そのくらい雪が降るのである。そのため豪雪地帯の家屋の周囲は屋根の雪を下ろす場所を確保するため、広い庭を持った家が多い。しかし最近では重労働である≪雪掘り≫作業を避けるために、屋根を急傾斜にして積もった雪を自然に落下させる方法や、屋根に融雪装置を付けたりしている家屋も見られる。 

その庭には雪がすっかり消え、白・紫・ピンク色などの「シバザクラ」、白・黄色の「スイセン」、薄いピンク色の「シャクナゲ」、赤い「椿」、赤・黄色の「チューリップ」、「ツツジ」などが一斉に咲きだした。豪雪地帯も1か月前の残雪のある風景から一気に春本番を迎えていた。

 

庭には雪がすっかり消え、白、紫、ピンク色などの「シバザクラ」が咲いていた。

白と黄色の「スイセン」の花。

薄いピンク色の「シャクナゲ」、赤い「椿」、「ツツジ」など。

赤・黄色の「チューリップ」。