マッチ
燐寸
いつの頃からだったのでしょう、その座を100円ライターに取って替わられたのは。
やはり煙草の火を点ける用途がなくなってしまったのが大きいのでしょうね。
個人的には、煙草を喫う時、あのリンが燃える臭いがなんともいえず好きでしたが。
ZIPPOのオイルもそうですが、マッチで喫う煙草は格別だった記憶があります。
現在におけるマッチの役割といえば、仏壇の蠟燭くらいなものでしょうか。
あれはやっぱり、チャッカマンではバチがあたるような気がします。
昔、スナックやバーのカウンターで流行ったマッチ棒パズルって憶えてますか。
「この図形からマッチ一本だけ動かして違うものにしてごらん」
これをやる奴はよく女性からモテていました。
今はマッチがないからやりたくても出来ないのでしょうけど。
そういえば昔、喫茶店のマッチ蒐めをしていた時期もありましたっけ。
↓ブックマッチ
マッチポンプという言葉も最近聞かなくなりました。
ライターポンプじゃサマになりませんし。
昔、旅先のホテルの灰皿に入ってるマッチを、使いもしないのに記念品として持ち帰ったりしました。
そのいくつかが今も残ってます。
何十年ぶり(?)かで、1本すって火をつけてみました。
懐かしい匂いでした。
…と言うか、部屋のニオイ消しにいいかも知れませんね、これ ^^
1本でかなりの効果です。ゴホゴホ。
喫茶店も最近はスタバ、ドトール、エクセルシオールとかのセルフのお店しか行きませんし、マッチ自体置いていないでしょう。ましてや愛煙家にとって肩身の狭いご時勢ですからね。チェーン店はWEBでのマーケティングが確立していますが、昔ながらの喫茶店は今でも宣伝用にマッチを使っているのかな。
あの燐が燃える臭いと一緒に煙草の煙を肺に吸い込むと立っていられないほど、かなり効きました。笑
いつもテーブルの上に必ずあった「徳用燐寸」の赤い箱が懐かしいですね。