・カブラ( 鏑 )矢の音が響く。
・畑にカブラ( 蕪 )の種をまいた。
テキ
かぶら
やじり
かぶらや
鏑
【解字】形声文字。金+啇。音符の啇(テキ)は、いくの意味。敵に向かって飛んでいくやじり・かぶらやの意味を表す。
- かぶらや。鏑矢。射ると音を出して飛ぶ矢。先に蕪(かぶら)の球根に似た中空の球をつけ、その先に。雁股(かりまた)をつけるからいう。鳴鏑。
- やじり。矢の先。
<新漢語林より>
ブ
ム
あ(れる)
かぶら
しげ(る)
みだ(れる)
蕪
【解字】形声文字。艸(草冠)+無。音符の無は、おおいかくすの意味。草がおおうほどにあれるの意味を表す。
- あ-れる。雑草がおいしげって荒れる。「荒蕪」
- 雑草。
- くさはら。荒れ地。
- のがれる。
<新漢語林より>
同訓異字ですが、迷いようがありませんでした。
正直、どちらの字も皆目見当もつきませんでした。
「かぶら」というと、千枚漬けで名高い京都のかぶら漬けを思い浮かべます。
でもわたしの中では、「かぶら漬け」であってけっして「蕪漬け」ではありません。
「蕪」という字は、
与謝蕪村を連想するなとか、似た名前で与謝野晶子のみだれ髪は蕪れ髪と書くのだろうかとか。
「鏑」も、
~矢の先に蕪の球根に似た中空の球をつけ・・・
とあるので、語源は蕪からきているようです。
じゃあ別に「蕪矢」でいいと思うんですけど、、
今日は画像大きめ。
流鏑馬の行事は年1回テレビでお目に掛かります。地元の郷土芸能保存会?の方がやっていると思われますが、最近は結構的を外す人も多いですね。いよいよ那須与一の出番でしょうか。