MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

農家に嫁いだ女 危険な同居愛

2022-03-05 23:37:37 | OV
3月2日にBREEZEからリリースされたこの作品
2018年にきみと歩美さんの都会の女が田舎の農家に嫁いで巻き起こるエロチック騒動を描いた「農家に嫁いだ女」から始まり、翌2019年には「農家に嫁いだ女 熟れた果実 」、2021年の「農家に嫁いだ女 禁断の収穫」に続く第四弾に当たるこの作品の主演は
結城るみなというAV女優さん

わたしにはお初というか、よく知らないAV女優さんなのでネットで調べたら
なんと皇室御用達のエスカレーター学校のエスカレーターの教育課程を順調に乗っかって
なんと大学ではミスキャンパスに選ばれての業界入り
最初っから売れるわけもなくでのAV業界に転身して二年
なんと覚醒剤取締法違反で逮捕されて・・・二年のブランクを経ての再デビューしたばっかで
この作品に出演されたようですね


ブランクは多分に初犯ですから裁判では執行猶予付きの刑期明けでの再デビューみたいですね
これは個人的な感想でしかないのですが、この容貌でよくまぁミスキャンパスに選出されたなぁ
って思えるお顔でしたが、おっぱいは完全なる私好みなちっぱい女優さんでしたが・・・
演技も艶技もまだまだのようですね
完全にベテラン栗林里莉さんに喰われていましたよね


農家に嫁いで4年、兄嫁として子をなさぬことに義父から責めらてて
実際には夫が無精子で実は子ができないでいたものの
男の意地でそこは認めたくない夫に安藤ヒロキオさん
そんな気持ちの捌け口として元カノで東京で挫折してUターンしてきた栗林里莉さんとできてしまい家にも帰らんし

そんな義姉に想いを寄せてる小説家志望の弟
まぁここまでなら定番のプロットになるんですが
一応この二人は禁断的に結ばれるんですが、いざ離婚って時に
この弟の情事で孕んでしまったようで
結城るみなと安藤ヒロキオは元鞘に納まる


ちょっとした小ツイストのはオチでしたねぇ
しかし、何故にあれだけの亭主からの仕打ち、義父からの口撃
そして義弟からの真剣な告白を受けても
彼女はこの家の主婦でいることには固執していたんだろうって
個人的には思うものの、それでいいんだっていう力技でのエンディングが心地良いのは何故だろう?

鬼脚助二郎監督の作品としては「オープン・マリッジ〜ある夫婦の体験記〜」に続いて二作目ですが
こんだけきっちり撮るというか一人で脚本書いて、監督しつつ撮影や照明と色々やる人も珍しい

切り口の違う記事はコチラ

2021年製作、日本OV、Breeze作品
鬼脚助二郎脚本・撮影・照明・編集・監督作品
出演:結城るみな、安藤ヒロキオ、神羅万象、大原誠弐、栗林里莉


コメント
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ナチス・バスターズ

2022-03-05 17:25:56 | 洋画
最近のロシア映画は第一次、第二次の戦争映画が大量に作られていて
大抵が真実に基づいた的な、そして最後には国威発揚的なプロパガンダ映画として製作されて居ますが
戦争映画でもたまには「T–34 」みたいな徹底した娯楽作品も作られているのですが
この作品もある意味そっち方向の娯楽映画の分類に入る作品
ただ最後に“無名戦士に捧ぐ”ってはいっちゃったのが
ここんとこのプーチンさんの強硬な意思を見るにつけ
やばいなぁって思わずにはいられない

ロシア語は分かんないが、多分に原題は“赤い亡霊”だと思う
配給会社のアルバトロスがタランティーノのあの戦争映画に邦題を寄せてきただけでしょうが
あながち遠くもない作品

基本“赤い亡霊”って呼ばれるナチスをたった一人で狙撃して殺しまくる男のお話だと思っていましたが
逸れたのか、6人のロシア兵と妊婦さんたちが、30名のドイツ兵たちと野中の農家で戦闘するだけのお話
雪ん中での戦争映画なんだけど画像的にどことなく西部劇を彷彿知させる映像でしたねぇ
ここいら監督自身がタラちゃんのファンのように思える画風

ドイツ軍はトラップとしてこの農家の中に毒入りの食事と酒の用意をしただけだったり
無差別に農民を惨殺したりと、徹底したワルに設定されてます
そうだからこのコントラストとして”赤い亡霊”という存在の有効性が強調されているんですが・・・・

敵の将校さんが風呂に入ってるときにロシア兵と戦闘になってマッパで戦い
さらにそこいらにあった女もののドレス着て逃げる格好が面白かった
でもちゃんと味方にであって復讐にはやってくるんですね
その間に妊婦さんは7ヶ月半で出産しちゃうんですね
そして戦闘要員から離脱しちゃってるわけで・・・

クライマックスの戦闘シーンは見応え十分ですし
先に書いたように戦争映画なのに、そしてロシア映画なのに
わたしにはどこか西部劇の匂いを感じさせてくれました

まぁ、正直言って最後のシーンで理解し得たのは“赤い亡霊”っていうのはシンボルであって
実際に存在するものの、その意思は代々受け継がれていくものということだったんですね
この映画も「T−34」同様にロングヴァージョンがあるみたいですねぇ
わたしは普通に99分の尺の作品を見ましたけど・・・

2021年製作、ロシア映画
アンドレイ・ボガティレフ共同脚本・製作・監督作品
出演:アレクセイ・シェフチェンコフ、ウラディミール・ゴスチューキン、ユーリー・ボリソフ、オレグ・バシリコフ、ポリーナ・チェルニショワ、ウォルフガング・セルニー、ミクハイル・ゴレボイ、パベル・アブラメンコフ、コンスタンティン・シモノフ、ブヤチェスラフ・シクハリフ、ポール・オルリヤンスキー、ミクハイル・メリン

コメント (2)
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