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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

高レート裏麻雀列伝むこうぶち16〜無邪気〜

2022-03-21 23:12:00 | Vシネマ
袴田吉彦主演のむこうぶちシリーズ16作目で最終章です
前作「高レート裏麻雀列伝むこうぶち15〜麻雀の神様〜 」との二本撮りで、ある意味連作として繋がっていたんですね
連作ということで、前作でゲスト主役だと思っていたものの
途中で傀に負けたことから、プロ協会をも脱会して、修行に出ちゃった賀集利樹と傀との戦いがメインテーマでしたが
ある意味袴田吉彦の傀の集大成として
ここまでレギュラー出演してクライマックスでは傀との卓を囲むだけで出演されてきた下元史朗さんにも脚光を浴びせてくれてた作品でした。
 
オープニング関西弁をまくしたてマンション麻雀で荒稼ぎしてる新藤栄作さん
確か「高レート裏麻雀列伝むこうぶち4 ~雀荘殺し~ 」で傀に負けて関東というか東京所払いされて大阪の雀士だったようですが、舞い戻ってきて
まさかそのとたんに傀との勝負に・・・

二本撮りということで村野武範が引き続きプロ雀士として登場し、今作では傀とのクライマックス勝負にも挑みますが
袴田=傀シリーズの一応最終回ということで「高レート裏麻雀列伝むこうぶち3 ~裏プロ~」から麻雀好きなキャバ嬢雪乃として登場してきてた宮内こずえさん
なんと役者の傍で実生活でもプロ試験に合格していて
二足の草鞋を履いてた方だったんですね
 
って事で彼女にも敬意を表して女流モンド杯の決勝シーンが女流棋士宮内こずえとして描かれている。それによってドラマとしては実に一本に絞っての尺が足りなくて
最終回にしては散漫な未完成な作品となっちゃってるのは仕方なかったのかな
 
って事で一応今作ではちょっと無理くり前作から2年後に設定して賀集利樹と傀との闘牌で終わるものの
負けてもニコニコのは賀集クン
そこが無邪気って事だったんでしょうか
麻雀としてはもうほとんどが泣き麻雀に流れていき
闘牌シーンにしても殆ど緊張感のない勝負でした
 
チャンネルNECOでは来月からは金子昇のは傀で二本作品ですねぇ
 
2019年製作、日本Vシネマ、コンセプトフィルム作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:袴田吉彦、ガダルカナル・タカ、及川奈央、下元史朗、宮内こずえ、ひらがかんいち、新藤栄作、清水香織(日本プロ麻雀連盟)、和久津晶(日本プロ麻雀連盟)、二階堂瑠美(日本プロ麻雀連盟)、都美(日本プロ麻雀協会)、馬場裕一、土屋和彦、村野武範、賀集利樹
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スティール・レイン

2022-03-21 17:13:19 | 韓国映画
いや、見てるうちになんなんだ完全に娯楽映画に反日を盛り込んで
さらに竹島は古来韓国の領土で日本が半島統治して、戦争に負けた時に竹島(ドクト)だけは日本の領有だって騒ぎ出したみたいな韓国独自の歴史観をそのまんま入れ込んで
日本を完全に映画の中で悪者にしている作品
 
こうやって反日洗脳していくプロパガンダに文句を言うつもりは毛頭ありませんが
この作品を輸入して、さらに劇場公開させたHARKさんの勇気に拍手
っていうか、日本人のココロの広さと言うべきか
 
でもって確かに作品としては日中韓朝米と五国を実名で日中を特に日本を悪に据えて韓朝統一へ持っていくとこがすごいよね
完全なる夢物語
そして気になったのが韓国原題は「강철비2: 정상회담」って出てきたんですよ
私、血液型がAですので、こう言ったとこにはすごくこだわる性格で
韓国語はまるっきりわかんないけど、なんで2作目だけを輸入したんだって思ったら
allcinemaさんには「STEEL RAIN 2: SUMMIT」との英題が表記されてて
原題も直訳すると意味的に「スティール・レイン2:首脳会談」となるようで・・・
 
脚本書いて監督してる人がこの作品の原作者さんだと言うことと
一作目とは全くリンクしてなくこの作品だけで完結してしてるらしいと言う事がわかりました。で”SUMMIT”って言うことで半島の和平条約締結が、のちに南北統一に発展することに腐心する韓国の大統領が主役
彼の立ち合いのもと2回目の米朝首脳会談が開かれるのだが、そこには当事者3国だけの直接会談ではあるものの、半島統一されると困るというか日本と中国の思惑が間接的に絡み合い・・・
ただでさえ複雑なのに中国が朝鮮に資金を拠出するからと朝鮮軍の将軍に甘言を与え
さらに資金提供してクーデターを起こさせて
なんと米韓朝三国の首脳を拉致して北の原潜に拉致監禁して閉じ込めてしまうお話

名前は違うけど米大統領は明らかトランプさんをモデルにしており、言動が派手で豪放といおうか無頓着といおうか自己中だし
北の総書記長も年齢や体型は違うけど、明らかに金正恩に寄せているが
最終的には物わかりのがいい人物になっていましたね
そして韓国大統領は南北統一が悲願ってなってるからこれまた文在寅ですか
彼とはこれまた違うかなり知的でスマートな人物造形でしたが

中国が北を操り戦争を起こそうと企む黒幕っていうのはなんとなく理解できますし
アメリカもまた日本をつかって中国を潰そうとしてるし、
さらに日本は利害の一致から中国と手を組み日韓戦争を起こし竹島(独島)を占領しようとしてるっていうとこだけ反日的に描いてましたが

韓国は先にも書いたように映画でもやっぱり反日のプロパガンダしているのはよく知られてる(中国も映画やTVドラマで反日プロパガンダしてますよね)から反日映画は日本には入って来ないのが不文律だったんですが
今回入れて見ると、頭ではたかが娯楽映画だとは理解してても
あんまりいい感情にはならないのはやっぱ私も日本人のが端くれだからでしょうか

北朝鮮軍の将軍がクーデターを起こし、米韓朝の首脳を人質にして、核弾頭を搭載した原潜で武力行動に出るんですが、これがまた悪いやつでして中国を手玉にとって返す刀で日本に核ミサイル落とそうって画策しているんですね
そしてクーデターは軍上層部だけの行動ですから、原潜の乗組員の殆どは巻き込まれた形でして、その中に元中将で将軍様に降格された副艦長がいて、
この人のは活躍で米朝の首脳は原潜から脱走させるし、戦艦内で銃撃戦してクーデター派を倒して戦争も回避されめでたく南北は統一される
さらに竹島(独島)は日本から守れたしっていう作品ですが
 
一応後半は日朝の潜水艦どうしの戦いもあったり
北の潜水艦の中で将軍様救出のクーデター側との銃撃戦があったりと娯楽映画に徹してて
日本の右翼の大物として白竜さんも出演されていたし、って事で朝鮮語、日本語、英語が飛び交う作品で
それなりに緊張感のある作品になってて、韓国のエンタメはやっぱ面白いっても思わされるものの・・・
2時間12分の作品、ここんとこかなり長尺の作品ばっか見てるなぁ
 
2020年製作、韓国映画(日本公開作品)
ヤン・ウソク原作・脚本・監督作品
出演:チョン・ウソン、クァク・ドウォン、ユ・ヨンソク、アンガス・マクファーデン、白竜
 
コメント (2)
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